猫大好きおばさんとシジミ

しじみのお姉ちゃんたち

お母さんの思い出話

僕がお母さんから聞いた話です。


花ちゃん(猫、年齢3歳?没)
花子


2001年の私の誕生日に猫の花子が亡くなり悲しい記念日になってしまいました。夏のある夜、2階のベランダより落ちたようです。居ないのに気付いてベランダで呼ぶ私の声に1階の車の下から泣き声がしました。家猫になって初めての出来事でした。花子は怯えてパニックに落ちいっていました。なんとかここで捕まえなっかたらどこかに行ってしまうと思い、引っ掻かれながらも何とか捕まえ部屋に連れ帰りました。
最初は落ちたショックかと思っていたのですが急速に物を食べなくなり水さえ飲まなくなりました。医者も落ちたことがストレスとなり持病の白血病が悪くならないように手当てをしてくれましたが、いっこうに物を食べず日々体力を落としていきました。このままでは大変な事になってしまうと別のお医者さんに見てもらいました。即入院となりました。検査を重ねているうちに落ちた事の他に肺にリンパ腫があり それもかなりの大きさになっていました。これ以上の加療を止め家に連れて帰ることにしました。我が家に戻ったせいか帰ったときは一時的に元気に見えましたが、いかんせん体力がなく、時にはひどい悲鳴をあげて苦しみました。まだまだ若いせいか最後の一日はかわいそうに随分苦しみました。あんなに苦しむのであれば、それだけはしたくないと思っていたのですがそのほうが良かったのかとも悔やみました。

一年半前の冬の夜、私のほうに擦り寄ってきた花子。そのあまりの軽さに迷わず胸に抱き上げていました。これまで通勤の路で顔を会わせるようになり、帰りには場所を決めて餌をやっていました。他の野良猫もいたのでいつもはありつけなかったかもしれませんね。
連れ帰った時から下痢をしており、薬を飲ませてもいっこうに止まりませんでした。調べてみると白血病を発症していました。先生も永くは生きれないかもしれないとおっしゃましたが、こんなに早く、そして突然に来るなんて。もう私を出迎えてくれないのね。あの目、あの顔を見ることができないのはとっても辛いけれどきっと天国で先に逝ったあなたの兄弟と仲良く遊んでいる信じています。


ホワイト(犬、メス、享年13歳?)
ホワイト

あなたは我が家に来た最初のペット。やさしくて、つつしみ深く、忍耐強く、まさにペットの鑑。

子供が近くの公園の車の下にいた彼女を連れてきた時、あなたは生まれて半年くらいの子犬でした。最後は私が面倒を見ることになると思い飼うのを反対したのですが、我が家のメンバーになりました。紀州犬の血を引くのかとにかくよく鳴きましたね。その声で苦情も入ってきましたが、知らない人にほえるのは犬なら当然の事とお母さんは心では許していました。後から来た猫のユユに大きな態度をとられても、じっと忍の一字。えらかったね。
散歩が大好きなあなたは飼主たちが連れて行ってくれない時には一人で散歩にコッソリと出かけていました。今思えば毎回無事帰ってくれて良かったと思っています。若い頃はとっても美人でしたから。
あなたは自分より若い女王様のユユ(猫、チンチラ)にはびびって玄関に置いてある自分のお皿の餌をユユが食べていても怒りもせず見ているだけでしたね。でもそんなあなたもユユが居ないときリビングに置いてあるユユの餌をコッソリちょうだいしていたのをお母さんは知ってましたよ。ユユが生きている間は絶対に私たちが呼んでも玄関より上には上がろうとしませんでした。本当はユユのように自分も一緒に部屋に入りたかったのに我慢してましたね。そんなユユが死んでやっとみんなの愛情をまた取り戻せたと思っていたのに。。。

庭で自由に遊べた家からマンションに越さなくてはならなくなったけど、始めてみんなの側に遠慮なく過ごせた最後の2年間はある意味ではあなたとって一番幸せだったのかもしれませんね。お兄ちゃんのベッドの側で寝たりみんなと一緒にお菓子を食べたり、自由に散歩やおっしこができなくて大変なこともあったけど、きっと長年の夢が叶ったのかもしれませんね。そんななか、あご付近のグリグリがリンパ腫とわかり、場所的に手術もできないまま死期が迫ったときは顔、手足まではれあがり別人のようになってしまいました。歩けなくなっても絶対家の中でおっしこをせず抱っこして外へ連れてやるとしました。関東地方に大雪が降った夜、私が勤めから帰って来るまであなた苦しい中私を待っていてくれました。私に挨拶を済ませるとあなたは逝ってしまいました。でも死の前日、私が外に連れ出し用を足させた後、貴女は急に直ったように歩きはじめたのです。そして私たちは二人でいつも散歩していた公園の周りを歩きました。あれはきっとあなたが私に残してくれた思い出だったのですね。ありがとう、ホワイト。

ユユ(チンチラ、メス、享年8歳)
yuyu


あなたに最初に会ったのはペットショプ。まだ2ヶ月ちょっとだったと思います。あなたの兄弟も一緒でした。娘と二人でおとなしそうだったあなたを選びました。手の平に乗る位の小ささでした。でも親と離され、兄弟とも別れその環境の変化についていけなかったのか下痢が止まらずお尻を真っ赤にしてしまいました。それが落ち着いて家にも慣れたら頃、今度は円形脱毛症のように毛が抜けたのです。まさか猫がと思いました。血統書付きの猫ゆえ、早くに親と別れなければならない宿命が不憫でした。自分でこんなに小さい子猫というより、赤ちゃんを育てるのは始めてでしたし、わからないことも沢山ありました。お母さんと思っているのか私の後をついてまわっていました。寝るときは私の丁度胸あたり登ってきて寝ました。とにかくかわいかった。白い長い毛、緑の目、鼻はちょっと潰れいましたがやはりその存在には気品が漂っていました。外にホワイトが居たために家猫として育てました。大きくなっても外に出すときは紐につないでいました。
好きな物は離乳食の名残りのチキンの酒蒸、チーズ、ホワイトのえさ。特技は洗濯物にコッソリしるしを付けること。窓越しに外の道が見える二階の手すりに上り私の帰りを待って居てくれました。その姿が目に浮かびます。時々家を抜け出し、遂には二匹の子猫を産んでしまいました。黒い子猫が生まれたとき本当にビックリしました。幸いそれぞれもらってくださる人がいてよかったです。ユユがいない今その子たちに会えたらどんなに嬉しいでしょう。
老後はユユと仲良く暮らし、私の膝の上で最後を看取ってやりたかったのに。小さいときは子猫らしいかわいらしさがなかったという子供たちの意見ですがお母さんはずっと愛してましたよ。ユユもお母さんが好きでしたよネ?。

チャチャ(オス、10才~?)

チャチャ

あなたの姿を最初に見たのは引っ越したマンションから道路をはさんだお家の庭を横切っているの見たときです。遠目に3階の部屋からみると一見洋猫のロシアンブルーのような毛並みでどこかの飼い猫のように思われ気にかけるようになりました。でも近くで見るとキジトラとの雑種でかなりのおじいちゃんの野良でした。そうこうする内にホワイトの朝の散歩に外に出るのを待っているようになりました。自分のねぐらからやってくるのでしょうか、私達の後を付いてきました。そのうちに一緒に近くの公園に行き、膝に乗せ10分程相手をし、餌をやりその後ホワイトの散歩をしていました。夜も私は毎晩30分抱いてやっていました。出会った当初は警戒して唸ったり爪を出したりしていましたが、年のせいか膝の上でおとなしく遊ぶようになりました。
その頃は管理人さんに無理を頼んでホワイトを飼っていたので、その上狭い間取りでしたので飼ってやれる状態ではありませんでした。わたしがマンションの中に消えていくとねぐらに帰って行きました。かわいそうでしたがどうしょうもしてやれませんでした。やがてホワイトが死に、かといって直ぐに別のペットを入れるのもホワイトに申し訳なくそのままの状態が続いていました。しばらく姿が見えなかったある雪の日、玄関入口で寒そうに待っていたのです。抱き上げるとあまりに軽く家で飼う決心がつきました。心やさしい猫でした。ソファに座るときは私の横に座り両手を私の膝に両手をチョコンと乗せるのです。ずっと昔どこかでそうして過ごしていたのかと思うと不憫でした。チャチャは猫エイズで、腎臓の機能もかなり悪い状態でしたので、年なので1、2年位だろうといわれていました。その年は暑い夏だった上、窓を開けて出かけても部屋の中はきっと相当暑かったのでしょう。秋口に調子を崩し入退院を繰り返して、最後は水を飲みながら1ヶ月ぐらいがんばりましたが力つきました。
6ヶ月ぐらい一緒に暮らしたことになりますがもっと早く入れてやればよかったと悔やんでいます。
チャチャ、ゆっくり休んでね。

クロ(キジトラ、メス、年齢不明)

最後まで家に入れてやれませんでした。会ったのは越してきてホワイトの散歩中にしりあいました。チャチャとも知り合いでした。公園でチャチャを抱いてやっている時側に寄って来ましたが、一歩下がった所でそれを見ていました。チャチャを家に入れ散歩する必要がなくなったので、近くの空家の生垣の木の元に場所を決めて夜餌を2年やっていました。大柄の猫で手足もがっちりとしていました。いつも私が餌を持ってくるその場所で待っていました。首に小さくなった首輪をはめていたので緩めてやったことがありました。この子も飼い猫だったことがあったのでしょう。この子もやさしい子でした。最後に会った時、いつもと違った方向から姿を現し、暗い中ではっきりとをわからなかったのですが 口回りや体がべとべとしていたようです。街灯の下でよく見ようと連れていこうとしたのですが嫌がって逃げていってしまいました。この頃は私たちはまた近くの町に引越しをしていたので毎晩家に戻ってから車で餌を運んでいました。気にしながらも次の日体を拭けるようタオルと水を持っていったのですが姿はありませんでした。休日の日にも何度も見にいったのでしが見つかりませんでした。誰かに悪いものを与えられたのでしょうか。許せません!そしてそんな中私に最後の別れをして姿を消したかと思うと、涙涙です。写真はないけれど、今でもどこかに生きている・・と信じています。




Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.