カテゴリ:世界平和と理想の社会
スーパーでレジを待つため、皆きちっと2メートル間隔で並ぶ(当然列は長くなる) レジの人への感染を防ぐための巨大な透明アクリル板の防御シールド 今まで見たことのなかった店員のマスク姿(しない人の方がまだ多い)も当たり前 これまで考えもつかなかった別の形の日常が日常になりつつある 2メートル間隔のおかげで、買い物カートでぶつかってくるおばさんもいない 横入りしてくる人も、うるさいガキの群れも、ベビーカー並列するママ達もいない 何だか平和、みな静かにゆっくり動いている、急いでもしょうがない、競争しようがない 加熱し過ぎた競争社会、行き過ぎた過ぎた消費社会、何か変わるか? 私のオクサンは(ドイツ人になりすましている)ロシア人 たまたま来ているバブシュカ(オクサンの母)はロシアの入国禁止で帰国できずまだいる その二人がちょっと楽しそうに、皮肉も含めて「当時が懐かしい」と話す その当時とは、ソビエト崩壊直後、何を買うにも2人で長時間並んだという時期 牛乳を買うだけでも数時間並ぶ、並んでも商品は選べない、買える数も決められている だから今でも大きなスーパーで10種類もの牛乳を見ると選べなくて怒る、まさに後遺症 オクサン曰く、本来牛乳は1種類でよいのだ、、、よいのか? さて、私の日常 スーパーで、前に並んでいた人がレジの感染防御シールドをコンコン叩いてレジの男性を茶化す レジの男性が「バカにするな、これは対ファシスト防御シールドなんだぞ!」と真面目顔で 、、、これだ、これが私の好きなドイツの日常、このジョークがさらっと出る社会 そして客の返事「でも幸運なことにここでは必要ない」(ここにはネオナチは少ないという意味) 案の定、くだらないジョークで始まるスモールトークがきちんと中身のある会話として収まる コロナパニックとはいえ、右翼政党の躍進に対する警戒も決して忘れられてはいない ちょっと日常復活でホッとする トイレットペーパーもスパゲッティーも(種類は選べないけど)ぼちぼち棚に戻ってきた 今日はイースター・復活祭 復活できるか? 写真【ウサギ・コドモツー画】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/04/12 04:09:05 PM
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