熱狂の Live Under The Sky!
Live Under The Sky は1977年に田園調布の田園コロシアムで開催された第1回から、1992年の読売ランドイーストまで、15回開催されたJazz Fesだ。特に77年から81年までの田コロでは奇跡とも伝説とも呼ばれるライブが繰り広げられた。その場に立ち会えたことの幸福感!俺は1979年からほぼ毎年聴きに行っていた。そして1979年7月26日の夜、いきなり伝説のステージに遭遇する。V.S.O.P. だ。Herbie Hancock(P), Ron Carter(B), Tony Williams(Ds), Wayne Shorter(Ts), Freddie Haverd(Tp)。要はMiles Davis QuintetからMilesを抜いて、Freddieを入れたスペシャルバンドだ。Very Special One-time Performanceのはずが1977年から10数年、繰り返し結成された。そしてこの日、「雨の田園コロシアム」として伝説になったのだ。オープンシアターの田コロは観客はおろかプレーヤーもずぶ濡れになる。それが一体感を呼びプレーヤー奇跡のプレーを呼び起こす。You TubeはオープニングのEye of The Hurricane。まさに台風のような豪雨がその時、少し小降りになった。まさに台風の目のように。しょっぱなから観客のボルテージは最高潮。これはJazz Fes?ロックじゃなくて?ライブの進行と共に我々もプレーヤーもずぶ濡れ。当然、楽器の調子なんか良くないのよ。でもそんな事は関係ないくらいに熱い演奏が繰り広げられる。後半のOne Of Another Kindあたりから俺はもう震えが止まらない。寒さではない。感動しているから。そしてアンコール。 On Green Dolphin Streetを弾くHerbieに、WayneはなんとStella by Starlight を被せてきた!!何事かと思ったが、それもライブの醍醐味、アドリブの極致。だめだ、もう俺は号泣だよ。気が付けば隣の見も知らぬあんちゃんと抱き合って泣いていた。次の日は Chick Corea。彼も大好き。今回は Al Di Meola(g),Bunny Brunel(b),Tony Williams(ds)と言うメンバー。目玉は初来日の Di Meola。まだ若かった Di Meolaは意外にもラテン臭が弱い。Chickに引っ張られている。代表曲 Spain をどうぞ!1981年は Sonny Rolinsを聞いた。底抜けに明るいカリプソを吹きまくるRolinsに観客もノリノリだった。俺も。この St. Thomas で観客総立ち。そしてそのままのテンションでMoritat。田コロでの Live Underは本当に熱かった。ここで何でプロレスの写真かと言うと、田コロはプロレスのメッカでもあったのだ。1981年9月のスタンハンセンvsアンドレ・ザ・ジャイアントの対戦は、これまた伝説となったのだ。1984には Gil Evans with Jaco Pastorius個人的にはJacoがあまりに前へ出すぎていて。あまり好きじゃない。バックに徹してGilのコンダクトに委ねるべきだった。1981年は The Clarke / Duke Project 。George Dukeのショルダーキーボードが何ともかっこいい。観客大興奮でステージに押し掛け、Stanley Clarkeが「落ち着け、押すな」となだめていた。Dukeの曲はディスコでもバンバン掛かっていた。曲は SchoolDays。1983年から Live under the skyは会場を田園コロシアムからよみうりランド Eastに移して、俺の初参戦は1985年。その年は何といっても Miles Davis。皇帝復活!!1975年からの長いブランクを経てマイルスが復活したのは1981年。このライブは俺にとっては初Milesだ。それだけに期待は大きかった。が、どうだろう。。。期待しすぎたのかな?今一の感動だった。Milesは淡々と吹いていたし、客の盛り上がりも意外なほどなかった。この時のメンバーはGのJhon Scofield以外は若手。それでも今までのMiles Bandのメンツを見れば俺ならずとも期待するところ。だってPならBill Evans, Hervie Hancock, Chick Corea、SaxならColtrane, Waine Shorter, BならRon Certer, Mercus Miller, DsならTonny Wiliums, Jack Dejonet,,,まさにJazzの歴史だ。今回も下手なメンバーではないのだが、カリスマ性がない。実際、この時のサイドでその後ビッグになったプレーヤーが一人もいないという寂しさ。Milesの影響力が薄れたか、見る目が曇ったか。1時間30分以上のフルステージがここに残っている。1988年は David Sanbornがいい!ノリノリだぜ。このビートを聞いてくれ。これで腰が動かないヤツは音楽を聴くのをやめた方がいい。1983年に田コロからよみうりランドイーストに会場を移してから、何か観客がおとなしくなっていたのだが、この年は大熱狂だった。1988年は上のDavid Sanbornを見に行っただけなので、他はこの1時間半にわたるTV番組で見た。番組はMARLON JORDAN QUINTET, Patt Mesenyと続き、3Set目にこのSUN RA ARKESTRAが登場する。好きだわぁ、このフリーさ加減。SUN RAは全く知らなっかのだが、ド・フリージャズだ。なんたってSUN RAはピアノ奏者で詩人で哲学者なのだ!凡人が理解しようとしてはいけない存在なのだ。それでいいのだ!you Tubeはその後、Sanborn, Milesと続く。俺が1985年に見たMilesよりずいぶん良いぞ。。。1991年は Marcus Miller Project総勢12人。もうオーケストラだ。Pf. Joh Sample Vo. Raila Hasaway、、、You Tubeの映像も音も良い。必見!Live Under The Skyは1992年をもって終了する。メインスポンサーだったJTが下りたのだ。最後の年は行かなかった。You Tubeは上がっている。前年に無くなったMilesのトリビュートでV.S.O.P.が再結成し公演したのが目玉だった。80年,90年代にあまた開催された屋外型Jazz Festivalは、一つまた一つと終了し、いまはアマチュアバンドのフェスが各地で行われているくらい。斑尾は2003年終了、Mt. Fuji が1996年、1980~83と短命だったオーレックスジャズ。それぞれのフェスは十分に客が入っていたのだが、大きくなりすぎて金が掛かるようになったのが原因とされている。元々それぞれにスポンサーが付いて開催されいたので、世の中の不景気に流されて消滅したのだ。つまり日本ではもう2度とお目に掛れないのだよ。寂しい事に。。。サントリーブランデー VSOP デキャンタ 40度 正規 箱なし 700ml 包装不可価格:2,230円(税込、送料別) (2026/2/1時点) 楽天で購入