テーマ:パイプたばこを吸おう(1805)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
ラットレーの新50g缶の続きです。今は「スリーノギンズ」を吸っています。ラタキア物で、今回の新50g缶の中では最もラタキア感が強いと思うのですが、世間一般の基準からすると、ラタキアの度合いは低い方だと思います。日常的にはラタキアを余り吸わない私でも、この「スリーノギンズ」くらいまでのラタキア感なら、それほど身構えずに吸えます。 さて、今回の「スリーノギンズ」を含めて、ラットレーの新50g缶のラタキア物は全てラタキア感が少ないブレンドだった訳ですが、元から50g缶だったラットレーの銘柄の中には、もっとラタキアが強い物もあります。例えば「レッドラッパリー」とかは、ほぼラタキアに支配された喫味で、私にはラタキア以外の味の部分がほとんど分からないくらいでした。(それでも他のブランドの強ラタキアに比べればカワイイものですが。) 前にも書きましたが、100g缶というのは、常喫しないのであれば少し多い量です。ですから、これまで100g缶でのみ供給されていた銘柄は、ラットレーが常喫用に最適なブレンドだと考えていた可能性があります。或いは、ユーザーサイドにそういう傾向があったのかも知れません。その100g缶のラタキア物が、弱いラタキアばかりだった訳ですから、ラットレーのラタキアに対する考え方というのは、つまりそういう事なのでしょう。強いラタキアは常喫には適していないと。 実際、強いラタキアに対する私の周囲(非喫煙者)の評判は、決して良いものではありません。一般の人はラタキアの匂いを嗅ぐ事はあっても、あの味を味わう事がないのですから、匂いでしか評価は出来ません。そうなると、お世辞にも良い香りだと言い難いラタキアの評価は良いはずがなく、従って強いラタキア臭を四六時中漂わせるのは少し憚られ、常喫はできません。ラットレーのラタキアに対する考え方は、こうした面に由来すると思われますし、とても適切な判断だと私は思います。 私の周囲には、元々パイプスモーカーそのものが少なく、強いラタキアを常喫している人がいないのですが、強いラタキアを実際に常喫している方というのは、世間的にどれくらいいらっしゃるのでしょうか。ネット上では「ラタキアこそがパイプ煙草の旨さの根源だ」的な、所謂ラタキア至上主義の意見を見かけたりしますが、それで周囲の非喫煙者との折り合いをどう取っているのか大変気になります。もし、非常に効果的な消臭方法があって実践なさっているのであれば、私も見習って遠慮なくラタキア物を吸えるようになりたい・・・。 喫煙者が減って、煙草の匂いに慣れない人が増えている昨今、世間の風当たりを上手く避けつつ、いつまでも美味しい煙草が吸っていられるようにする事は、大変重要になって来ています。 [美味しい煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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