|
カテゴリ:Travel
ほんの48時間前、宇宙の彼方へ21世紀へと飛び立っていったH-1ロケット打ち上げに立ち会った俺が、今は6000年を生きてきた縄文杉と触れ合っている。 なんという感動! なんという奇遇! 悠久の時の流れを自らの目と耳と手と足で思いっきり感じることのできた稀有な旅をすることができた。 旅をしたのはもう40年近くも前。今はもう一大観光地と化してしまい、近くに寄ることさえできない縄文杉の、血流の鼓動さえ感じ取ることができたあの時間は、もう二度と帰らない。 (H-1ロケット打ち上げに関しては「生涯最高の旅 第2位-1:私を宇宙に連れてって!」を見てね。) ![]() 世界遺産となった屋久島は、言わずと知れた鹿児島県の離島。旅をした1987年には、まだひっそりとして訪れる人の数もまばらだった。もちろん屋久杉、特に縄文杉は有名だったが、当時からそこにたどり着くのはとても大変、という事になっていたし第一、屋久島に渡ること自体が東京からは遠い道のりだった。 ![]() (スズキレンタリース屋久島HPより) 2日前に種子島宇宙センターからのHー1ロケット2号機の打ち上げに立ち会った俺は、種子島から高速船で屋久島にやってきた。未来を象徴するロケット発射と、縄文杉を一度に体験することで、21世紀と縄文時代を繋ぐ旅にしたかったからだ。 ![]() 夕方の便で屋久島の宮之浦港に着き、その日の宿を探した。「国民宿舎 ホテル屋久島温泉」、値段も手ごろな温泉を予約でき、タクシーで宿に向かった。 ホテル屋久島温泉は今は名前を変えて、「samana hotel Yakushima」と言うやけにオサレなホテルになったらしい。 ![]() 当時の屋久島の観光パンフを見ても、今風の観光地ではない素朴さが感じられる。 モデルの娘も昭和テイストだったね。 ![]() とにかく自然が豊かな島なので、リゾートに化ける可能性は十分なのだが、俺は素朴なまんまの方がいいと思うよ。 ![]() 明けて8月29日、ひと月に35日雨が降るという通り、煙るような雨が降った。宿の傍でレンタカーを借りて、島内観光をすることにした。目的の縄文杉行は天気の回復を待って明日にすることにした。 ホテル屋久島温泉は島の最南端。海に面した質素なホテルだった。 ![]() 宿の周りをちょっと歩くだけで、カラフルな亜熱帯の花たちが歓迎してくれる。 ![]() 朝食後、レンタカーをまず西に向けた。なんせ思いつきで出ちゃった旅なので、予備知識が全くない。前述のパンフレットが頼りだ。 好きなんだな、こういう行き当たりばったりの旅。 ![]() まず立ち寄ったのは「中間ガジュマル」という大きなガジュマルの木。屋久島は何でもでかいんだな・・・ ![]() とにかく屋久島はジャングルだらけ。ちょっと山の方に足を踏み入れれば、原始の世界が広がる。 ![]() 中間ガジュマルからもう少し車を進めると、大川の滝という斜面を流れ落ちる滝がある。今は日本の滝百選に選ばれているようだが、当時はそんなもん無かったよ。 ![]() 雨の多い屋久島には多くの川と多くの滝がある。百選では前述の大川の滝を選んだようだが、おれならこっちだな。千尋滝。 ![]() 特に雨の後、豊かな水量が豪快に岩盤を駆け落ちる姿がすばらしい。 ![]() その下流には海に直接流れ落ちるトローキの滝がある。ここも今日は水量豊かで豪快だ。 ![]() ここから屋久杉ランドを目指した。その感動の旅行記「生涯最高の旅 第2位-4:屋久杉ランドはテーマパーク?」は明日のココロだぁ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026年06月13日 11時13分42秒
コメント(0) | コメントを書く
[Travel] カテゴリの最新記事
|