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ベルリンマジック

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絵描き20年

2020/08/21
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カテゴリ:絵描き20年



ツイッターをはじめて2ヶ月、まだいける、かな

昔の話をする老人は好きではないが、あえてさせてもらう

絵描きになるぞ、と意気込んで路上でスケッチを売っていた頃(1998年夏)
どさくさにあった私の油絵を見た若者が「ガイール!」と大きな声で一発

「ガイル」という言葉は当時ドイツで大流行した俗語
今やすっかり定着して、ちょっとしたことにでも使う、いわゆる「いいね」だ(と思う)
みんな当時ほど熱も力も入れず、さらっと「オ、ガイル」「あ、いいね」みたいな

そしてその若者、絵の前にしゃがんでずーっと見てる
彼の仲間たちは先で「おーい、さっさと行くぞー」とせかしたてる
しばらくして私に向かって「コンピューター使ってるよね?」とたずねる
使うどころか持ってもいなかった私「使ってないよ」と笑う
おどろいた顔でもう一度大声で「ガイール!」
その後もじーっと絵を見つめてブツブツ「ガイルガイル」、、、
最後に「ガイルな絵だよ!」と言ってくれ、仲間のところへ走り去っていった

その後付き合いのあったあるギャラリストは
「芸術に向かってガイルは失礼だ」と怒っていた

私は今でも、若者の瞬発力にまかせた「ガイル!」は熱い誉め言葉だと思っている
もちろん買ってくれるとかそんなことは抜きとして、だ
私自身も「いかす―!」とか「すげー!」の思いを大事にしているし、実際口にしてしまう
だからくだらん衝動買いもなくならない、、、衝動買いは瞬発力だ!

「いいね」がどれくらい熱のあるものかはわからないけどちゃんと感謝しています
私からの「いいね」は「いかすー」または技術的に「すげー!」という意味です
ツイッター、もうしばらく続けられそう、どうぞよろしく

写真【夏の思い出(話)】






Last updated  2020/08/21 08:45:58 PM


2018/05/01
カテゴリ:絵描き20年


なんだかんだでもう5月、それよりなんだかんだで20年、絵描き20

結局今でも「これをこう描けば売れる」みたいな必勝法は見出せていない

必勝法の無いまま20年描き続けてしまった、というわけ

これといった作戦の無いまま20年「ちくしょー、売れねーもんだなー」と

まあそれら無しになんとなく続けてきた自分はそれはそれでえらい、とも思う


先月から始めた
20年記念アトリエ展は大盛況

とはいっても、コレクターさんがぽつりと一人来て、一時間くらいじっくりお話

そしてまたしばらくしてコレクターさんがぽつりと来てまたお話、みたいな

とても静かで大盛況な展示会


今回はいままで隠していた(偶然見せる機会の無かった)昔の絵も紹介している

必勝法も作戦も確立されていないため、どの絵を見せるべきかがわかっていない私

なんとなくいいんだろうけど、ホントにいいのかなー、みたいな絵がいっぱいある


その中でも、案内のハガキにしている絵に関しては
20年間の謎であった

きっかり20年前に描いた、元気で大きなベルリンの絵、初期中の初期

いいのか悪いのか、自分よがり過ぎないか、構図や色が単純すぎないか、わからん


で、見せてみると、みんな「よい」と言ってくれる、げー、そうだったのかー!


もう
90歳のコレクターさんは「なんで20年前に見せなかったんだ!」とお怒り

大きすぎて今さら買えない、ということ、ちぇっ、なんてこった


結局別の大御所のコレクターさんがすぐに決めてくれた

なーんだ、そんな簡単だったのかー、私の20年間はなんだったんだー!


保管スペース不足のために何度キャンバスを剥がそうかと思ったことか

剥がさなくてよかった、、、と思う反面

、、、ということは、他のも全てとっておかなければならんのか? あと何年?

必勝法も作戦も無いままだとこういうムダばかり増えるんだろうな、、、むむむ

合理的ってコトバ知らんのかね、、、まあ絵描きだし、しょうがナイ

 

写真【シラナイママ】

何だかわかります? 私の乗ってたベルリン行きの特急列車ICEの側面の落書き

反対側から乗ったため知らなかったけど、降りてから見てあぜん、、、

「酒くれ!」と車両いっぱいにダイナミックに書いてあります、すてき!

この落書きと、窓から見える我々乗客の顔、外から見ると面白かったでしょうね







Last updated  2018/05/01 04:55:44 PM
2018/04/09
カテゴリ:絵描き20年


あっという間に4月になってしまった

でもそれよりなによりあっという間の20年、絵描き20年!たたーん!

そうでもないか、、、長くてつらい20年だったかな?

まあどっちでもよい、とにかく20年続けたことはすごい、我ながらあっぱれ


というわけで
20年記念アトリエ展やります

壁いっぱいに絵を掛けました、ざっと70枚、20年間の変化が見られます

ホームページをみてください

今年34回そのアトリエ展の機会を設けて出来るだけ多くの人に見ていただく作戦


そんな作戦を企てていると、知らぬ人から電話が

「あなたコットブスで学生時代に○○教授のゼミに参加していましたね?」

もうほとんど覚えていなかったけど、なんとなく、「ふーん、そうでしたっけね」

「教授が引退されるのであなたの絵を贈りたいのですが依頼を受けてくれますか?」

とのこと、どうやらその教授の弟子というかスタッフの人、その人の説明では

教授は上記のゼミで提出した私のスケッチを事務所にずっと掛けていてくれたというのだ

うれしいやらくやしいやら、その教授、私の作品20年以上タダで持っていたってこと?

まあ返してもらってもしょうがないんだけど、だいたいもう覚えてなかったし、、、

まあその依頼を受けるということでチャラにしましょう、わはは、ハッピーエンド


やっぱり
20年はあっという間かもしれない


さて、絵描き
20年記念アトリエ展一回目は

414日(土)16時より、と15日(日)1317時 です

どうぞよろしく


写真【アトリエ】







Last updated  2018/04/09 06:10:40 PM
2017/11/15
カテゴリ:絵描き20年


とても喜ばしく、同時に驚きのメールが来た

15年近く前、ベルリン時代から私を支援してくださる方

日本人で初めて私の絵を買ってくださった恩人

その方が総領事としてドイツへ戻って来られるとのこと

なんだかまたしてもデジャヴュ、時空を猛スピードで行ったり来たり


またもやベルリンマジック!たららーん!


当時その方にも絵を見ていただいたアトリエ(旧住居)で展示会をしてきた

毎年恒例のアトリエ展、今回は人が多かった、売り上げも?ぐふふ


夏に書いたベルリンマジックのリリーさんも来てくれた

ホントに仕事は辞めてしまったらしい、すげー、やっぱり素敵

その話はこちら https://plaza.rakuten.co.jp/stadt/diary/201707100000/

二人でもう一度数えたところ、驚きの再会は11年ではなく13年ぶりであった

11年でも13年でも長いものは長い、それでも再び会えたのはやはりマジック


もっとびっくりマジック、コレクターさんの紹介の紹介で来てくれた方のお母さん

これまた15年くらい前に近所にある銀行で私の絵を見た、というのだ!

な、なんと、その銀行の展示だって私の歴史においてマジックだったもの、、、


当時激貧、家賃が払えん、という日々、パン屋でも絵を掛けてもらった頃

その話はこちら https://plaza.rakuten.co.jp/stadt/diary/201308220000/

近所の銀行の壁にも図々しく絵を掛けてもらった(お金は貸してくれなかった)

なんの具体的な反応も問い合わせもないまま期間の一ヵ月が過ぎる

ダメかー、ちくしょー、と絵を引き取った次の日に電話が来る、わお、ビンゴ!

思いもよらぬ特大の絵を買っていただき、経済的窮地を逃れることに、マジック


その銀行で当時絵を見てくれたその女性「青くて横長の素敵な絵だった」と言う

「あ、自動支払機の上に掛けた小さい絵だ、私も覚えている」二人でげらげら

またもデジャヴュ、あたまがくらくら

結局その人とても喜んでくれて、青くて横長のとても大きな絵を買ってくださった

しっかし、絵を一枚売るのに15年かかったってこと?


一夜にしてビッグスターになるとか、億万長者になるとか

そんなアメリカ的な劇的なものじゃないけど、何か小さなマジックがあることは確か

そう、これがベルリンマジック!そして私は魔法使い!わはは


ところで、ヒマなわけじゃないけど、お買い物手さげ、トートバックとかいうのかな?

処分セールで300円だったのでサイズが気に入って買ってしまった

でもヒラヒラ付きの女性向け?デザインだったので魚を描いてみた、素敵じゃない?

しかし、だいたい何で買い物手提げが女性向けデザインなんだ?

買い物は女性だけのものじゃないんだぞ!


写真【新作のどぐろ】







Last updated  2017/11/15 11:37:00 PM
2017/10/22
カテゴリ:絵描き20年



思ったんだけど、、、職業はなんですか? という問いに

「魔法使いです」と答えるのはどうか?

「絵描きです」というのとあまり変わらないのではないか?


絵を描くとか、絵を買うとか、売るとか、と日常関係ない人々

日常に絵描きなんて存在してもしなくても全くオッケーな人々

いわゆる「普通の人々」にとっては、絵描きも魔法使いも同じ


「絵描きです」と臆面もなく言い放った私に、よく返ってくる反応

「へー、絵が描けるっていいですよねー」

ドイツでも日本でも同じ、たぶん世界中みな同じ


でもそれって、「魔法使いです」に対して、ちょっとあきれて

「へー、魔法が使えるっていいですよねー」

みたいな、、、ね、同じでしょ?


そんな異次元の業種に意表をつかれ、あわてて付け加える言い訳として

「絵にはあまり詳しくないんですよねー」、、、でもそれ普通、大丈夫

「私は絵が苦手でねー」、、、それも普通、ぜんぜんオッケー、言わんでよいです

要は、絵でも魔法でもどうでもよい、世界が違う、と言いたいんだよね


でも、コドモツー(
6歳)くらいまでの幼い子供たちの反応は全然違う

「絵描きだよ」に対して、「私のほうが、僕のほうが上手いよ!」

もし私が「魔法使いだよ」と言っても返事は一緒、こっちの勝ち目は無い


「あれも描ける、これも描ける、魔法でこんなこともあんなことも出来る!」

リアクションがすごい、会話がはずむ

そう、やつらはまだまだ健全なファンタジーの世界に生きているのだ


というわけで、これから私、魔法使いになります、どうぞよろしく


まわりのお母さま達は「あの人に近寄っちゃいけません」とか言うに違いない

ちょっと現実的になった生意気な小学生には笑われるはず

まあいいや、けっ


タイミングよくハロウィーンってことで、ハッピーマジカルファンタジー、たららーん!

写真【ハッピー満月】







Last updated  2017/10/22 09:10:44 PM

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