Chap.6-1:派遣社員は恋する蝶々
学生時代までの自叙伝から一休みして、再びジジイのコイバナに話を戻そう。このカテは、「Chap.5-2:行き場のないジェラシー」以来だから4か月ぶりだ。時をバブル期に戻そう。俺はアメリカから帰ってきて3年、仕事も私生活も絶好調だ。ようやく「Chap.3-1:真夜中にベルが鳴る」からの深い失恋の傷も癒え、元のイケイケポジションに舞い戻って来た。と言ってもそんなパリピじゃないよ。バブル男子の平均的な生活だ。それは、・週に2回はLive House通い。主に六本木。・月1回は旅に出る。冬はスキー、夏は海かテニス。・週末はデート。ドライブかテーマパーク。・その他の時間は仕事仕事仕事。残業はLiveに行かない日(即ち週3日)に早くて10時まで。土曜は出勤。これで残業時間は100を超える。よくデートするヒマがあったよね。よくデートの相手を見つけたよね。我ながら感心するわ。でも俺はいわゆるナンパはした事がない。ナンパ目的で酒とかを飲みには行かないし、合コンとかにも顔は出さなかった(第一、酒は飲まないので)。自然な出会いで自然にお付き合いが始まっていた。なので仕事関係の女性が多かったな。ヒフミは派遣会社からやって来た開発事務員だった。主な仕事はいわゆる事務雑務の他に、データ整理・集計、実験補助、計測記録と様々。そこそこのスキルを要求される仕事だ。もちろん最初はやり方を教えるのだが、彼女はとても呑み込みが早い。頭が良いんだな。その頭の良さが気に入って色々と話すようになった。彼女もアメリカ帰りと言う俺の話を喜んで聞いてくれた。で、自然と「次の日曜日は時間ある?〇〇に行こうかと思っているんだけど。」当時話題になっていたプレイスポットに誘ってみた。「わぁいいな。私も行きたい!」でスンナリと初デートが決まった。これは恋なのかと気付くまでには時間がかかるが、恋に落ちてしまうのは一瞬だ。「Chap.6-2:浮かれたのは俺か彼女か?」に続く【中古】 恋する惑星 4Kレストア(Blu−ray Disc)/トニー・レオン[梁朝偉],フェイ・ウォン,ブリジット・リン[林青霞],金城武,チャウ・カーリン,ウォン・カーウァイ[王家衛](監督、脚本、製作),フランキー・チャン(音楽)価格:4,114円(税込、送料別) (2026/8/13時点)楽天で購入