テーマ:パイプたばこを吸おう(1896)
カテゴリ:パイプ喫煙
昨年末に購入したパイプ=ダブルオーワークス「M-050」の慣らしが終わりましたので、早速喫味のレポートをしたいと思います。使用する煙草は例によってラールセンの「ファイン&エレガント」です。 煙草をボウルに詰めて吸い始めますと、ちゃんと「ファイン&エレガント」の味が来ました。フィルター無し仕様なので、9mmフィルター仕様のパイプと比べると煙の冷却能力は低いように感じますが、不十分な程ではありませんから問題ありません。むしろ、このサイズのフィルター無し仕様のパイプの中では、良く冷えている方ではないでしょうか。 煙草の味の再現度については、ボウルサイズなりで、悪くない方だと思います。実は慣らしの一番最初の段階では、ちょっと薬品っぽい味が混ざっていたのですが、数回の慣らし喫煙を経ると、そういう雑味は出なくなりました。こういう事は、幾つかのパイプブランドで見られる事なので、問題視する必要はないでしょう。 手に伝わる熱は普通です。ですから、煙草の燃え過ぎを察知するのは容易です。また、咥え心地も良く、軽く咥えられるので、両手放しでも顎への負担は最小限です。総じて吸いやすいパイプと言えるのではないでしょうか。 喫煙中盤以降の喫味についても、凡その感想としては変わりません。火皿内径が19mmという事で、もっと大きなボウルサイズのパイプを常用している私としては多少物足りなさはあるのですが、それを差し引けば、かなりの好印象です。 という事で、喫煙終了。喫味や使い心地については、フィルター無し仕様である事と、19mmというボウルサイズを考慮すると、かなり良い部類のパイプだと感じました。これで9mmフィルター仕様で火皿内径20mm超のパイプであれば、確実に私の一軍ローテーションメンバーになった事でしょう。 そして、喫煙後のパイプ清掃作業の中でも、このパイプの造りの良さが判明します。何と、真っ直ぐなままのモールを吸い口から差し入れると、全く引っ掛からずに、スルッとボウル底まで到達したのです。ストレート又はそれに近いシェイプのパイプであればいざ知らず、これだけベントしているパイプでこういう事になるのは初めてです。私はフィルター無し仕様でベントタイプのパイプをそんなに持っている訳ではないのですが、その中でも例えば国内量産メーカーの物は、必ずダボ穴の底でモールが引っ掛かります。ですから、予めモールの先端を少し曲げてから刺して、且つ刺してからも少しゴニョゴニョしないとモールがボウル底まで差し入れられません。また、某海外作家のペントタイプの物でも、国内量産メーカーの物ほどではないものの、やはり同じような事をしないとモールが通せません。それがこのパイプでは、何のストレスもなく、真っ直ぐなままのモールがスルッと底まで通ってしまうのです。これには感動しました。 国内作家物のパイプが一般的にどうなのかは知らないので、もしかしたらそんなに珍しい事ではないのかも知れませんが、私にとってはセンセーショナルです。 このように、9mmフィルター派ではなく、且つ小さ目なパイプが好きな方であれば、このパイプはきっと気に入ると思います。その筋で最近話題になっているとの噂も納得出来ます。 [納得の煙草ブログは此方 Click!] ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.02.12 17:30:09
コメント(0) | コメントを書く
[パイプ喫煙] カテゴリの最新記事
|
|