テーマ:パイプたばこを吸おう(1879)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
ホワイトエレファントというブランドから発売されたパイプ煙草4銘柄が日本に入って来ました。このブランドは、元々メシャム片が入ったパイプ用フィルターの製造・販売で始まった所だと思いますが、私もここの6mmメシャムフィルターを使ってみた事があります。その後、このブランドからはパイプ本体や、その他パイプ用品なんかも発売されて、最近では私もここのブリスル入りロングモールを買ったりしています。 で、最近パイプ煙草も販売するようになり、この度日本にも輸入されたという感じです。因みに、パイプ煙草の製造元はドイツのコップ社(旧コールハス)です。このご時世でこれだけパイプ関連で拡大して来たブランドというのは珍しいのではないでしょうか。 で、今回は四つある銘柄の内、三つだけ入手出来たので、それらを順にレポートして行きます。(残りの1銘柄については、入手出来次第レポートします。)まず最初に吸ってみるのは「カラハリ」です。早速開けてみましょう。 開封時の香りは、・・・う~ん、これは何だろう。果物系だと思うのですが、私には余り馴染みのない香りです。輸入元等からの情報では「ナッツ感のあるイチジクのフルーティな香り」とされていますから、イチジクなんでしょう。私は殆どイチジクを食べないので分かりませんでした。カットは、ブロークンフレイクとリボン、それとラフカットが混ざった感じで、湿気はやや強めに感じます。 これを火皿内径21mmのパイプに詰めて着火しますと、開封時の果物系よりも、ナッツ系が前にあるような香りが来ました。味の方でも、ナッツ系の少しオイリーな味がメインにあり、それに果物的な甘味が少し加わった感じです。酸味は殆ど感じません。こういう「甘ったるい」感じのない喫味は、常喫にも向いているのではないでしょうか。 火付きと火持ちは普通~やや悪いくらいです。やや湿気が強いように感じたので、少し緩めに詰めています。燃え進みも少し遅く感じます。まぁ、これ位の方がラフに吸っても味が乱れ難いので、良いのではないでしょうか。 吸い進んで行くと、喫煙中盤に差し掛かる前で喉と舌への刺激が微かに出て来ました。ブレンドにはブラックキャベンディッシュが使われているそうで、それがバーレー葉ベースなのでしょう。この刺激はバーレー葉に由来するものと思われます。 そして本当に中盤に入って来ると、果物系の味は殆ど消えて、更にナッツと言うよりはバーレー葉の渋い感じの硬質なコクがメインになって来たように感じます。意外に着香が浅いようです。 喫煙終盤になると、着香感は益々薄くなり、バーレーな渋さの喫味になりました。甘味も全く感じません。イチジクもナッツも部屋の残り香だけです。こうなると、着香煙草と言うよりは、バーレー主体の非着香煙草のようです。そういう意味では、渋好きの非着香バーレー派の人に向いている煙草だと思います。また、余り煙草に気を遣いたくない「ながら」喫煙派の人にも良さそうです。 という事で喫煙終了。後味はバーレーな渋味、残り香は薄く果物系でした。 全体的に見て、意外に着香が浅く、喫煙後半になるほどバーレー的な渋さが目立つ煙草だったと思います。甘ったるさはなく、どちらかと言えばシャキッとした味でした。 コップ社が製造しているという事なのですが、こういう感じのコップ社製の銘柄はちょっと記憶にありません。既存のコップ社製煙草とは違う方向性の煙草なのでしょう。 [シャキッとした煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.27 17:30:10
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