自分に気づく心理学/加藤諦三
GW中にたまたま書店で買った本なのですが、ワンコイン(500円)で買えるのに内容がとても面白いので、ご紹介します。自分に気づく心理学愛蔵版読んでいて、色々な人の顔が頭に浮かびました。家族旅行に行って、旅館について「近くを散歩しよう」と言ったら、家族に「少し部屋で休みたい」と言われて、「おまえたちは~・・・なんだかんだ!」と説教を始めるお父さん。時間に少し遅れただけで、ものすごく不機嫌になってしまう人。不安神経症の人。自信がない人。などなど、色々なパターンがありますが、どうしてそうなのか、解説しています。根っこの部分ではまだ大人になっていない、でもそのことに本人も周囲も気づいていない。だから、上手く行かない。 みたいなことです。読むとよくわかります。周囲の人は大変です。からまれて貪られるからです。でもお互いに依存している場合もあります。 だいたいは、幼少期に問題があります。大人になったら、その問題を認めて、自分を認めて、改善していかないといけません。・・・というより、本当の自分の感性、望みなんかを取り戻さなくちゃ。と思った本です。