テーマ:パイプたばこを吸おう(1604)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
![]() 先回に引き続き、この冬の限定物を吸います。今回はラットレーの「ウィンターエディション2021」です。昨年の「2020」版も、やはり昨年の1月にレポートしています。 ラットレーと言えば、割りとマニアックな良質の非着香銘柄が多いイメージがありますが、こういう限定物に関しては良くある着香物である事が多いです。さて、今年の「ウィンターエディション」はどんな出来になっているでしょうか。 開封時の香りは、バニラ&クリームに爽やかな果物系の香りが少し混ざります。美味しそうな香りです。カットは、黒と明るい茶色のラフカットにブロークンフレイクが混ざります。ブロークンフレイクの混ざった着香物は、煙草本来の甘味がしっかり出て来る場合が多いので、これも期待出来そうです。湿気は普通だと思います。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、バニラと果物が混ざった香りと、果物系の酸味が少し混ざった軽めの甘味が来ました。開封時にあったクリーム系の香りは着火後には弱まっていますが、良く探すと居ない訳ではないです。トータルとして、こういう果物系の喫味が先行する煙草は、私の好きな分野です。 火付きについては問題ないと思いますが、火持ちはそれほど良くはありません。やはりブロークンフレイクの部分での燃え進みが遅くなるのでしょう。吸うのが難しいというレベルではありませんが、こうしてブログ記事を書きながらの喫煙ですと、再着火の回数が多くなります。 喫煙中盤になって来ると果物系の酸味が強まって来て、少し舌を刺す刺激も出て来ました。でも、これ位の刺激なら、むしろ気分がシャキッとして悪くないと思います。ま、少なくともマッタリ系の喫味ではないという事です。年末の夜のマッタリ気分には合わないとは思いますが、新年スタートに当たっての前向きな気分の時には良く合う煙草です。 喫煙終盤でも着香された喫味は継続しますが、舌を刺す刺激は慣れもあってか少し弱まります。それでも酸味混じりのシャキッとした味わいは続きますので、明るい前向きな気分はそのままです。 という事で喫煙終了。後味は微妙な舌への刺激を伴った酸味のある果物系で、残り香はバニラ&果物系でした。 全体的に見て、気分の上がるシャキッとした果物系の着香煙草だったと思います。缶のデザインがトナカイなのでマッタリ系の喫味を想像するかも知れませんが、中身は逆です。クリスマスより新年向けの煙草だと思います。 昨年のラットレー「ウィンターエディション」2020年版はアーモンド&ミルクという正にマッタリ年末気分の煙草だったのですが、今年は果物系新年シャッキリ気分の煙草となりました。「今年はどんな味なんだろう?」と、毎年変わる味わいを楽しむというのは、限定イヤー煙草の醍醐味です。こういう企画はこれからも変わらず続いて行って欲しいものです。 [シャッキリ気分の煙草ブログは此方 Click!] ![]() ![]()
最終更新日
2022.01.09 12:36:13
コメント(0) | コメントを書く
[パイプ煙草インプレ] カテゴリの最新記事
|
|