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カテゴリ:逃避的日常(高校生活
秋田県内は見事に積雪。
ひどく極寒。 ゆえに曇天。 誰もいない雪道登校路を1人自転車で進むのは羞恥心と勇気が混じっていた。 保健室常連者の俺だが、月に何回か還暦を過ぎた婆さん教諭が、新人研修でいない新米保健教諭の穴埋めに臨時としてわざわざ一時間かけて高校までやってくる。 年寄りというのは不思議で、話がしやすい。俺はその婆さんがくるたびよく喋っていたのだが、今回で新米教諭の研修は終わり、高校に来るのが最後だという。 俺が高校で信用の置ける数少ない教諭の1人だった。 その人とは夏場、秋田市内で偶然会った事がある。 俺の顔を見て「ダンディ君じゃないの~」と言って話し掛けてきてくれた。俺の顔を覚えていてくれて嬉しかった。 高校でいつも昼食を抜く俺の為にパンをくれたこともあった。 言うことはやっぱり「教師」だったので頷けない処も多々あったが、嫌いにはれなかった。 さよなら婆さん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年11月30日 16時46分15秒
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