テーマ:パイプたばこを吸おう(1805)
カテゴリ:パイプ喫煙
昨年末に購入したもう一つのパイプ「クラウン300」の方も慣らしが終わりましたので、レポートします。勿論、今回も使用する煙草はラールセン「ファイン&エレガント」です。 レポートするとは言っても、これもウィンズロウ氏の工房で作られたパイプで、やはり9mmフィルター仕様なので、喫味は他のとだいたい同じです。煙も良く冷えますし、喫味的には良いパイプだと思います。また、前回の「クラウン・バイキング」と同じように、このパイプのボウル内側にもテーパーがかかっていて、やや喫煙後半に難がありますが、前回の「クラウン・バイキング」程ではないので、こちらの方が吸いやすいです。当然、これも日常ローテーション入りさせます。 さて、ウィンズロウ氏の工房で作られるパイプの内、下位のラインとなるのが「クラウン」シリーズですが、その「クラウン」にも幾つかのグレードがあります。 前回レポートした「バイキング」が最も下に位置付けられ、グレインが最も期待できず、更に表面に瑕疵などがあったりします。ですから、部分的ラスティック仕上げになっている物が多いです。 その一つ上が「200」ですが、これは表面に瑕疵がなく、スムーズ仕上げに出来るものの、やはりグレインが美しくないと評価されたパイプのグレードです。グレインに期待できないので、濃い茶色の着色である場合が多いです。 更に一つ上が今回の「300」となりますが、グレインはある程度良くなり、表面の瑕疵もないので、そこそこグレインを見せる着色になります。 そして、「クラウン」の一番上のグレードになるのが「コレクター」です。これは「クラウン」のレベルでは最もグレインが美しく、かなり明るい色で着色されます。ただ、そういうグレードだけに、販売量が少なく、選択肢が限られます。 で、これら四つのグレードの内、私が最もお勧めしたいのが、今回の「300」というグレードです。一番下の「バイキング」は、数も多く選択肢が豊富なのですが、どうしても部分的ラスティックの個体が多く、好みが分かれます。「200」も数があって良いのですが、グレインを期待できないので、一品物としての面白みに欠ける面があります。一番上の「コレクター」は数が少なく、好みのシェイプに出会える事が滅多にありません。 で、お勧めの「300」は、グレインがなかなか良いですし、表面の瑕疵もありません。数もそこそこあるので、好みのシェイプに出会える確率が高いです。しかも、これは気のせいかも知れませんが、何故か「300」には大胆で面白い、或いはカッコいいシェイプのパイプが多いように感じます。ですから、デンマークのフリーハンドパイプの面白さを、比較的リーズナブルな価格で最も楽しめるのが「クラウン300」だと個人的には思っている訳です。 という事で、皆さんも1本使ってみてはいかがでしょう。 [お勧めの煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.03 17:30:05
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