旅のつれづれ

また悲しい事件が発生した。無理心中で幼い子を含む5人が死亡した。死にたいのなら人を巻き込まず自分だけにして欲しいものだ。できれば、生きていく勇気をもってもらいたい。
生きていてつらいこともあるでしょう。でも、つらいことも考え方次第で我慢ができるのではないでしょうか。我慢していれば良いことがいつかめぐってきます。いつまでも巡ってこない人は、自分で作ればよい。たとえば、一年先に旅行を計画するとか、そんな長い時間待てないと言う人は、次の休みに思いっきり美味しいものを食べようとかお金のない人は図書館に行って自分の好きな本を眺めるとか落語のテープでも借りて聞くとか、いろんな自分にあった小さな喜びを見つけて、それを徐々に大きくしていったらよいのではないでしょうか。人生はマラソンと同じです。走りながら最初からゴールを目指すのではなく、最初はチョッと先の電信柱を目指して走る。そこまでこれたら次の電信柱を目指す。そんな積み重ねが長い距離を走ることができるこつなのだそうだ。それができたら今度は、そこまでの目標タイムを決めて走る。そうすることによってより高いレベルの走りができるのだ。人生も同じ、つまずいたら最初は小さな目標を持って生きてゆき、それができたらより高い目標を持って生きるようにしたい。
何で自分だけこんなに運が悪いのかと思っている人、そう思っている人は、あなただけではありません。ほとんどの人がそう思っているのです。嘘だと思ったら周りの人に聞いてみてください。どうです、意外と多くいるもんでしょう。運が悪いのがあたりまえなのです。そう思うと気が楽でしょう。成功して、また失敗してもまた元に戻ってきただけなのです。また始めからやればいいのです。むずかいしことはないのです。
先日紹介したチカラマチ印のコーヒーセットがイギリスから届いた。想像通りのすばらしいものだ。高級なオールドノリタケには、品質では及ばないかもしれないが、やわらかい色使いと感触が、なんともいえないやさしさを感じる。
落ち込んだ時、こんなセットでコーヒーを飲むと気が休まるのではないでしょうか。