テーマ:パイプたばこを吸おう(1604)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
![]() 今年最初のパイプ煙草レポートは、毎年恒例のラールセンのイヤー煙草「2022エディション」です。今年もこれで始められる幸せ感はかなりのものです。(笑) 今年の缶のデザインは、少し大人しくなりました。紺色のベースに金色の文字ですが、「2022」に少しデザインが入っている程度で、ベースは単純に一色です。しかも、表の下半分は警告表示シールのためと思われるスペースが空いています。勿論、購入時にはここに日本語の警告シールが貼られていましたが、私はさっさと剥がしてしまいました。 さて、開封時の香りは、バニラにちょっと近い感じの甘い果物系です。桃が一番近いでしょうか。カットは、やや細めのリボンカットとラフカットの混合で、湿気は普通だと思います。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、少し酸味のある果物系の味と香りが来ました。ただ、開封時とは少し違っていて、ちょっと柑橘系のように感じます。この果物系の味、特に柑橘系の着香は私が一番好きな着香です。ですから、今年も美味しい煙草でスタート出来て、私としては大変喜ばしい限りです。やっぱりラールセンは着香が上手い。 火付きと火持ちは良いです。特に何の工夫も必要なく、イージーに吸えると思います。 だんだん吸い進んで行くと、果物系の酸味が強くなって来て、益々柑橘系っぽくなって来ました。気分がシャキッとする感じです。最近はこういう明らかな柑橘系着香の煙草を吸っていなかったように思うので、ちょっと嬉しい気持ちになります。また、日本では炬燵にミカンというのが一つの冬の定番なので、こういう味の煙草を炬燵で吸うのもありかも知れません。 喫煙終盤になると、舌が慣れて来たのか少し着香の味が薄くなって来て、ややスモーキーな喫味になります。ただ、変な辛みとか渋みとかは出て来ないのでそのまま普通に吸えますし、終盤で味が薄くなるのは着香煙草ではありがちなので納得は出来ます。尤も、最後までカッツリ着香が効いているような着香煙草もあるので、そういう名品に比べると多少見劣りはするかも知れません。 という事で喫煙終了。後味は薄い柑橘系で、残り香も柑橘系でした。 全体的に見て、久し振りの柑橘系着香が美味しい煙草でしたが、終盤のちょっと尻すぼみな所に物足りなさがありました。ややお高い煙草なので、その辺は何とかならなかったのかという気持ちもありますが、まぁ、序盤だけでも大いに楽しめたので、良しとしましょう。 今年最初の煙草としては及第点だと思います。 [今年も煙草ブログは此方 Click!] ![]() ![]()
最終更新日
2022.01.05 17:30:06
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