テーマ:パイプたばこを吸おう(1805)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
今回はマックバレンの「ラタキアフレイク」を吸っています。これを最初に吸ってレポートしたのは2015年7月の事でした。当時、フレイクカットのラタキアブレンドを吸ったのが、これが最初でした。 世間にラタキアブレンドのフレイク物は多くはありませんが、それでもサミュエル・ガーウィズ(SG)の「バルカンフレイク」のようなゴリゴリのラタキア腐敗臭漂う強烈ラタキアブレンドから、同じくSGの「ボシーフレイク」のように余りラタキアに支配させないブレンドまで、意外と様々なブレンドが存在します。そうした中で今回のマックバレン「ラタキアフレイク」は、比較的軽めで硬質な部類に属するラタキアブレンドになるかと思います。 こうしたブレンドなら、ラタキアに慣れない人でも比較的取っ付きやすく、そういう意味で初のラタキアブレンドのフレイク物として吸った当時の私はラッキーだったと思います。もしこれより先に前述の「バルカンフレイク」のようなゴリゴリのラタキア物フレイクを吸っていたら、吸い切るまで随分と苦労しただろう事が想像されます。(笑) そう考えると、少なくとも初心者の内は、銘柄毎に初めて吸って行く順番というのは意外に重要なのかも知れません。いきなり最初から強烈な銘柄にぶつかってしまうと、一缶を途中で捨ててしまったり、最悪はパイプ喫煙への道を諦めてしまいかねません。私の場合は、初のラタキア物だったダンヒル「MM965」や、初ロープ煙草だったSG「ブラックXX」とかは、一缶を吸い切るまでに何か月もかかっています。ですから、ラタキア物ならラットレーにあるようなラタキア感の希薄な銘柄から始めるべきでしたし、ロープ煙草でも強烈な「ブラックXX」よりマイルドな「ブラウン No.4」から始めていた方がスムーズに入って行けただろうにと思います。 初心者がどういう順番で各銘柄を吸って行くべきかについては、そういう議論を見た事がありません。パイプ喫煙人生に於いて初心者である期間というのは相対的に非常に短いですから、パイプ煙草に関する他の議論に比べて、初心者が吸って行くべき順番というのは取るに足らない事だと考えられているのでしょう。また、現役のパイプスモーカーの皆さんは、吸って行く順番に関する指針などない中で育って来てしまった方達ばかりですから、指針に必要性など感じないと思います。けれども、指針がなかったためにパイプ喫煙への道を諦めてしまった人というのは、それを声に出して訴えるという事はしませんから、意外に多いのかも知れないのに、その存在が見えて来ません。 今後、パイプ煙草の市場を守って行くためには、パイプ喫煙人口を保っていく必要があり、初心者を引き込んで育てて行くのは欠かす事の出来ない重要事項です。誰でも入門しやすいように道を整えておくのは先達の義務でしょう。 このブログでも、そういう事を意識した記事内容を今後検討して行きたいと思います。 [先達の煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.19 12:30:06
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