機械式時計と煙草でブログ！

　さて、先日単独で試喫したペリクですが、今回からいよいよ自家ブレンドに挑戦してみます。混ぜる相手はリーズナブルな「バージニア NO.1」で、これで私の好きなVa&Peを作ろうという訳です。

　先日のペリク単独での試喫で、この度開封したペリクは単独でさえ普通に吸える事が分かったので、今回のブレンドでは混ぜる割合を高めの１：１に設定してみます。「バージニア NO.1」を2gとペリクを2g混ぜて、4gのVa&Peにします。で、本当なら混ぜてから何日か置いて、ブレンドが馴染んでから吸うべきなんでしょうが、ちょっと面倒なので、混ぜたら直ぐに吸う事にします。

　まず、我家にあった料理用の電子秤でそれぞれの煙草を2gずつ取ります。ただし、今回使った秤の最小表示が1gなので、2gと言ってもかなり誤差が出ていると思われます。まぁ、でも、その辺を気にしだしたら切りがありませんので。（笑）
　2gずつ取ったら、それらを混ぜて、良く揉みます。「バージニア NO.1」はレディラプドなので、そのままだと解し切れていない塊がありますが、それが完全になくなるまで良く揉みます。で、パイプに詰めて着火と・・・。

　香りは、まだペリクの酸っぱい腐敗臭が強いです。流石にペリク単独の際よりもマイルドで、且つバージニアの枯草っぽい匂いが少し混ざってきますが、まだまだペリクが大きな顔をしています。味も、ペリクの酸っぱい漬物系の味がメインで、バージニアの姿も見えなくもないですが、完全に負けてしまっています。ただし、メチャメチャ美味しいとは言いませんが、不味くて吸えないという事はなく、これならこれで、こういう煙草も何処かで売っていそうです。

　喫煙中盤になって、バージニアとペリクの味わいが馴染んで来たような気がします。序盤では二つの味が勝負して、結局バージニアが負けるという風景だったのですが、中盤ではバージニアは弱いながらもペリクと同居しているという感じです。それと同時に、バージニアのアルカリ性の刺激が出てきて、ちょっと舌をピリピリさせます。

　喫煙中盤からの喫味はそのまま終盤まで続き、それで喫煙終了。後味は少しマイルドになった漬物系で、残り香もマイルドな漬物系でした。
　全体的に見て、１：１のブレンド比率だとまだまだペリクが強く出過ぎるという印象でした。また、私の個人的な好みから言えば、やはり甘味が足りない気がします。元々「バージニア NO.1」はそれほど甘味が強くはないので、もっと甘味を求めるなら別の銘柄を試す必要があるかも知れません。

　という事で、次回は「バージニア NO.1」の比率をもっと高くしてみたいと思います。


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