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ベルリンマジック

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2020/04/12
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スーパーでレジを待つため、皆きちっと2メートル間隔で並ぶ(当然列は長くなる)
レジの人への感染を防ぐための巨大な透明アクリル板の防御シールド
今まで見たことのなかった店員のマスク姿(しない人の方がまだ多い)も当たり前
これまで考えもつかなかった別の形の日常が日常になりつつある

2メートル間隔のおかげで、買い物カートでぶつかってくるおばさんもいない
横入りしてくる人も、うるさいガキの群れも、ベビーカー並列するママ達もいない
何だか平和、みな静かにゆっくり動いている、急いでもしょうがない、競争しようがない
加熱し過ぎた競争社会、行き過ぎた過ぎた消費社会、何か変わるか?

私のオクサンは(ドイツ人になりすましている)ロシア人
たまたま来ているバブシュカ(オクサンの母)はロシアの入国禁止で帰国できずまだいる

その二人がちょっと楽しそうに、皮肉も含めて「当時が懐かしい」と話す
その当時とは、ソビエト崩壊直後、何を買うにも2人で長時間並んだという時期
牛乳を買うだけでも数時間並ぶ、並んでも商品は選べない、買える数も決められている

だから今でも大きなスーパーで10種類もの牛乳を見ると選べなくて怒る、まさに後遺症
オクサン曰く、本来牛乳は1種類でよいのだ、、、よいのか?


さて、私の日常

スーパーで、前に並んでいた人がレジの感染防御シールドをコンコン叩いてレジの男性を茶化す
レジの男性が「バカにするな、これは対ファシスト防御シールドなんだぞ!」と真面目顔で

、、、これだ、これが私の好きなドイツの日常、このジョークがさらっと出る社会
そして客の返事「でも幸運なことにここでは必要ない」(ここにはネオナチは少ないという意味)
案の定、くだらないジョークで始まるスモールトークがきちんと中身のある会話として収まる

コロナパニックとはいえ、右翼政党の躍進に対する警戒も決して忘れられてはいない
ちょっと日常復活でホッとする
トイレットペーパーもスパゲッティーも(種類は選べないけど)ぼちぼち棚に戻ってきた

今日はイースター・復活祭
復活できるか?


写真【ウサギ・コドモツー画】







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Last updated  2020/04/12 04:09:05 PM
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展示会・参加イベント

近所の陶器やさんでクリスマス(年末年始)展
陶器展ではなく、絵画展です
シャルロッテンブルク
2023年12月2日から2月末まで

終了・アトリエ展
2023年10月

終了・アート&クラフト市・フローナウ
2023年5月、9月

終了・アート&クラフト市・シャルロッテンブルク
2023年4月、6月、 9月

終了・京橋メゾンドネコでグループ展
2023年4月

終了・アトリエ展
2023年3月

終了・本屋さん個展・モアビート
2022年9月

終了・アート&クラフト市・フローナウ
2022年9月

終了・アート&クラフト市・シャルロッテンブルク
2022年6月、 9月

終了・ロックダウン本屋さんショーウインドー展
2021年10-12月・シュパンダウ

終了・ロックダウン出版社ショーウインドー展
2020年12-21年3月・シャルロッテンブルク

中止・アトリエ展
2020年11月、コロナのバカ

中止・京橋メゾンドネコでグループ展
2020年4月、コロナのバカ

終了・京橋金井画廊で個展
2019年6月1-10日

終了・アトリエ展
2018年11月24、25日

終了・絵描き20年記念アトリエ展
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終了・松江親子二人展・一畑百貨店
2018年6月7日ー13日

終了・アウグスブルク個展・Galerie UNIKAT
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2017年11月

終了・京橋金井画廊で個展
2017年4月

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