テーマ:パイプたばこを吸おう(1803)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
ラールセンの毎年恒例のイヤー煙草「エディション2019」を吸います。 今年の缶のデザインは、クリーム色が基調になっていて、ちょっと大人しい感じにも見えますが、なかなかオシャレです。それと、今年の缶から蓋の固定形式が変わり、素手では明け難くなりました。その代わり、側面に小さな溝が設けられ、そこにコインを差し込んで開けるようになっています。ただ、ちょっと頑張れば素手でも開きます。 ま、とにかく今年の出来栄えを見てみましょう。 開封時の香りは、かなり明確な柑橘系で、そこに他の果物、桃とかチェリーとかが少し混ざっているような感じです。カットは、一辺が5mmくらいのキューブカットが半分くらいを占め、それにラフカットが加わっています。キューブカットがメインになっているブレンドというのも珍しいです。湿気は普通です。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、開封時と同じく柑橘類中心の果物系の香りが来ました。私の好きな系統の香りです。味の方は、柑橘系の酸味が前にあって、後の方に果物系の微かな甘味があるという感じです。ちょっと同社の「ファイン&エレガント」に似ている味で、そこにチェリー系の喫味を少し加えたような感じもあります。う~ん、舌を刺す刺激も少しあるかなぁ・・・。 キューブカットがメインとなっている構成なので、火付きは余り良くありませんが、一旦燃え始めると火持ちは悪くありません。ただ、燃え進みは遅い方だと思います。 喫煙中盤では喫味の変化はないようです。柑橘メインの果物系の喫味です。やはり同社の「ファイン&エレガント」に似た喫味の部分があり、同銘柄を常備している私としては馴染みのある味に感じます。そう言えばカットも「ファイン&エレガント」に似た四角形に近い切片が多く、それはキューブカットが解れた結果の形だと思うのですが、そういう見た目にも親しみを感じます。 喫煙終盤になると少し着香が抜けてきて、微かに渋味が出て来るのですが、ながら喫煙とかだと気付かないレベルなので、基本的には最後まで柑橘系の喫味を楽しめます。 という事で喫煙終了。後味は少し甘味のある柑橘系で、残り香も甘めの柑橘系でした。 全体的に見て、同社の「ファイン&エレガント」の上級バージョンという感じの煙草だったと思います。柑橘メインの喫味は私の好みに合っていて、これがレギュラー品であれば「ファイン&エレガント」に替わる常備煙草になっていたかも知れません。 実はラールセンの100g缶は、「シグナチュア」以外が廃止になってしまうようで、そうなるとラインアップとして少し寂しい状況になります。何か新しいレギュラー品が欲しい所なのですが、今回の「エディション2019」辺りは良い候補なのではないでしょうか。限定品で終わらせるには惜しい煙草です。 [上級バージョンの煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[パイプ煙草インプレ] カテゴリの最新記事
|
|