テーマ:パイプたばこを吸おう(1879)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
新製品・ホワイトエレファントのパイプ煙草の二つ目は「サハラ」です。輸入元等からの情報では「バーレー種を多く含み、ハチミツのような甘いデーツの香りが広がります。」との事なのですが、実際に吸ってみるとどうなのでしょう。 早速開けてみます。 開封時の香りは、確かに甘いハチミツっぽいのですが、どちらかと言えば枯草系の臭いの方が強く感じます。着香は控え目です。黒い葉の割合が大分少ないので、ブラックキャベンディッシュのブレンド割合は少なそうです。カットはリボンとラフ、それに良く解されたブロークンフレイクと殆ど原型を留めていないキューブカットという感じで、湿気はやや強めです。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、開封時よりも甘さが減った香りが来ました。ほぼ枯草系です。味の方にも甘味は少なく、成程、確かに糖度の低いバーレー葉が多い感触です。舌や喉を刺すバーレーキックも強くはないですが最初からあります。微着香でバーレー主体の硬派な煙草といった印象です。 火付きと火持ちは、余り良くありません。困る程ではありませんが、記事を書きながら吸うと、再着火の回数が多めになります。燃え進みも遅い方です。 喫煙中盤になると、着香分が殆ど消え、ほぼバーレーを吸っているような味わいになります。バーレーキックの類は強くないですが、このバーレー特有の甘味のない硬質なコクで吸わせる味わいは、乾燥したサハラ砂漠を想起させ、本当に名前の通りの煙草だと思わせます。 喫煙終盤は更に着香分が消え、バーレーな味わいばかりの煙草になります。バーレー好きの方にとっては堪らない味わいなのではないでしょうか。 という事で喫煙終了。後味はほぼバーレーで、残り香は枯草系でした。 全体的に見て、甘い着香は少しだけの微着香で、ほぼバーレーの味わいで吸わせる煙草でした。甘さはありませんから、何かの作業中の「ながら」喫煙とか、何となくの常喫用とかに向いているように思います。 「ホワイトエレファント」というブランド名だけに、各銘柄にはアフリカの地名が使われている訳ですが、この煙草はそれ以上に本当に「サハラ」という名前がピッタリと似合います。中身と名前がこれほどマッチした煙草というのも、ちょっと珍しい気がします。 [ピッタリの煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.12.01 12:30:08
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