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カテゴリ:観劇・映画
今年初の舞台は リチャード三世 愛するのは己の野心 信ずるのは己自身 この男の生き様は芸術だ。 行ってきました赤坂ACTシアター 8列目役者さんの顔 しぐさ 充分堪能できる位置でした かげろうもこの辺りで見ること出来たらな まずいのうえひでのりさんが「ご覧になる前に・・・、これまでの話」 というパンフがあったので 開演前にざぁ~と読みました パンフ(解説書?)の最後に このお芝居は この悪いリチャードが自ら立てたワルーイ作戦を発表する独白からスタートします 少々長いお芝居ですしめんどくさい名前がチョコチョコでてきたりしますが、要はリチャードが次々に人を落し入れ 裏切り 王になってゆきやがて堕ちていくだけの話ですので、あまり構えずに見たまま楽しんでいただければいいと思います なんかとっても気持ちが楽になりました リチャードは悪人イメージしかなく なぁ~にもわからない状態で挑戦したからです でも 驚いたことに 3時間まったく退屈せず 集中できおもしろかったです 家系図もモニターで(写真付き)映し出され わかりやすかったです リチャードのちょっと モニターで映し出され 目で確認できるので 私の見た限りでは 言い間違えがなかったです 鉛色のひんやりした空気が漂う感がある舞台背景 その中で原色のド派手な衣装の役者さん達 赤 紫 青 黄色 金色 とっても鮮やかド派手 ポスターとイメージが全然ちがう アンをくどく場面 わりとさっぱり?してました(何期待してたんだか・・・) 父・旦那を殺害した悪党に口説かれつつもおちていくアン 安田成美さんの声がかわいらしく感じたので あまり嫌悪感が感じられませんでした かわいらしさがちょっと邪魔しちゃった? 原色の衣装の中で 黒の上品なドレスとってもお似合いでした リチャード三世の王位継承の金色ピカピカの大きな襟の大きなまんまる衣裳 転んでもひとりで立ち上がれない(なぜかキュート) 何かに似ているけどなんだかわからない 思わず笑ってしまう ここでもマックが大好きリチャード リチャードとエリザベスの息をもつかせないお互いの攻防 エリザベスも寝返り名人なので ああ言えばこういう 最後に口づけまでして これこそがリチャードの本心丸見え リチャードのヘン!ていうか してやったりの一瞬のほほえみ 古田さん すごいです 笑ってるけど怖いです ふてぶてしい自己中な悪役 古田リチャードなんだけど 私の中で でも憎めない でもかわいらしい部分があって 自分にとって不都合な人達を情け無用で 葬ったリチャードが 最後に拳銃で 超美しいお顔立ちのリッチモンドに イヤというほど撃たれて 口から血を流して 撃たれたんだけど倒れなくて 血だらけな無惨な姿で立っていて・・・ 舞台中央では 勝利宣言が華々しく 行われてるんだけど リチャードに目が釘づけなの 悲しく?かわいそう?になっちゃって・・・涙がでそうになってしまいました 舞台始めのリチャードの独白、生い立ちがよみがえってしまったんですね もし・・・とかがあったらこの物語は成立しないんだけど 見たまんまそのまんま楽しませていただきました 銀粉蝶さん 古田さんと同じくらい迫力ありました いやぁ~古田さんよりあったかなぁ 見ごたえありましたよ 怖かったけど・・・ それで~話はちょっと変わって 休憩時間 トイレの行列すごいです もちろん私も並びましたけど 2階のロビーの方に階段上がって行きました ロビーに飾られたたくさんのお祝いのお花眺めながら 当然次回上演のポスターも張られてて その前くらいまで ずぅ~と列が並んでて「蜻蛉峠」の前で 「これ堤真一だよね~」「なんか顔違うよね」 「楽しみだね」お姉さんの話声を聞きながら 「私もとっても楽しみよん」って心の中で会話に参加してました きっと桜がきれいな時期・・・ ここでお花見しちゃおうかなぁ~ 会場見渡すと 2階席も張り出している? けっこう見やすいかもかも・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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