テーマ:パイプたばこを吸おう(1805)
カテゴリ:パイプ喫煙
昨年末に購入した2本のパイプの内、一つ目は先日記事にしたトーベンダンスクで、二つ目が今回のクラウン・バイキングです。 「クラウン」というブランドは、デンマークのパイプ作家であるポール・ウィンズロウ氏の工房で作られるパイプの内、シャンクエンドの装飾がない下位ラインに付けられるブランド名です。また、「バイキング」というのは、「クラウン」シリーズの中でも最も下に位置するグレードに付けられる名前です。クラウンのグレードは、上から「コレクター」「300」「200」「バイキング」となります。昔は「100」というグレードもあったかも知れませんが、今はありません。 要するに「クラウン・バイキング」というのは、ウィンズロウ工房の最も下のグレードという事です。 クラウン・バイキングはウィンズロウ工房の最下位グレードとは言っても、上位グレードと同じく一つ一つフリーハンドで作られており、全く同じ形状の物は二つとありません。ウィンズロウのパイプでは時折、何かに因んだパイプとかイヤーパイプ等もあって、それらは殆ど同じシェイプの物が何個も製作されるのですが、それらも良く観察すると微妙に形が違っていたりします。 で、ウィンズロウ・パイプのファンである私は、ウィンズロウ・パイプの中で最も安価に購入できるクラウン・バイキングを幾つも買っていて、今回のパイプはクラウン・バイキングの5本目になります。 今回のクラウン・バイキングは、全面がラスティック仕上げとなっており、着色は比較的明るい茶色です。シェイプは、ハーフベントのダブリンという事になるのでしょうか。このラスティック仕上げは、ウィンズロウ・パイプでは初めて見るパターンで、目が細かく、何だかサンドブラスト仕上げに近いような雰囲気です。しかも良く見ると、パイプ表面には原木にあったのであろう「す」(原木が砂を嚙んだりして出来る細かな穴や亀裂)が幾つかあり、スムーズ仕上げに出来なかった理由が良く分かります。また、ボウルトップに原木ブライヤ表面のラフが残してあり、全体的に荒々しい雰囲気に仕上がっています。 火皿内径は20mmで、全長は140mmぐらいです。勿論、9mmフィルター仕様のアクリルマウスピースとなっています。 火皿は、ややすり鉢状になっていて、煙道口はそのすり鉢の底にバッチリ開いています。良い造りだと思います。 という事で、このパイプもこれから慣らし喫煙をして行って、それが終わってから喫味レポートを書きたいと思います。お楽しみに! [同じ物は二つとない煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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