テーマ:パイプたばこを吸おう(1798)
カテゴリ:パイプ喫煙
随分と久し振りに新しいパイプを購入しました。それも日本製です。柘製作所の「G9加賀904スムーズ」というモデルで、日本製では少数派となる9mmフィルター仕様です。 9mmフィルター仕様のパイプはドイツ(ファウエン社)で開発され、今もドイツを中心として欧州の比較的北の方で生産されています。一方、欧州の南の方では9mmに加えて6mmフィルター仕様が多く作られ、英国と米国では主にノン・フィルター仕様が作られています。日本のパイプ市場の場合、どうも米英の影響が強いようで、主に生産されているのはノン・フィルター使用です。ですから、日本の柘製作所のパイプでもノン・フィルター仕様がラインアップの中心で、今回購入した9mm仕様のパイプは少数派です。 私は基本的に9mmフィルター派なので、メインで使用しているパイプは欧州製9mm仕様が多いのですが、日本で作られた9mm仕様がどんな物なのか以前から興味がありました。それで今回思い切って買ってみたという訳です。 柘製作所の「加賀」シリーズは、以前はノン・フィルター仕様だったのですが、ほんの2~3年前に9mmフィルター仕様が作られるようになり、今ではカタログに掲載されている「加賀」シリーズは全て9mm仕様になりました。ですから、9mm仕様の量産パイプとしては比較的新参者という事になろうかと思います。それがどんな仕上がりになっているのか気になる所です。 今回購入したのは「G9加賀904スムーズ」というモデルで、「シェイプとしてはエッグとスワンの中間的な形状」とカタログ上では言われています。ただ、実物はカタログ写真よりももっと下膨れな感じで、少しブランデーグラス・シェイプに近い形をしています。 ダボはアーミータイプに見えますが、実際は通常ダボです。ダボの締り具合は適度で、この辺の造りは良い方だと思います。 グレインは、・・・まぁ、この手の量産パイプに良いグレインを期待する方が間違いで、こんなもんでしょう。ただ、グレインに目を瞑れば、綺麗に仕上げられた外観だと思います。 火皿内径は20mmで、全長は125mmですから、デンマーク製の大柄なパイプに慣れた私にしてみれば、ちょっと小振りなパイプに感じられます。 という事で、これから慣らし喫煙を行い、その後で改めて喫味のレポートをしたいと思います。お楽しみに! [綺麗な煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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お!これイイじゃないすか(^_^)v
(2018.05.24 10:00:10)
Itop1127さんへ
グレインに見所はありませんが、それ以外の外観は悪くないと思います。後は味がどう出るかなのですが、それは追ってレポートします。 (2018.05.24 15:46:33)
六条 旭さんへ
確かに多いですよね。もしかしたらアーミータイプというのは、見た目は良いけど、作るのは面倒なのかも知れないです。ですから普及価格帯のモデルには採用し難いのではないでしょうか。 (2018.05.27 14:56:00) |
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