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カテゴリ:映画
録画していたミュージカル「昭和元禄落語心中」を見ました。 結論から言って「あまり好きになれない」 私、昔からの落語ファンです。何しろ中高生の時分にこれでもかってくらい寄席に通いましたから。だってタダみたいな料金(確か3~400円)で一日中遊べるんですよ。よく行ったなぁ、浅草演芸ホール、鈴本演芸場、新宿末広亭。特に浅草には学校が休みの日に場外馬券を買いに行ったついでによく行った(オイ、オマエ中学生ダローガ!)。当時の贔屓は志ん生、志ん朝、圓歌、円菊。みんな鬼籍に入ってしまいました。 ![]() そして「昭和元禄落語心中」です。この原作コミックは大好きです。ストーリーもよく練られているし、何より落語を話す場面が文字なので、頭の中の名人達の口調に置き換えて読むことができる。品川心中なら志ん生に、芝浜なら志ん朝に、死神なら歌丸にやらせる事ができるんです。 ところがこれがアニメになると声優が語ることになるので、どうしても噺家の間とは違ってしまう。懸命に演じているのは伝わるのですが、落語好きとしては違和感を感じざるを得ません。おそらく何回も取り直して放映されたのでしょが、それでも、です。 そして今回は舞台でのミュージカルです。生の一発勝負です。 無理ですよね、正直。いくら練習したって噺家の芸をそう簡単に再現できはしません。それが鼻についてしまうと、色々な部分が気になり始めます。 それに何より肝心の歌が古臭い。時代を踏まえてそのように作ったのかも知れませんが、これが日本製ミュージカルの限界かと思ってしまう。 次に役者の言葉が不明瞭。舞台を中心に活躍してきた人達のはずなのですが、特に低い声で話す処では何を言っているのか分からない。(そこへ行くと野村萬斎とか古田新太はさすがだなぁ) 私はミュージカルは大好きで、去年はウエストエンド版の「コーラスライン」を見たし、その前にはブロードウェイキャスト+山本耕史の「RENT」や、「天使にラブソングを」も見ました。でもこの「昭和元禄落語心中」は。。。 和製ミュージカルの難しさを感じてしまいました。 ちなみに表題は三遊亭円朝の名作「死神」に出てくる、死神を追い払う呪文です。もしも何処かで死神に出くわした時に重宝するので、覚えてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026年07月06日 16時28分03秒
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