幸せの催眠法 長尾式催眠療法

2008/12/25(木)10:06

強く願えば、大きな夢でも叶えることが出来る

サムシング・グレート(12)

村上和雄著 『運命の暗号』にこのようなことが書いてあります。 遺伝子レベルでみると、人間の能力や可能性は決して無限ではありません。なぜなら、人間の能力はすべて遺伝子にあらかじめ書き込まれているからです。遺伝子に書き込まれている以上のことはどんなに努力を傾けてもできません。 しかし、がっかりすることはありません。なぜなら人間の遺伝情報(ゲノム)のうち、利用されているのは全体のたった2パーセントに過ぎないからです。残り98パーセントのゲノムは、全く利用されず眠ったままの状態にあるからです。 したがって、人間の可能性はかぎりがるといっても、私たちが感じる限界とは次元が違うのです。限界を意識する必要がないほど大きな可能性が眠っているといえます。私たちの脳が「できる」と思ったことは、眠っている遺伝子を目覚めさせる努力しだいでたいていは可能になるといっても過言ではないでしょう。 さて、目覚めているたった2パーセントの遺伝子も、四六時中はたらいているわけではありません。遺伝子の中にはいま必要なもの、いまは必要としていないものが含まれています。このため必要とされる遺伝子だけが働いていて、その情報を利用するというしくみが用意されています。私は、これを「遺伝子スイッチのオン/オフ」と表現しています。 世の中ではまれに軌跡とよばれることが起こります。奇跡とは「不可能」と考えられていたことが「可能」になることですが、私たちは誰でも遺伝子スイッチのオン/オフによって「奇跡の人」になれる可能性を秘めています。(中略) 100メートルを10秒で走るのは、誰でもできることではありません。大多数の人はその能力が眠ったままになっています。遺伝子スイッチがオフになっているからです。100メートルを10秒で走るんたいのなら、遺伝子スイッチをオンにすればよいということになります。 では、どのようにしたら遺伝子のスイッチが入るのでしょうか。それは努力やトレーニングです。遺伝子のスイッチは、スイッチオンにする必要が生じなければはたらきません。そういう状況に自分を追い込むことが、すなわち努力やトレーニングということになります。 天才と凡才の差とは、努力を通じて潜在能力を生かしているかどうかの差なのです。 私は、この遺伝子のスイッチのオン/オフを行うのに、催眠術が非常に有効だと思います。

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