ベルリンマジック

[コドモこども子供] カテゴリの記事

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  冬が明けたら育休明け

  急に日が長くなった、朝7時が明るい、夕方5時が明るい！いよいよ冬の終わりだ（まだ雪降ってるけど）同時に私個人の生活にも大きな変化が見えてきた2000年に長男が生まれたオクサンは働きたい人なので働いていただく（おかげで食ってこれた）家で絵を描く私が家事、育児を担当長男が11歳、いよいよ送り迎えなどの付き添いがいらなくなった矢先、次男が生まれる。。。ふりだしに戻る、引き続き家で絵を描く私が家事、育児担当23年間、家事育児80％、絵描き20％とにかくコドモを抱っこして絵を描いて、ベビーカーを押してスケッチして料理しながら個展のDM作って、コドモ連れで絵を売って、、、それでも毎年約50枚近くの絵を描いてきた、変態だ、自分でいうのもなんだがよくやるわある人が言う、アキラはずっとハンドブレーキを引いたままアクセル全開で走ってる次男が今11歳、夕方でも明るくなった今、もうサッカー、音楽教室にはひとりで行ける帰りはさすがに暗いので迎えに行く送り迎えの「送り」がなくなったことで習い事の「待ち時間」もなくなった育児の最も重要な仕事の一つは「待つこと」なのだコロナのおかげでホームオフィスというのが誕生それ以来オクサンが家で仕事をしている、会社に行くのは週に多くて2日オクサンが家にいるとき、私は堂々とアトリエへ行けるコドモが学校から帰ると今までははパパがいたのが、最近はママがいる、別に問題はないもう父ちゃんいらねーよ、と言われる日もそう遠くはないここでまたタイミングわるく赤ちゃんが産まれたら、、、まあそれはもうなかろうでもホントに家事育児20％、絵描き80％になったら、、、すごい何がすごいかというと、、、知らない、けどやっぱりなんかすごい、ワクワクするそろそろハンドブレーキをおろしてフルスピード、53歳にて育休終了まあ張り切りすぎて急発進、いきなりガシャンといかないようにしないといけないせっかくだし、今はまだくたばりたくないギヤの入れ間違いには気をつけよう写真【スーパーソニック】

  2023/03/07

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  喜び一番、一生コドモ

  画家で胃炎は職業病ですね、と医者が言う歯を食いしばって描くのはやめなさい、と歯医者が言う自覚はないが結構がんばって油絵を描いているようだ。対して魚、これはまさに喜び100％10年以上取り組んでいるが全く飽きない、楽しくてしょうがない。夏に海へ行くと決まって磯でカニや小さな魚たちとたわむれる子供が使うような安っぽい網を片手に獲物を追いまわすまさに全然捕まえられないちょうちょを嬉しそうに追い回すアホな子供だ捕まえた獲物をしばし観察して放す、それをひたすら繰り返す、喜び100％こういった喜び、見たもの、経験したことを幼い子供はすぐに絵にする大昔の洞窟に描かれた絵や発掘された粘土細工もそうだったという説もあるとにかく喜びを目に見える形にしたがるのは本能なのかもしれない。実際は子供の絵は実物と大きく異なり、誇らしげに説明されてもハテナだったりするでもその子供はとても満足、自信満々、実物との相違は全くおかまいなし実物と違うと感じるのは「上手い絵」というつまらない基準を求める大人の意見子供の描く絵はいつも喜びにあふれた勢いのある素晴らしい作品なのだ。その子供が中学生くらいになると実物との違いに気付きはじめ、次第にそれが苦痛になる結果、絵を描かなくなる、大人になるとはこういうことなのか。。。大人になんかなってたまるかー！「磯のカサゴは口ばかり」カサゴの毒針には気をつけようちなみにカサゴ？なのかオコゼなのか？地域で異なるのかな？写真【獲物】

  2023/02/24

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  絶滅危惧種

  nowかneverか、今思い切らなかったらたぶん一生やらずに死ぬまで後悔ということで陶芸の窯を買ってしまった、わはは「そんなもん買って、もとはとれるのかー！」とオクサンにしかられるでも考えてみよう、ピアノが弾きたくてピアノを買う人それで最初から金を儲けようとは思っていない、ギターだってバイオリンだって同じ鉄道模型が好きな人、バイクに乗る人、みんな驚くほどそれらに金をかけるまあそれらはいわゆる「趣味」と言うんだけど。。。まあ趣味でも仕事でもどっちでもよい、とにかく今は作りたいのださて本題、つくると言えば、「モデラ―」、プラモデルをつくる人今その存在がここ数年で急激に絶滅の危機にさらされていることに気づいた。日本とドイツは世界でもトップレベルのモデラ―大国、だと思うプラモデルの生産も質もたぶんトップレベル、だと思う、だからどっちもよい国子供のころ、プロのモデラ―（主に戦艦）にあこがれた私自分の子供に勧めはしないが、いざとなったら一緒に出来る事、パパの隠し技だ実際コドモワン（長男、現在22歳）には10年前くらいにその技を披露そして今、コドモツー（次男10歳）がレゴに飽き足らず、よりリアルなプラモデルを発見ふたたびパパの出番だ！ミュージアムのショップで買ったプラモデル、作ったはいいが塗料がない10年前に使った塗料はみなカチカチに固まってしまった（まだ持っていたのはすごい）それでは一緒に買いに行こう、、、しかし、どこにもない！だいたいよく見たらプラモデル自体がどこにも売っていないではないか！そこでモノづくりの牙城ともいえる大きな「モデル部品やらなんやら何でもそろう屋」へ行くげー、閉まってる！店自体が無い！コドモ泣きそう、パパ立場ゼロコロナで全てオンラインに移行したらしい、コロナのバカしかし微妙に異なる部品とか、手に取らず買えるものなのかね？？？帰りのバスに乗って、ふと思い出した、あ、あそこの古いおもちゃ屋まだあるかも途中下車して行ってみる、、、あった！プラモデルだけでなく、店自体がまだあることにも驚く店の主人「もうプラモデルは誰もつくらないよ、今の時代には面倒くさすぎ」実際新しいプラモデルは簡略化されている、パーツが少なく、やたら簡単、全然面白くないその点で見るとレゴも同様、やたら簡単、でも逆に値段は上がっている。。。バカちなみに有名なベルリンの高級百貨店KaDeWeのおもちゃ売り場には、、、バンダイのスターウォーズプラモデルがあった、塗料は売ってない、アホかだいたいバンダイは私にとってプラモデル会社じゃないここにも数年前まではプラモデルコーナーがあって、ドキドキワクワクさせられた。ドイツがこれじゃいかんよねぇ、、、がんばれニッポン、モノづくり大国の座を守れ！どうしよう、窯買っちゃった、がんばろう写真【よりによってソビエト】

  2022/06/14

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  偉大なる芸術家

  サッカーを始めたコドモ、まだやってる、よいことだ週に3回のトレーニングと週末の試合、それに付き合う私、、、ちょっときついでもまあいろいろな試合がいろいろな場所で行われる、未知の世界で面白いと言えば面白いコロナが去って、全てがエンジン全開で動き出してるスポーツイベントだけでなく、学校も、音楽教室も、その発表会などもというわけで、またしても本業「偉大なる芸術家」の活動時間はなくなった。。。わははさて、サッカーこのスポーツは野蛮、と決めつけていた私、考えを改めて反省したかというと、逆！、ぎゃくだー！改めてサッカーは野蛮だと納得、こわい！（サッカー好きの人々ごめんなさい）サッカーをよく知ろう、ということで、4月の連休にはわざわざドルトムントまで行くドイツサッカーミュージアムと以前香川選手のいたチームのミュージアムを見学ふーん、サッカーはドイツにとっては欠かせない文化だなあ、としみじみ。でもね、この2ヶ月近く、実際に子供たちの試合を見て感じたこと子供たちはフェアプレーを心掛けているけど、、、親が。。。親が野蛮だわ、やっぱりついていけない競技場では禁煙、というルールなんか知ったこっちゃない「親は子供達のお手本です」などというスローガンのポスターも無力ビールを片手に叫び散らす、コロナが怖くてついマスクをしたくなる父親たちだけではない、母親たちも全然負けていない、もうみんな声がつぶれてしゃがれ声休憩時間には親同士がやっぱりサッカーの話題で盛り上がる、ぜんぜんついていけない子供たちの試合でこのありさま、プロや国際戦の観客の凄さは想像外、異次元レベルでもまあ、これはこれでいいんだと思う、みんな幸せそうサッカーがあれば戦争なんかしない、サッカー自体が戦争だから？こわいーコロナで無観客とか、酒屋で観戦しながら大騒ぎの出来なかった間は辛かったんだろうなちょっとかわいそう、同情してみたりコドモ「パパ、プロのサッカーの試合見に行きたい！」私「大きくなったら私無しで行ってください」がんばれコドモ！写真【偉大なるサッカーファン】

  2022/05/29

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  もういい春

  あらら、もう4月、コロナが一段落（？）したと思ったらまさかの戦争今年こそイースター休暇にコドモと日本へ行こうと思っていたのに、またしても断念でも驚きもしないし、くやしくもない、もうへっちゃら、なんだかこれが普通になってきた。ちょうどワクチンの副作用（決めつけてる）で入院していた時に戦争が始まったよいタイミングだったのかな、ベットで天井を見ながら思ったいつ何が起きてもおかしくない、わかってはいるけど生きてるだけでも幸運なのだよし、やっぱり今のうちににやりたいことをやろう！悟った。さてコドモ日本行き中止にはやっぱりもう驚かない「またか、まあいいや」ってな感じでサッカーしてる金網に囲まれたアスファルトの小さなサッカー場、壁には汚いグラフィティー2年前のロックダウンでやることがなく、行き場も失ったコドモが、以来ほぼ毎日通った場所すっかり夢中になって新品のサッカーシューズは2ヶ月で穴が開いたほど、高かったのに。。。先月のある週末、そこから帰ってきた子供、小さな紙きれを手に、興奮して「スカウトされた！」サッカーは野蛮、という悪いイメージしか持っていない私とオクサン、、、ちょっと驚いた。スカウトとは言っても、この地域のサッカークラブの10歳チーム、しかも2軍そのコーチがたまたまその金網サッカー場を見てて声をかけてくれたというものだいたいドイツで10歳からサッカーなんて遅すぎて話にならない、まあよい。体操クラブと音楽教室に通っているコドモ、もちろんこれ以上は時間的に無理、、、しかし病院で悟りを開いた私「体操やめれば無理じゃない」体操が好きでしかも上手なコドモ、そして体操にとてもよいイメージを持つオクサン二人はちょっと驚いた、二人とも私が大の体操推進派なのだと思っていたらしい。体操はコドモの兄（長男すでに21歳）がずっとやっていて、ただそれを受け継いだだけ私が体操好きなわけでも何でもない、ただそれが私にとって普通になっていただけ。コドモ「ホントにサッカーやっていいの？」オクサンもなんだかんだで納得もういいんじゃないのかな、目の前にある、出来ること、好きなことをやるべきだやけくそになっているわけではない、ただ、今やらずに後悔するのはやっぱりくやしい。私も何かやろう、ぐふふでもやっぱり気をつけよう写真【まさかのサッカー】

  2022/04/12

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  芸術の秋

  すっかり秋になってしまった、暗くて寒い半年（以上）がはじまった始まるといえば芸術の秋、何か作りたい、何か作らないと落ち着かない、手が震える、中毒か？というわけで、また陶芸を始めることにした、たたーん！どこで焼いてもらうかはあとで考える中毒性の高い粘土いじり、やりだすと止まらないしばしば主婦活動がおろそかになるため要注意だ陶芸をやめて、焼かなくてもよい樹脂粘土で数年間いろいろやってきた（これもちゃんと中毒になった）が、やっぱり本物の土とは違う、土をさわりたい！というわけで毎度ながらの、「いきおいで」粘土を購入、重い、、、画材屋の人も驚いていた「絵やめたの？」やめてないキッチンのテーブル（私の万能作業台）をかたずけてさっそく始めるあー、やっぱりいいわー、しみじみ、なんとも原始的で、自分が「ヒト」に戻れるそう、洞窟の壁画よりも粘土いじりの方が先でしょ？ちがうかな？まあよいいずれにしても何の道具もなしに粘土をいじる、こねる、、、こどもでもできるそして焚火の横にたまたま置いておいたら固くなった、こんな原始的な創作はないまさにモノづくりの原点粘土といえば、小学校で使っていた油粘土、臭くて嫌だった臭いうえに固まらず、たいてい数日後にバカな同級生に壊されて、、、つくること自体は大好きだったが、残らないものをつくる虚しさがいつもあった小学校でちゃんと本物の土を触らせてくれていたら、人生は違っていたかもしれないこどもをバカにするな！気をつけよう写真【焼き魚（仕込み中）】

  2021/09/23

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  バットマン

  ここ数年、自分のT-シャツなんか買った覚えがないもっぱらコドモワン（21歳）のおさがりだ、スターウォーズやらバットマンやら、、、コドモツー（マックス、10歳）とサッカーをするときなんかそれらで十分だ。しかしある日、コドモとサッカーをして、夕方気分よく家に帰って夕飯を食べているときにコドモツーが「パパのバットマンはちょっとはずかしい」とポツリ。。。胸にでかいコウモリマークのバットマンT-シャツのことだ！オクサンは大爆笑、コドモワンはちょっと納得した顔で苦笑い近所のガキどもが「マックスのパパはバットマンのファンなの？」とか「パパはバットマンなの？」などと茶化すらしい、、、私に直接言え！　ちゃんと説教してやる！でもスターウォーズはバカにされないらしい、レベルがちょっと上？個人的にはアディダスとかナイキとかよりよっぽどよいと思っている。そうやってブランドで自己を肯定している方がよっぽどみっともない、なんて、個人的に。ましてやFCバイエルンとか、FCバルセロナとか、サッカーチームのユニフォーム！こんなものを大人が着てたらもっと恥ずかしい、個人的な意見、もちろん。とにかくメーカー品やらチーム名とかで自分をどっかの一員として見てもらうなんて嫌だ！とか言って、バットマンでWarner bros. のファンコミュニティーに入れられるのもスターウォーズでディズニーの一員にされるのも嫌だ。。。どうしようT-シャツ買おうかな、でももう夏終わりだし、まあよい、いらん物はいらんお父さんは気をつけよう写真【カネはいかんでしょ（ケインと読むらしい）】

  2021/08/23

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  明けまして

  夏休みが明けました学校が始まれば、私はまた少し絵が描ける本来なら明けましておめでとう、といったところでも今年はぜんぜんめでたくない、、、コロナ！子供たちは無邪気に喜んでいるが、学校も親もドキドキいつかまた学校閉鎖になるのか？　きっとなるんだろうな、、、なったらどうしよう、なったらこうしましょう、、、まるでまた来る非常事態にただただおびえているようホームスクーリングが始まればまたまともに絵は描けない数時間とはいえ、今、学校がある間に出来るだけ絵を描こう！とはいっても、さあ描くぞ、はい描けました、とはいかないものもうやだコロナ写真【夏2020】

  2020/08/12

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  子は育つ

  コロナといえども子は育つ昨日はコドモツーの誕生日、もう9歳になった、早い！ともあれ元気に育っていてくれて嬉しい、ので飲み過ぎた20歳になったコドモワンも一緒に飲んでくれて嬉しい、ので飲み過ぎた50を過ぎて、肩も腰も、おまけに二日酔いで頭も痛い私もうちょっと頑張ってこの子たちと元気でいよう、と決心まずはアルコールをひかえよう写真【誓いの乾杯】

  2020/07/24

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  忙しいコドモ

  どこにも行けない夏休み、コドモツーは退屈で仕方がない、、、と思いきや絵をかいたり、紙工作したり、レゴをつくったり、なんかしら忙しい様子本人も「やることがいっぱいあって大変だ―！」とぼやいているまあ好きで楽しいことがいろいろあるのはよいことだ私が絵をかいてると、横で突然おもちゃの鉄琴を打ち鳴らすしかも力任せにキンコンカンキンコンカン、むちゃくちゃうるさい「ちゃんと聞いてるから、もうちょっとあっちでやってくれない？」とだけお願いするちゃんとメロディーも打てるくせに、ほとんどはデタラメ結構長い、なかなか飽きずに、ずーっとやってる、どうやら楽しいらしい時にはキーボードで、時には縦笛で、これらまた長くてうるさいまあせっかく楽しんでやっていることをやめさせるのもなんだからほおっておく音楽が本当に「音を楽しむ」というだけのものであって大人の押しつける「学科、教科」でなければ子供たちはみなやるんじゃないかね？「うるさいからやめなさい」と言ったらそれまで、たぶんもうやる気を失う子供たちの音楽離れが問題になってるドイツもしかしてドイツ人うるさいのが嫌いだからじゃないのか？他人に迷惑にならなければやらせておこう、、、ほどほどに【楽しい夏休み】

  2020/07/13

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  はじめての日本語

  ホームスクーリングとかだらだらしてるうちにいつの間にか夏休みモスクワのバブシュカ、ぜんぜん帰れず、夏いっぱいここにいるらしい、、、まあいいんですけどそのためコドモツーのロシア語がますます上達、いいけど、よくない、日本語もやろう！ということで今さら日本語を始める、夏の集中講座だ！ひらがなの50音の表を書いてあげて、知ってる日本語をさがす例えば「ねこ」、「ね」と「こ」を発見、これを模して書けば「ねこ」と書ける「しんかんせん」「えき」など、けっこう楽しんでいるそしてもう「僕は日本語が書ける」と自信満々、バブシュカにもロシア語で自慢してるお兄さんのコドモワンにも自慢したところ「漢字は書けないだろう」とクギをさされるちなみにコドモワンも漢字は書けない、ひどいお兄さん午後にはさっそく絵の中にも彼の得意な日本語が現れる「でんしゃ」、「やまのてせん」、そして大きく「さかな」「さかな」の看板、よく見ると、小さく「Hotel Restaurant」と書いてあるなるほど、「さかなホテル」、いいねー！でも建物が全てガラス張りなのはなんだか、看板もでかいし、、、東京なんだねぇ写真【さかなホテル・リゾート・スパ・レストラン】

  2020/06/27

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  最近のよいこと

  何をもって、どういう状況が幸せなのか問い直される今日この頃小さなことでもわりと喜べることに気づく、それ自体は良いことなのだと思うコドモツーが割り算できるようになったとか、今日の料理がうまく出来たとか、、、先日、コドモツーに、レゴ・スターウォーズ・マガジン6月号を買う家に帰ってさっそく寝そべってパラパラめくる彼が、ボソッと「あ、僕の絵だ」なんとなくそれを聞いた私？？？彼の方に目を向けると、、、実感がわいてきたのか、じわりじわり起き上がって、大声で、「パパ―！」なんと一年も前に読者の絵のコーナーに応募した絵が今になって掲載されたのだだからもうじき9歳になる彼なのだが、紹介文には7歳となっているともあれ彼も私も大喜び、大手柄、よくやったこれは決して小さな幸せではない、レゴファンの彼には大名誉そして冷静になった彼曰く「僕は有名人」その雑誌、何万部刷られるのか知らないけど、確かにパパよりは名前を売ったことは事実くやしー！写真【大画家】

  2020/06/09

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  コドモの日

  ドイツはぼちぼち規制を緩和するみたい、サッカーもそろそろ始まるとか、やんなきゃダメ？そろそろお金の話もしてもよい雰囲気になってきたのかドイツで一番でかい顔をしている自動車産業が政府に支援を要求、、、ばか子供たちはどうすんだー！　大人達ちょっと真面目に考えろー！まだ学校もはじまらないし、習いごとも出来ない、プールも体育館も閉鎖、友達とも会えない大人のフィットネスジムが閉鎖なんてどうでもよい、大人の運動不足なんて自分で解決しろー！クマの赤ちゃんは兄弟でずーっとじゃれてる、かみついたり追っかけまわしたり馬の赤ちゃんも一人だけど意味もなくダッシュしたり跳ねたりしてるやっぱり子供たちはそういう無駄な動きをしないといけないと思う、家の中では出来ない、、、うちのコドモツーは体操をやってる、もちろん今はコロナでやってないベルリンに引っ越して体操クラブを探して、ようやく隣町に見つけ、テストを受けてやっと入れた引っ越しのため3ヶ月近く出来なくて待ち望んだトレーニング（確かにこの間ちょっと太った）1ヶ月ほどで停止、ようやく慣れてチームメンバーとも仲良くなったのに、、、かわいそうただでさえ子供の運動不足と肥満が問題になっているドイツ、どうすんだ？うちのコドモツーはビオラを習っている、もちろん今はコロナで習っていない個人レッスンなので距離を置けば出来そうなもんだと思うのだが、、、やっぱりそうはいかないだから家で、ここ2ヶ月ひたすら同じ曲を練習してる、むちゃくちゃかわいそうベルリンに引っ越してから、ビオラの先生を探して、空きが出るのを2ヶ月待ってようやく3月から始まった、待ち望んだ授業、2回きりで停止、、、かわいそうWebでやりましょう、という提案もあったが、いやだ何のために努力して先生見つけたの？だったら最初からネットでやればよいでもこの調子だと、もしかしたら将来はそれが当たり前になるのかな？ただでさえ子供の音楽離れが問題になっているドイツ、どうすんだ？で、美術は？美術はどうせみんな離れてるから、どこでやろうがやるまいがどうでもよい絵を描くのが好きな子は勝手に描く、工作が好きな子は勝手に何か作るコドモツーは毎日ひたすら絵を描きまくってる、自宅滞在を逆に喜んでる、、、これはラッキーこどもファーストでいこう！写真【ひよこ】

  2020/05/05

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  いつまで続く誕生日

    コドモツーの誕生日会、またか もうここ10数年、毎年のようにやってる気分 でもこれもあと数年したらいよいよ無くなるんだろうな うれしいやらさみしいやら、、、 でもまだあと数年続くことは確かなわけで、、、やっぱりもううんざりだ！ ベルリンの昔のママ友、リリーさんからメールが来た 「妊娠しちゃってさぁ、酒もタバコもやめてんのよねー」だって 「すげー、また子育てすんのか？」 「あんたもまだしてんじゃん」、、、確かに、ちぇっ リリーさんはこちら ​https://plaza.rakuten.co.jp/stadt/diary/201707100000/​ 写真【レゴランド】　

  2018/07/29

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  ドイツのズル休み

  天気がよかったある平日の朝、絵を描いていた私にオクサンが突然 「今日は休みを取ったから湖に泳ぎに行こう！」 「仕事中のミケランジェロにそんなこと言うか！」と怒る私はあっさり無視され、、、 平日でコドモは学校、というわけで二人で湖水浴、まあそれはそれで素敵なこと ところでなんで休みなのか？　一ヶ月に8時間以上の残業は許されないんだそうだ その8時間を越えたから1日休まなきゃいけない、だから「ズル休み」ではないらしい さて、ドイツ人はバカンスのために働いていると言っても過言でない（オクサンも） そろそろ夏休みが始る、でも休みが始ると、、、パック旅行の値段がボーン！ 子供を持たない人は夏休み中のバカンスは当然避けるが、子供がいたらそうはいかん まあハイシーズンにホテルも飛行機も高くなるのはわかるのだが、、、 値段がボーンのタイミングがすごい、夏休みの初日、まさに初日にボーン だから休みに入る前日に学校ズル休みさせて出発すればいいのだ、わはは簡単と思いきや 普通、学校のズル休みは1日まではオッケー、2日目からは診断書が必要 でも夏休み直前のズル休みはかなり厳しい、バレると「罰金」、だいたいバレる ここバイエルン州では空港で警察がそれらしい親子をチェック、かなり本気 学校のズル休みは許さない、それを容認すると社会の秩序が崩れる、という政府 たしかにそれはわかる、でもね、子供を持っている親なら皆知っている 夏休みまであと残り一週間となると、子供も学校もやる気なし まともな授業はやらないし、テストも終わってる、宿題もない、30度越えたら休校 なんでじっと悔しい思いをしながら休み初日の値段がボーンを待たねばならんのだ！ すでにそのたった1日のズル休みをめぐって裁判まで起きているという話も聞く 最近の旅行会社による子供を持つ家庭を狙い撃ちにした値段設定は露骨だ ドイツの夏休みは州によって日程が違う、その点も旅行会社はきちんと利用 例えば、もうベルリンはとっくに休みに入っているが、ここバイエルンはまだあと一週間 バイエルンが休みに入ると、まもなくしてベルリンでは新学期が始る いま休み中のベルリンから飛び立つパックはすでにべらぼうに高い でも同じ目的地、同じホテルでも、バイエルン発のパックはまだ納得できる値段 それが逆にバイエルンが休みに入ると、、、こっち出発の値段がボーン！ 国の作ったシステムをうまく利用する商売人、国は知らん顔 子供のおかげで親は罰金かモラルかの板ばさみ、笑っているのはかしこい商売人 ベルリンは特にシングルマザーも多く、値段がボーンを払える家庭ばかりではない 結局貧乏くじを引いているのは子供のいる普通の家庭、お金持ち家庭には関係ない ズル休みを許すかどうかと言う議論より旅行会社の卑怯な商売方法を疑問視してほしい 少子化が大きな問題のドイツも結局「格差バンザイ経済ファースト」 「子供がいるとお金がかかるよね」って皆が納得したらやっぱり子供ほしくないわ 写真【淡水ビーチ】

  2018/07/21

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  またチキンラーメン

  バブシュカ（モスクワおばあちゃん）がコドモツーのためにスープを作る ベーコン入りのジャガイモスープ、コドモツーの好物、、、なはずであった しかしコドモツー、「ベーコンはいらない」、、、バブシュカ落ち込む 子供の好みなんてコロコロ変わる、まったくあてにならない 興味の対象も日によって変わるし、遊び方も日によって違う でもやっぱり出来れば子供の好きなものを与えてやりたいと思うのが親 私ももう40歳後半とはいえまだ人の子、親からすればまだ子供 子供はいつまでたっても子供で、その親はいつまでたってもその子の親 先月その親が毎度のようにどっさり和食（和製食品）を持ってドイツへ来た ラーメンやらカップラーメンやら、とてもジャンクな和食ばかり 確かに私はカップラーメンで育ったようなジャンクマン オーガニックとか自然食なんて全くわけがわからん でも母、なぜだろう、毎回【チキンラーメン】を持ってくる あのオレンジ色の、鍋すら必要としない、お湯をかければ出来るやつ 「あんたこういうの好きだったでしょー！」と、、、毎回言う母 むうー、確かに食べた記憶はあるけど、これを好きであった記憶は無い チキンラーメンは私の中でジャンク和食のトップクラス、なんかやばそう 今どきのインスタントラーメンにはいろいろ凝った、おいしそうな物もいっぱいある それでもよりによっていつもこの、一番簡単で一番安っぽい、このチキンラーメン！ きっと母親の頭には、「うちの子はジャンクなラーメンが好き」 と、かなり大まかにインプットされていて、その代表格がこれ、、、なるほどね 「チキンラーメンは昔からあんまり好きじゃなかったよ」と毎回言う私 「あら、そうだったの、まあー」と毎回言う母 まあ結局毎回なんだかんだ言いながらいつの間にか食っちゃってますけど 子供はいつまでたっても子供、その親はいつまでたってもその親、ということ あと数日するとコドモツーが6歳になる、誕生日プレゼントどうしよう コドモツーの好きなものねぇ、、、むむむ、日替わりだからなぁ 写真【まだ親子】    

  2017/07/21

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  ティミーちゃん

  コドモツーの通う幼稚園にはアジア系も結構いる その中の一人、中国人の両親を持つ、去年入ったばかりの3歳の男の子 名前はティミー、これが可愛い！　ぽちゃっとして、ほっぺが赤くて まるで中国のおみやげ品に描いてあるような子供の肖像（わかる？） 両親がお互い中国語で話すため、その子はまだドイツ語があまり話せない でもまあ幼稚園に一年もいれば自然とドイツ語を話すようになる 昨日コドモツーを迎えに幼稚園へ行くと、いきなりティミー 私を見るなり、ずどどど！と走ってきて私の足にがっつり抱きつく むちゃくちゃ可愛い！ その走り方の絶妙なぎこちなさと、何もしゃべらないけど満面の笑顔 保母さんたち大爆笑「ティミー、それあんたのパパじゃないわよ！」 彼はなぜか最初から私にえらくなついている、多分他人とは思っていない 冗談でニーハオとか言ったら絶対中国語でしゃべられてしまうから言わない 頭をなでてドイツ語で「よう、元気か？」 嬉しそうにニコニコしながらうんうん何度もうなずく、、、可愛い！ でももういい加減に放してくれ 横にいた女の子が「ティミーはマックス（コドモツー）の弟なんでしょ？」 ちがーう！ 遠くでそのマックス（コドモツー）が私を見つけ、大声で 「パパぁ！もう来たの？もっと遊びたいのに！」 ぶすくれてる、、、ぜんぜん可愛くない   アジアと言えば、何度も言いますけど、個展やりますよ 4月13日から22日まで金井画廊にてhttp://galerie-kanai.com/ 私も毎日びっちり居ります、遊びに来てください、花輪お断り   写真【アジアっ子】

  2017/03/28

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  木とか石とか

  幼稚園でのクリスマス会、コドモツーも劇に初出演！ で、何の役？と聞くと、胸を張って「バウム！（Baum、木）」 そう、バウムクーヘンのバウム、木、き、、、バ、バ、バウム？ そ、そっかー、すごいなぁ、バウムはしゃべったり歌ったり踊ったりするの？ これまた威張って、「立ってるの」 、、、す、すごいね、立ってるのかぁ、、、もう笑いをこらえるのに必死 で、当日、確かに立ってた、他にもお友達数人、木が立ってた、皆誇らしげに こっちは笑いをこらえるのに必死 さて年末といえば、レゴ コドモツーが5歳になって、幼稚園でもレゴで遊ぶようになる じゃあそろそろいけるか、と、地下室にしまってあったレゴを出す コドモワンが数年前まで遊んでいたレゴ、ものすごい量 それらを買ったときはすべて何かのモチーフ 消防車だったり、恐竜だったり、スターウォーズの戦闘機だったり それらが何らかのモチーフであったときは小さいもので千円くらい 大きいものでは1万円をかるく越えた、全部でいくらかかってるんだ？ それが今やみんなバラバラのごっちゃまぜ、100グラム300円みたいな、、、 外が寒くて暗いドイツの冬にレゴは最適、人気があるわけだ 床にガシャーっとレゴをぶちまけて二人で黙々と何かを作る オクサンはすごく迷惑がってる、まあそれもレゴというもの そこへ勉強を終えたコドモワンもなんとなく座って、なんとなく何か作ってる 脳みその違う部分を使うのはよい気分転換なのであろう さあこれから先、また7-8年レゴ期が続く、、、ヒルフェ（ヘルプ）！ ところで、レゴのブロック一つ一つを「シュタイン」（石）とよぶ そう、フランケンシュタインのシュタイン、石 ここで年末の一句 またしても・さがすと無いのが・レゴシュタイン メリークリスマス！ 写真【立ってるロボ】

  2016/12/15

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  歴史

  バケツがこわれた もうかれこれ14年近く使っていたであろうか、オレンジ色のバケツ 元々はコドモワンの砂場遊びや水遊びのために買ったもの でも一番活躍したのは「魚とり、カニとり」の場、最も利用したのはこの私 恒例になったロドス島バカンスには必ず持っていった 今年も現地で大活躍、その帰りに飛行機でバッグを手荒く扱われたのか こわれた！バリッと割れている、ショックでクラクラ コドモワンが「我々の歴史だよね、あらら残念」 そうか、彼もそう思っていてくれたか、うれしい、なんだかジーン 我々の共有してきた一つの歴史がこうして終わったか、とか バケツには我々の思い出がいっぱい入っていたんだな、とかなんとか。。。大げさ オクサンはどうでもよいといった顔で、ボソッと「やっとこわれたわね」 彼女はそもそもホテルやビーチをバケツや網を持って歩くことを嫌がっている まあこわれたものは仕方ない、バケツ買おう！　何色にしようかな ここからまた新たな歴史が始まる、たたーん！ そんなもん始めるより仕事を始めなければ、、、休みボケでダメだぁ 写真【歴史バケツ】

  2016/09/18

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  パパの夏

  暑くもないのに夏休みがはじまった 日本はとてつもなく暑いようで、暑中お見舞い 夏休み最初の週末、さっそく厳しい試練 みんないる。。。ヒルフェー（ヘルプ）！ コドモワンがムキムキでかくなって、いよいよ家が狭く感じる今日この頃 そこへモスクワからバブシュカが来ている しかも週末、オクサンまでいる、、、もうダメだー 夏は朝5時に起きて、静かなうちに一人で絵を描いている私 しかし8月となると日が昇るのがだんだん遅くなる 6時過ぎないと明るくならずスタートが遅れる 8時過ぎるとコドモツーが起きてきて足元で遊び始める 徐々に人が増えてきてだんだんうっとうしくなる 10時過ぎるともうダメ、ぜんぜんダメ 「トイレットペーパー買ってきます！」と一言残し、「家出」だ！ CD屋へ行って試聴、ヘビーメタルで気持ちを落ち着かせる するとそこへコドモツーの幼稚園友達（女の子）とそのパパ ヤバイ、と顔をそむけるが、子供（女の子）の反射神経にはかなわない でかい声で「あ、マックス（コドモツー）のパパ！」 ホントに女の子はハキハキパキパキ、男の子とは違うんだよなぁ うるせー、ほっとけ！と思いつつ控え目に手を振る その子供のパパも手を振る、どっちも「ついにはじまっちゃたねぇ」な顔 隠れて家出しているはずが、そのたぐいの知り合い数組に発見される 外も狭い、、、どうする夏休み、ヒルフェ！ 写真【男の子マックス】

  2016/08/10

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  隣のキツネさん

  もう一ヶ月も前になるがカーニバルのため幼稚園でも子供達が思い思いの仮装をして楽しんだことを書いたその際、あるママが子供達（もちろん自分の子供を中心に）を見ながら「子供はかわいいわよねー」と目をうるうるさせて何度もつぶやいていたたしかにかわいいけど、仮装しなくたってかわいいししかも目をうるうるさせるほど、、、ママさん年じゃないの？（まあ失礼）先日、アパートの駐車場に車体に広告のある普段見かけぬ車を発見どうやら下の階のお隣さんの仕事用の車らしいオクサンと「隣のフックスさんは自動車修理屋さんなんだねー」と話す次の日の朝、窓辺に立つ私のところに起きたばかりのコドモツーがよって来て目をこすりながら、「パパ、キツネはどこ？」、、、へ、キツネ？、、、あー、そりゃ隣の人の名前だよ爆笑しそうなのをこらえて答える、よいボケだそう、お隣さんの名前「フックス」とは英語のフォックス＝キツネなのだすると続けてもう一発、「隣の人はオレンジ色なの？」げー、むちゃくちゃかわいい！やられたその連発のボケのかわいさにすっかり目がうるうるしてしまった私、年か？ちなみに幼稚園でお世話になってる先生？保育士さん？職員？日本語で適切に何というのかわからん、まあよいその女性の名前は「クレブ」さん、英語のクラブ＝カニカニさん、これまたかわいい(名前が)写真【カニ】

  2016/03/03

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  次男の悲劇

  やっと写真の整理をした、プリントアウトしてアルバムへデジタル写真になって、撮影は楽になったが、整理はやたら手間がかかる写真用の紙も高いし、インクもすぐなくなる、手間も時間もお金もかかる2011年にコドモツーが生まれた時の写真は、がんばってアルバムへ入れただがそれ以来はほったらかし、全部コンピューターに入ったままやはり赤ちゃんはかわいいので、いっぱい写真をとってしまういっぱい撮ってしまうもんだから整理がつかなくなったその数2千枚、データ量約10ギガバイト！10.000.000.000バイト？？？、わからん、何かに例えられない数字東京タワー20個分とか、地球3周分とか、まあよいカメラからコンピューターへ移す前に、ボツは消去しているにもかかわらず2千枚それらを全部チェックして選び出して、、、4年分を約200枚程度にしぼるなぜ突然写真整理なのかというとコンピューターが壊れたら今までの記録が、、、パァ、、、こわーまあそれもあるけどアルバムにあるコドモワン（長男15歳）の幼い頃の写真を見て、何度も何度も「これ僕でしょ？」という無邪気なコドモツー（次男4歳）、、、あまりにふびんコドモワンの幼い頃は今のコドモツーにそっくりだからそのままそう言わせておいてもよかったのだが、、、いつかバレたらよろしくないウソもなんだから「君のお兄ちゃんだよ」と言うと「じゃあ僕はどこ？」、、、むむむ、まだコンピューターの中、、、やはりかわいそう子供のころの記憶は写真を見ることで、初めて少しは確かな「記憶」になる、というということは、写真がなかったら昔の記憶なんてほぼ残らないのか？でも、残る記憶は写真がなくても残る、覚えているものは覚えているということは、写真は覚えていなくてもかまわないことを後々まで残す単なるデータ？それ自体コンピューターに入った2千枚分のデータみたいなもの？いらないもの？でも写真なしでよく覚えている記憶は大体「悪い思い出」、本当は忘れたい思い出逆に楽しい思い出は忘れてしまいがち、忘れたくないから写真にしてとっておくやっぱりアルバムは必要かな、うーん、ずーっとぶつぶつ言いながら結局2014年末までの写真整理完了！ばんざい！でも今年のはまだ、、、げー、もううんざりだ写真【おさがり率90％】

  2015/10/29

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  アジア

  本当に夏休みになってしまったコドモツーは幼稚園が休みで私とべったりお腹がいっぱいで、これといった要求がない場合こうしてコンピューターの前に座っていたり、絵を描いていたりも出来るが、やはり３才、持久力はない、30分くらいすると何だか落ち着かなくなるまあ私もどちらかというと根気も持久力もないだからそれなりにバランスは取れているのかな、絵は増えているでもやはり一日中家にいるわけにはいかないから散歩に出る遊び場には他の子供やお母さんがいるから出来れば行きたくない子供同士のおもちゃの奪い合い、すべり台やブランコの順番争いの仲介知らないお母さんとの無理やりニコニココミュニケーションなど、すごくいやだからただ手をつないでウロウロ、アイスを食ってウロウロある日、いつものように街の中をウロウロ腹減ったなー、安いアジアヌードルとか、ざざっと食べたいなーそういうのがたまーに、すごーく食べたくなるカップヌードルで育った我が世代の化学調味料中毒（私の個人的な見解）でもコドモツーと一緒だからなぁ、、、調味料すごいし、塩辛いし、「ボクも食いたい」とかせがまれるとなぁやはりあまりよろしくないよなー、やっぱりやめておこう、ちぇっなどと考えながらウロウロすると目の前にいるアジアな10歳くらいの子供とアジアなお母さんが目に入るそして彼らのドイツ語での会話の一部が耳に、、、「毎日ヌードルはいやだよ、ピザ食べたい！」という子供ヌードルってアジア麺かな？それともイタリアパスタのことか？それは考えにくい、パスタであればピザは容易にありえるやはりアジア麺だろうすると、もしかしてこの家庭、普段の食生活がアジアなのかな？そしてドイツで生まれ育ったこの子供はやっぱりピザ食べたいのかな？なんか分かるなー、わはは、すごく納得、そりゃそうだ両親が同じ、または似た食文化圏の出身であれば、家庭でその食習慣があたりまえただ異文化圏で生まれ育った子供は？一歩外へ出れば他の人々が違うものを食っているのを目にする、ピザとかうちはオクサンがロシアとはいえ、やはりイモとか肉が中心の、どちらかというと洋風コドモワン、ツー、いずれもパンとかサラミとか、やっぱりピザとか大好きずるっと麺類、しかもカツオだしとか、トリガラ醤油味とかしかも化学調味料、味の素たっぷり、、、そんなの食べたいのは私だけアジア家庭、ちょっとうらやましかったり写真【中華風】

  2014/08/11

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  夏休み

  夏休みの計画が何も立ってないまま夏になってしまった学校も幼稚園も来週末から夏休みだ、げー、どうしようどうしよう、といえば、コドモワン留年決定！どうしようまあどうしようもないので受け入れようコドモワンは今ドイツでいうところの８年生（９月から９年生になる予定であった）ドイツの学校（まあここバイエルンの場合）は小学校が４年生まで５年生から１２年生まで８年間、いわゆる中高一貫（日本は６,３,３で１２年）最後の卒業試験（全国統一試験）で大学への進学が決まる、という感じいままで特に何も努力せずバイオリンも上手で、体操もなかなか水泳だってサッカーだって、絵も上手いし、、、まあ何でも出来る良い子ちゃん私個人としては、もうちょっとデコボコのあるやんちゃ小僧でもよいのではないかといつも考えていたほど（まあこんな形でのデコボコでなくともよいのだが）このまま順調に行って、エラそうな大学に入って、エラそうな就職して、、、そんなヤツいやだだから個人的には、今さら急に親近感持っちゃったり「わが子よ！」なんてだから留年はオッケー、とか言っちゃってオクサンにモーレツに怒られたりまあしょうがない、とにかく今は何もしたくないんだし思春期で、自分が何者かわからなくて、何やってよいかわからぬ今そんなときにあれやこれや押し付けても、ろくな結果は出ないバイオリンの先生と話すと、「今年一年は進歩するどころか後退してたよ」そうそう、やる気ないんだから上手くなるわけないその先生「それでも続けさせろ、いつか急にやるかもしれないから」絵を買ってくれる神父さんに話すと「元気ならいいじゃん」だってまさに神のお言葉あっけらかんとしている私とは対照に、どうも怒りの収まらぬオクサンただし、なだめの言葉「タダだしいいじゃん」はけっこう効き目あった、ケチだから学費のないドイツの学校、塾も行ってないし、留年しても家計に影響は何もなし日本や今のモスクワだったら大変だ長い人生、無駄な時間は必要だ、ダブれるうちにダブっておけ！めでたしめでたしそれにしても夏休みどうすっかなー１ヶ月半、長いなー、コドモツーと散歩してアイス食って、かなぁ留年小僧は何も気にせず留年友達と遊びまくるんだろうな、いい気なものだ写真【ワルガキども】

  2014/07/25

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  一人前

  日本へ行ってきたといっても一体いつのことだったか忘れるほど日が過ぎたしかもなんだか落ち着かず、日本行きの整理もまだついていないというのはドイツへ戻ると一週間後に学校が2週間の休みに入ったもちろん幼稚園も休み、、、かろうじて2週目の数日間は臨時預かりがあったが、大半は、、、もうお察しの通り、そう、パパと一緒！げーしかも天気がよく、週末となれば家族全員がオクサン得意の湖水浴に引っ張り出されるコドモワンはベットの中でダラダラと「おれ行かないよー」とか言っちゃってオクサン怒ってる、、、オクサンに子供の世話を押し付けて2週間も日本で遊んできてしまった私は、、、もちろんそう強気には出れず、、、言われるがまま、はいよろこんで何も出来ず、なーんにもきちんと出来ず、あっという間に今日になってしまった今日からまた退屈と言えば退屈な、でも一応仕事らしきことが出来る日々が始まる朝早く起きて、子供達のパンを買ってきて、幼稚園へコドモツーを連れて行ってオクサンを送り出し、ゴミ出し、洗濯、今日は掃除もしたそして今、一人がこんなに静かで平和だったのか、としみじみさて何しようかな、と考えながらお茶飲んでブログ書いてみたりいやあほんとに日本の楽しかった記憶が全て吹っ飛ぶほどの長い2週間でもまあつらかったことばかりではなく、よい出来事もあったコドモツーにトイレに行くタイミングを教え込んだのだ！パパすごい！ウンコがしたくなると隠れる習性が少し前から現れたので、それを見るとすぐに「ウンコ？」とたずねるようにした最初は「ちがう」と言いながらオムツにウンコしてしまったがだんだんタイミングが合うようになり、今では自分で言うようになった、すばらしい！先日誕生日を迎えて14歳になったコドモワン「おれ行かないよー」なんて昔は絶対言わなかったよい子ちゃんオクサンの言うことを聞かなくなるほどしっかりした意思を持つようになった一人前になったものだ、感無量そして自分でウンコする意思を伝えられるようになったコドモツーこれまた一人前になったものだ、感無量私もがんばろうあ、そうそう、アウグスブルクの皆様6月25、26、27日にアウグスブルクの（町で一番高級な）ホテル「Drei Mohren」にて電撃展示会やります、３日間だけ！知り合いの人の企画する企業セミナーみたいのに合わせて、フロントに展示させてもらいますちょこっと覗いてみてくださいなんかおんぶにだっこ、一人前でないんだな、私のやってること、ぶつぶつ、、、がんばろう写真【ひとり立ちクレーン】

  2014/06/23

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  ミケランジェロ

  久々に絵を描こうと思い立ち、パレットに絵の具をのせるその色とりどりのパレットを見たコドモツー「パパ絵描いた？」まあね、確かにきれいだし、、、でも「お前らが幼稚園でやってるお絵かきと一緒にすんな！」とかぶつぶつ言いながら絵を描きはじめるドームの絵を描くドームは何十回も描いているので何も見ずにすばやく描けるあっというまにドームの輪郭が見えてくる、天才で、さらに天才の私はときどき絵を逆さまにして描くすると後ろ（下？足元？）でそれを見ていたコドモツー首をかしげて逆さまのドームを確認「キウヒェ（教会）！」なるほど、絵の中のモチーフはわかるんだ彼の中には抽象も具象もきちんと存在するのか、すごいな奴も天才だな写真【ダビンチ】

  2014/03/19

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  新車購入

  絵が売れたので新車購入、どどーん！といってもコドモツーのボビーカー特に誕生日でもなければクリスマスでもない、ただなんとなく、今コドモワンは「俺のときは買ってくれなかったじゃん！」と怒り喜んで家中暴走本来の車の所有者コドモツーはそれを喜んで追っかける、、、なんじゃこりゃちなみに私も新車を入手！自転車！　ベルリンの隣のおばちゃんがくれた！「ナカオさん、あのボロい自転車捨てたの？　よかったら私のあげるわよ」やったー、捨ててないけど、、、くれるものは貰いましょうというわけで中古だけど、私にとっては新しい自転車、わはは、新車、万歳！しかしその新車、10年以上地下に置いてあって、使ってなかったもの全然新車とは言いがたい、けど磨いて、タイヤに空気を入れてみたら、走るじゃんおばちゃん曰く「私自転車に乗れないのに当時買ったのよねえ、で、結局全然乗らなかったのよ」というわけでやっぱり新車、かなりいけてますさて、最近コドモツーが幼稚園に慣れてきたので集中的に仕事が出来るようになっただからブログもなんとなくごぶさた、絵ばっかり描いてるまあそれはよいとして幼稚園に行くようになり、彼はかなりの勢いでしゃべるようになったで、最近連発するのが「ママアルバイト」（アルバイトはドイツ語で仕事、日本のバイトの元）「パパマーレン」（マーレンとは絵を描く）、子供達のお絵かきもこのマーレンだれがこんなことすり込んでんだ！パパ全然偉くないじゃん！ムカつくから、家で「パパコッヘン」を教え込む、コッヘンは料理する、だいっそのことこれを幼稚園で言わせて笑わせてやろう、ということそしたらコドモツー、わかってるのね、いきなり応用「パパコッヘンパゲッティー」と言い出すパゲッティーは当然スパゲッティー、、、なんでよりによって、、、私は大笑いだが、これを幼稚園でひろめてしまうとパパはスパゲッティーしか出来ないおやじ、と勘違いされそうで、ちょっと遺憾、むむむ写真【輝く新車】

  2013/11/10

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  アンジェラ

  自民党大敗、めでたしめでたし！というのはドイツの話日本の自民党のようにウソが上手でないドイツの自民党、見事に沈没選挙といえば、圧勝、大人気のメルケル首相ここアウグスブルクにも選挙運動でやってきた実はコドモワンはメルケルファン、、、だったのか、知らなかったちなみにうちは私もオクサンもCDU（メルケル党）のファンではないコドモワンだってCDUのファンではない、というより、もちろんまだわかってないただあのオバサンがどうも好きらしい、なんせドイツで一番の有名人だから「パパ、今から市庁舎広場に行ってくる、アンジェラが来るんだよ！」アンジェラ？、、、アンゲラ？、、、メルケルかコドモワンの仲間同士ではアンジェラで通っているらしい、なんかちょっと素敵「アンジェラ、ヘリコプターで来るんだよ」確かにそうだろうけど、広場にいきなりヘリで降りては来ないだろうコドモワンとしては、戦場にヘリからさっそうと降り立つアメリカ大統領のようなスーパー派手な登場を期待しているのであろう、アホまあとにかくわけのわからんアイドルとか、サッカー選手を見に行くのでなくドイツの現役の首相の選挙演説を見にいく、というのだから反対は出来なかろう3時間後、午後7時、電話が来て「アンジェラは7時半から演説なんだってさ」時間知らなかったのね、、、ということでまだ粘る、アホなのか立派なのか、、、その後すぐ、8時に帰って来て、あれ、もう終わり？　とたずねると興奮しながら「すごく近くで本物が見れたよー、明日学校で自慢しよー！」で、演説は？、、、何も聞かずに帰ってきた、、、やっぱりね何か学んだことは？姉妹党（CSU）の党首ゼーホファーがボディーガードよりでかい！ということくらいか、、、よぉし、いいぞー、がんばれコドモワン、その調子だ！写真【今は今、明日は明日】ちなみに明日15時から魚屋で新作展ですみんな来てね、18時からはワインとビールもあります花輪お断り！

  2013/09/27

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  調印式

  やっとサインしてきた、調印式！9月からコドモツーは保育園！やったー歩いて2分、いつも行くビール屋の数件となり、送り迎えもムダにならずここアウグスブルク、3歳以下の保育園は比較的少なく、空きが無いキャンセル待ちで、もうあきらめて保母さんに頼もうと思っていたところ突然空きが出たらしく、うまくすべりこんだそれでまあ今日正式に契約書にサインしてきたわけ別に保育園に行くようになるからといって生活が楽になるわけではなく経済面では逆に負担になるほど、、、高い！　アトリエの家賃並だ！（まあ3歳からは普通の幼稚園だから安いけど）まったく、保守的なこの地域、バイエルン州ならではだ父親が働き、母親が子供の面倒をみる、というのがいまだに普通（うちは逆だー！）少子化なんてテーマにならん、知り合いには子供4人、5人の家族がけっこういるカトリックだし、十分稼げる仕事もあるからだろうベルリンなんて0歳から面倒見てくれて、しかも安い共働き当たり前、学生夫婦当たり前、母子家庭当たり前、失業当たり前、少子化当たり前2歳から幼稚園へ行ったうちのコドモワンの通園費なんてほとんど払った記憶はないもちろん当時オクサンは学生、私は貧乏画家、とうぜんほぼ全額免除、わははベルリンばんざいだともあれ2年間の私とコドモツーのべったり生活が少し変わるそれが見えてきただけでも気が楽になる別にコドモツーと一緒にいるのが嫌なのではない二人でべったりまったりしている分には何の問題も無い、どころか楽しいしかし、毎日同じ散歩コース、同じパパ友、ママ友、同じパン屋、同じ買い物ただでさえ小さなこの町、どこへ行っても知り合いだらけ、同じ顔、同じ風景もううんざりだー！とにかく変化が必要、そうでないとウツになるかアル中になるかの一歩手前通園費はあくまでそのための投資しかもこれでもうちょっと魚屋の開店時間も増やせるもしかしたらもっとお客を増やせるベルリンにも逃げやすくなる、うふふ希望の光が見えてきたぞー、よっしゃー、まだまだいけますよー！写真【べったり】

  2013/06/13

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  バッガー

  いまアウグスブルクはどこもかしこも工事中こんなにカネがあるのか、と感心するほどの町中工事現場おまけに住宅ブームなのかどこもかしこも新築マンション建設一歩外に出るとすぐにパワーショベル、ブルドーザー、ミキサー車がゴー家を出なくともベランダの窓からクレーンがブーンコドモツーはおおよろこび、パワーショベルは大迫力おまけにドイツは工事現場をきっちり仕切らない作業中のパワーショベルのアームの下を歩行者が行き来するオープンカフェで座る人々のすぐ横で重機が路面を引っ剥がす歩行者に「すみませーん、重機が来まーす」なんて言う警備員なんていやしないちなみにパワーショベルはドイツ語で「バッガー」どんな小さな子供でも発音できる、まるでカタカナ擬音語コドモツー、まんまとはまって「バッガー、バッガー！」絵を描く私の横で、飛び跳ねて机に頭をぶつけるコドモツーそれを横目で見て「おまえバカか」と言う私コドモツーよろこんで「バッガー！」、、、私が言うのもなんだけど、、、すんげーかわいいバッガーありがとうさて、京橋イベント情報個展が始まります、詳しくはhttp://www.f2.dion.ne.jp/~ginza/なんか、また色がずいぶん違うんですけど、、、金井さん、どうぞよろしく【破壊現場】

  2013/04/22

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  バナナ親子

  もうなんだかんだでコドモツーが1歳になる、全く早いものだもう2ヶ月くらい前から、すでにバナナはオッケー私が食べるものをちょっと指でちぎってやるとモグモグ散歩の途中でベンチに座って二人でバナナ休憩歩きバナナを共に楽しむ、まさに幸せを絵に描いたような「バナナ親子」最近ではパンも食べるようになったバイエルン名物、ぐるっとねじった「ブレッツェル」だ、塩はさすがに落としてやるバナナと違って手にくっつかないので、直接口にあげなくてもよいから楽ちん少しちぎって手に渡してやると散歩している間中ずーっとにぎりしめて、ちょっとずつかじってずーっとおとなしくしている残りは私がガジガジ、モグモグ1時間あまりの散歩兼お買い物がすごく楽になった道端ではバイエルンのばばあどもが「ブレッツェル食べてるのかえー、いい子じゃのー」と褒めてくださるべたべたのアジア親子がよりによってブレッツェルだから、ばばあども喜ぶわけだってなわけで最近は「バナナ親子」でなくまさにドイツの「移民受け入れ政策」の成功例を絵に描いたような「アジアンブレッツェル親子」写真【四つん這い対決】

  2012/07/17

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  コドモ自慢

  ケータイがなおったもうだめか、と、ついにあきらめて買いに行こうとしたその朝「いくらくらいまでのならオッケーかな？」とオクサンにたずねると「30ユーロ」、、、って、それって3000円、、、やはりケチだうーん、30ユーロでこの愛のこもったケータイの代わりがみつけられるのか？なんかいやだなぶつぶついいながら10年付き合ったケータイをぶったたいてアダプターをつなぐ「おい、しっかりしろ、今までもこうして息を吹き返したじゃないか！」祈りながらアダプターをコンセントに差し込むあ、生き返った、ぱちぱちオクサン曰く「機械なんてそんなもんでしょ」たたいてなおすロシア、さすがそれはさておき、なんだかんだでコドモワンが12歳親の私が言うのも何だが、奴はいい感じの12歳だと思う相変わらずクラスで一番小さいのは仕方ないまわりがみなでかすぎる、相手にならん、私より大きい女の子だっているでもまあ小さいとはいえ体操やってるおかげでスポーツは好きだし絵も昔から抜群に上手い、バイオリンのおかげで音楽も好きコンサートでソロを弾く彼にはファンの女の子達までいる他の主要学科の成績も決して悪くはないでもちょっと油断するとやっぱりすごい結果を持って帰り、我々を驚かすその、「間抜けな、ふとした油断」が奴の可笑しいところオクサンは気に入らないようだが、私はそれが大好き、良い感じの12歳だだからテストの成績は時にトップにもなるし、時に落第点ぎりぎりにもなる美術では懲りすぎて作品が授業時間内に終わらず点がもらえないなんてこともバイオリンのコンサートでは必ず止まる先月の体操の大会では12歳クラスで上位を狙える位置にいながら最も得意の吊り輪で体を一回振るのを忘れたため表彰台を逃したちょっとだけ悔しそうな顔をしていた彼「ちくしょ、3位もトロフィーもらえたんだったらもっとがんばりゃよかった」（去年はトロフィー1位だけであったらしい）でもそういう問題じゃないんだけど、、、まあ親の私が言うのも何だけど、良い感じの12歳です誕生日ってことで、コドモ自慢コドモツーもそれなりに良い感じの11ヶ月、親の私が言うのもなんですけど写真【ネコ自慢】

  2012/06/09

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• スーパージャーマン主婦の子育て日記

  コドモツーが生まれる数ヶ月前に幼い子を持つ親に向けたある絵本がアメリカでベストセラーになり、ドイツでも話題になったAdam Mansbachという作家によるこの本オリジナルタイトルは「Go the fxxk to sleep」ドイツ語のタイトルは「Verdammte Sxxxxxe, schlaf ein!」私風に日本語に訳すと「はやく寝てくれ、くそばかやろう！」といった感じ、わはは、痛快売れるわけだ、内容うんぬんより何より、このタイトルだけで十分「ねむれよい子よ」なんてきれいごとはもううんざり実はみんな「くそばかやろう」と言いたいのだこの本の売り上げは、そういった親たちから賛成票を集めたものなのだ（内容が悪いとは言ってません、それはそれでいい感じ）けちな私はその本を買っていないでもやはりそのタイトルにひかれてチラッと立ち読み買ってはいないけど賛成一票！本当に子供を寝付かせるのは純粋な「我慢比べ」、戦いその戦いが我が家でまた始まったもう１１歳になったコドモワンでさえなんだかんだいろいろな理由をつけてベットから出て来る「明日の用意を忘れた」「水を一杯」「おやすみ言ったっけ？」とかなんとかコドモツーはまだ何も考えてないからただ単純に寝たり寝なかったり寝付かせようと抱っこしていると、やはり寝付くまでがんばらないといけないとちゅうであきらめると泣かれる、まさに我慢比べまだ軽いからいいけど、、、写真【我慢するネコ】

  2011/08/09

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• スーパージャーマンベイビー

  おどろくなかれ、次男（コドモツー）誕生！どっどーん！陶のサカナとか、版画のネコとかでなく、ホンモノの子供、赤ちゃん誕生！ぱちぱちでも「次男」って言えるのかな、長男（コドモワン）はもう１１歳「一人っ子２回」と表現したほうが多分に適切私もオクサンも、ここドイツには親も親戚もいないし、収入がすごいわけでもないため一度に複数の子供を育てるのはきつい、というよりムリ、本当にムリだから２人目は、「１人目をある程度、きちんと面倒見れてからだねー」などと偉そうな理屈をならべているうちにコドモワンは１１歳、あらら彼はもう学校へ一人で行ける、マクドナルドで注文も出来るもう大丈夫、一人前、えらい、ぱちぱちその１１歳のコドモワンはコドモツーの誕生に対し「なんだよ今更、一緒に遊べないじゃん」とかぼやきながらもまるで昆虫を観察するかのようにコドモツーをつっついて喜んでいる「１人っ子２回作戦」が本当に正しい道なのか、、、もちろんわからんもうコドモツーが生まれちゃったから後戻りは出来ない何が、誰のために、どのように良くて、どのように悪いのかそんなものは誰もわからない良い面をもう一度、失敗をもう一度失敗を繰り返さないために、あそこを改善、ここを改善そんなにうまくゆくはずも無いからやっぱり失敗子供たちを実験道具にしているわけではない、育児に成功も失敗も無いでも子供を持つ親は誰でも少なからず「うちはこうしたい」という願望を持つまったく勝手な話ではある「１人っ子２回作戦」が我々両親の単なる自分勝手の自己満足なのかそれが彼らにとって良い結果になるか否かは我々の努力次第できることをやってやるしかないというわけで、私はまた主婦業に専念！やっと最近ぶらぶらできるようになったと思いきや、またかー！げー、ヒルフェー！でもまあ、コドモワンが生まれた年、私のお絵かき業史上最高枚数を達成しているわけで強制的に、家で子守とお絵かきをさせられる、というのも決して悪いことではないおとなしく現実を受け入れよう、現実逃避はその後だ、また１０年後か、、、もうほんとのジジイだしっかし、コドモワンとやってきたこと、もう一回やるのか、、、しかも４０超えて？相当狂ってる、マゾとかそういうレベルでなく、狂ってると思ってる皆さん、正解です、ありがとうがんばります写真【どっどーん】

  2011/07/24

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• おはようございます

  おはようございますただいまこちら８時半、ねむいです昨日までの暑さがうそのよう、ドイツらしい涼しい朝ですまたタバコを吸うゆめをみたタバコをやめてもう９年になるが、いまだに時々夢をみる。なんとも未練ったらしいというか、なんというかでもここまでくると「実はいっそのことまた吸ったほうが精神的に健康なのではないか」と思ってしまうほど。ちなみに夢で吸ったタバコはゴールデンバットのフィルターつき、あるのか？かっこいい、でも横にいた誰か（だれだったんだ？）は「臭い」と言っていた。（もちろんドイツ語で）おおきな大世話だ。夢では登場人物がどこの国の人であれ、全てドイツ語で会話されているまるでハリウッド映画だ、あそこでは宇宙人までもが英語を話す。それはさておき昨日は湖で今シーズン最後であろう暑い日を満喫最後の最後にバスの２０ｃｍにもなる大物をキャッチ！　網でですよ、子供のおもちゃみたいな網で！　我ながらすごい。嬉しくてパパおおさわぎ、周りの人にも見せて回る、みてみてー！まあそれはよいとして、おとといのこと、コドモと川へ行って流されて遊ぶ。こちらの川ではまだターゲットとなる魚をよく知らないだいたい川にもぐってみても速い魚が少し見えるだけコドモが浅い川辺や水溜りに泳ぐ稚魚なんかを捕まえる程度。あまり期待はせず、獲物を探そうともせずにビールを飲みながらダムをつくる。人類史上最大の環境破壊ーっ！　川の流れを変えてやる！　うおーっ！とかいいながら、単なる酔っ払い。すると流されながら川底を調査していたコドモが突然ザバッと立ち上がり、でかい声で「パパ、どんこがいる！」とこれまた突然、日本語で（普段はドイツ語）周りの人もびっくり、なんせわからん。「イマデ・ッカイドン・コ・ガイターヨ・ホン・トダーヨ！」と、お前はガイジンか。しかも発音が上がったり下がったりでおかしい、笑っちゃいけません。しかし、「どんこ」って皆さんご存知？関西の方ではそう呼ばれている淡水のハゼの仲間去年コドモと日本に帰っているときに「どんこ」とりをした際に四国の友人に教えてもらった名前だ。私はその姿形は知っていたが、名前を聞いたのはやはりそれがはじめてであった。それ以来コドモの中ではハゼ類はみんな「どんこみたいな魚」本来どんこが「ハゼみたいな魚」、または「ハゼの仲間」なのであるが。。。だからギリシャでもイタリアでも、海でハゼをみると「あ、どんこだ！」と叫ぶ、しかも日本語で。どんこに関しては思い切り日本語モードでインプットされているのね、しかも関西名。それはよいとして、酔っ払って一人寂しく巨大ダム建設に没頭していた私、彼の言葉がそのダメ人間に火をつけたのだ。ゴーグルをつけて網をもって水に飛び込む石をめくると、確かに「どんこ」だ！嬉しくて水の中で叫ぶ、「ブクブクブルッボッボロッ！」それから二人で何匹もつかまえて私ダムに放流、大漁。何もいないだろうと期待を持たずにいると、見えるものも見えない。ちゃんと希望をもって見れば真実は見えてくる。すばらしい人生の教えだ。コドモよありがとう、お前のおかげで父ちゃんはアル中のダメ人間から立ち直ることができたのだ！希望を持とう！まあそれよりなによりやっぱり「どんこ」でしょ、すばらしい。もちろんみんな放しましたよ、ご心配なく。もう夏も終わりかなそれでも暑さのぶり返しには気をつけてそれではみなさん今日もザン・ショーオ・ミマーイ！写真【チャオベッローベッラー地中海】

  2009/08/21

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• おはようございます

  おはようございますこちらただいま８時半、ねむいです今日も天気がよくなりそうですコドモはまだグーグー寝ています、オクサンはもう仕事に出てしまいました。子供によっては疲れていても早く起きてしまうらしいですね。うちのは疲れていようがいまいがばっちり１０時間以上は寝てくれますまるでプログラミングされたロボットのよう。私も許される限り寝ていられるタイプ、コドモの将来が心配される。オクサンは寝てりゃずっと寝てるが起きれば起きられる人、えらい。そこで昨日はオクサンと寝坊でも立派な人になれるか？　というディスカッション。結果は「なれない」というあっけないもの、ちぇっ、私の負け、大きなお世話だ。だが私の見解としては早起きの人間は早起きに合った職業を選べばよい。寝坊は寝坊に合った職業を選べばよいだけのはなしだ。寝坊が無理して早朝４時から働くパン屋の職人になったら３日で倒れる。寝坊が朝市で働いたらふらふらぐらぐらで周りの迷惑だ。会社に行っても午前中はボーっとしているわけだし、工場でも工事現場でも危ないだけ。早起きが昼から始まるレストランのウエイターをやったら夜１０時にはヘロヘロだ。だいたい夜に演奏会が行われる音楽家も早起きは向いていないであろう。私は昔マクドナルドの深夜清掃のバイトをやっていた、夜１０時に入って朝７時まで。業界ではメンテナンスが短くなって「メンテ」と呼ばれていたが、内容はあくまでも掃除だ。あの気持ちの悪いピエロの家を掃除して、あげくのはてに奴のブーツまでピカピカに磨き上げるという、まさに人として地に落ちた、魂を売ってしまった仕事だ。とかいって結構長いことやってましたけど。。。　魂売ってますね、私。　まあよい。その仕事が終わる早朝になると早番の店員たちが店にやってくる、６時とか６時半だよ、狂ってる。ささっと手際よく開店の準備をして、きれいなちゃんと洗濯されたユニフォームを着てこれまた狂ってる早朝の客を笑顔で迎える。こっちはただでさえ朝日が苦手でしかもピエロにこき使われてヘロヘロ、着てるつなぎも臭いほど。　その私にとって彼ら彼女らの笑顔はまぶしすぎた、美しすぎる、キラキラ。朝７時にあの笑顔をできる人間とできない人間はやっぱりちゃんとそれを見極めて職を選ぶべきだと痛感したのであった。というわけで別にコドモが寝坊でもいいんじゃない？寝坊にしかできないこともいっぱいあるさ。　げらげらそれではみなさん今日も張り切ってビッグマックワンプリーズ！写真【コドモ】

  2009/08/19

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