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中山★香

中山★香

★用語辞典[あ行] うえお

[あ行]あい [あ行]うえお [か行]かき [か行]くけこ [さ行]さし [さ行]すせそ [た行]たち [た行]つてと [な行]なに [な行]ぬねの 
[は行]はひ [は行]ふへほ [ま行]まみ [ま行]むめも [や行]やゆよ [ら行]らり [ら行]るれろ [わ行]わをん


うぃるすめーる 【ウィルスメール】
…善良な喫茶店客をターゲットに、時には客同士や管理者を装ってまでして不正プログラムを送りつける
 悪質な嫌がらせメールのこと。
 過去に何度か事例報告が上がっており、「ありがちな事」として処理もされているが、だからといって
 メアド必須論が撤回される気配は見受けられない。
 正しくはウィルス感染したPCからの自動送信であるのだが、いまだに「悪意的なイタズラ」だと信じられて
 おり、システム管理者である偽アンドロイドからも、大先生やウェイターたちの誤認識に対する訂正や補注が
 入ることはない。
 サイトを運営する以上、基礎的な知識だけでもレクチャーすべきという考えは、ただの余計なお世話である。

ういんぐちっぷ 【Wingtip】 【翼端】
…公式掲示板「注文の多い喫茶店」の正式名称。
…大先生の代表作『花冠の竜の国』に出てくる、コーヒー・ショップの名。マスターは、直立猫族のF.V.エクタクローム氏。
…練馬区に実在した、喫茶店の名称。大先生が足繁く通い、作品のモデルともなった。信者の聖地。
 惜しまれつつも、2001年3月10日に閉店。

うぇいたー 【ウェイター】
…多忙な大先生に代わって、喫茶店を来襲する荒らし対策に日夜備える、番犬2人。
 (遅番)と狂竜(早番)が名を連ねているが、ネットスキルは店長様と同様、初心者以下。精神的な
 バックアップ要員として配されている。
 両名とも女性で、ネカマでもないのに、なぜかウェイトレス(女性形)ではなくウェイター(男性形)呼称。
 大先生の心の平安を守ることが第一の使命なため、世界基準とは相違する斬新なネチケット
 振りかざし、来店客へ容赦なくムチを振るう。店員教育はなっていない。

うぇぶちぇっく 【ウエブチェック】
…作家のHPにアクセスして、最新情報を確認すること。
 ファンならば当然行っているだろうと考えるのは、勘違いも甚だしい。

うぇぶめーる 【ウェブメール】
…正式には、so-netの提供する「Webメール de PostPet」のこと。
 専用ソフトウェアを必要としない、ブラウザを介したwebメールにポスペ機能を搭載したもの。
 無料との触れ込みにより試してみたが、ペットのエサを購入するために代価を支払わなくてはならず、まるで
 悪徳商法に引っ掛かったような違和感を覚えるため、友人に紹介する気にはなれない新サービスである。
 デザインも可愛らしく媚び過ぎていて、いただけない。

うけるまんがのほうていしき 【ウケル漫画の方程式】
…特にVSOP作品において、必ずアンケート上位を叩きだすことが可能な、少女読者受けの良い作品の制作手法。
 自ら編み出した「方程式」というだけあって、大先生の描くラブコメは、ある一定の枠組みを感じさせるワンパターン臭
 とレトロ感が否めない。
 創作者として打算的に過ぎる態度であるが、読者の動向を掌握できると思っている時点で考え違いも甚だしい。
 また本当に万人受けする作風かという点については、大きな疑問が残される。

うすきみどりいろ 【薄黄緑色(蛍光入り)】
…大先生のカラー原稿における、イメージカラー。某所でアンケートが実施された際、ダントツでこの色が選出された。
 実際によく使用されており、大先生が好んで使っていらっしゃることには間違いないだろう。
 ただし彩度の低い薄黄緑色は少女漫画としては他に埋没しやすく、更に蛍光色はというと、商業印刷の
 CMYK4色分解では再現不可能な色彩である。
 原画は美麗との評もあるが、印刷された状態を完成形とするプロの仕事としては、如何なものかと首を
 傾げざるを得ない。
 コミックスの新刊が店頭で発見できなかったり、ダブリ買いしてしまう者が頻発する現象も、致し方のないこと
 と思われる。

うま 【馬】
…鼻面の長い牛のような、四角い生物。

うもう 【羽毛】
…愛猫メロンの外見描写の一つ。
 本来は鳥類の体表面にある毛を指すが、特殊な猫ならば生えることもあるらしい。
 大別すると、「産毛」の一種かと推察される。

えいがひょう 【映画評】
…映画の途中部分を細切れに観ただけで、作品全体を理解し、良し悪しの評価を垂れ流すこと。
 大先生は多忙により、圧倒的に時間の足りない生活を送られているため、仕方なくこの手法を取られる。
 ちなみに『マトリックス』3部作で有名なヲタク監督・ウォシャウスキー兄弟とは、第2部鑑賞の際、自身と近しい感性を
 嗅ぎ取り、同じ人種だと直感したそうである。
 先の発言が影響したのか、世間で酷評された完結作に対しても好意的な感想を述べられ、3部作を通して
 「不思議な名作」であると、曖昧かつ微妙な評をくだされた。

えいこくしきじょーく 【英国式ジョーク】
…世界水準から見て立ち遅れている日本人の感覚の中、一歩抜きん出た大先生が手本とするコメディ。
 (例:「紙様」「紙のみぞ知る」「修羅しゅしゅしゅ」「するりとさすぺんすって感じでウナギの如く」)

えいぞうさっか 【映像作家】
…色・音・臭い・触感つきのリアルな3Dで見る夢を、原稿用紙に再現してみせる作家のこと。(類語=夢想家)
 漫画家の中では、特異な才能であるらしい。(※自称であるため、比較値は出せず)
 このため、時間軸がうまく表現できなかったり、コマ割りが下手でも致し方ないとされる。
 肝心の「映像の再現率」については、デッサン力が大きく問われるところであろう。
 また、総合芸術である映画を引き合いにしての造語でもあり、他ジャンルに対しては謙虚な気持ちになれる
 のか、「半分映像作家」なる表現も確認されている。
 ちなみに大先生が目標とする作品は、故・黒澤明監督の『七人の侍』であるとの事。微笑ましい寝言である。

えじぷとへきが 【エジプト壁画】
…輪郭線は完全に横顔なのに、目だけが読者へ向かって正面についたイラストのこと。
 向き直れば、目は顔の真横に位置するものと想像される。

えす 【S】
…シスターの略。女子校には現存するという、お姉さま症候群のこと。
 大先生は学生時代、共学であったにもかかわらず、美少女から慕われて困ったらしい。
 その経験があるため、巷の少女漫画に見られる、それらしき描写には拒否反応を示されているのだが
 その割に『三剣物語』第四部にあたる『アルディアの炎(仮題)』は、レズっぽい話であるとも公言されている。
 体験に基づいた事実を描かれるのかも知れないが、このあたりの自己矛盾をどのように昇華されるのか。
 楽しみに待ちたいと思う。
 <参考> 『鳩よ!

えすえふたいかい 【SF大会】
…世界的規模の大会だが、日本においては通常「日本SF大会」を指す。
 年に一度、夏の2日間をかけて行われる、SFファンの祭典。
 講演会、展示、パネル・ディスカッション、同人誌販売、星雲賞の授賞式など、様々なプログラムが組まれ
 徹夜で行う文化祭のようなもの。
 大先生も、後のお盆進行で苦しむにも関わらず、可能な限り参加しておられる。
 2006年夏は、『夭逝酷完結直前インタビュー』の企画も設けられた。 

えすけーぷ 【エスケープ】
…たびたびアシスタントに後を任せて修羅場を抜け出し、遊びに出かけること。サボり。

えのきごうか 【絵の記号化】
…ある一定のフォーマットに当てはめた表情やポーズを各コマへ振り分けることによって、キャラクターの
 喜怒哀楽を表現する手法。
 ただし見る者によっては「表情がない」と感じることもあり、それを補完するためには、バックの
 書き文字と効果が必須となる。
 <参考> 「蜘蛛之巣城」ムーアにおまかせ!『妖精国(アルフヘイム)の騎士』生真面目に論評してみる(3)

えのりょういき 【絵の領域】
…漫画が絵で構成された作品であることを、示した言葉。
 しかし大先生はストーリィテラーであられるため、デッサン力に自信はあるものの、基本的には軽視しがちの領域である。
 また他者の作品においても、よほどの画力でない限り、見惚れることは滅多にない。

えるふ 【エルフ】
…大先生にとっての、心の聖域の一つ。出典は『指輪物語』より。
 HNとして使用した黒い人に対しては、名前も呼びたくないと激しく拒否された。
 過去、既作品『ファンタムーシュ』で担当に「白妖精=エルフ」とルビを置き換えられてしまった際、経費は
 自分持ちで構わないからと、土下座せんばかりの勢いで「アルフ」への修正を迫った話は、武勇伝
 として延々自ら語り継がれている。
 いずれも起源は北欧エッダ神話「アレフ」からの派生であり、地方による訛り程度の差異ではないのか
 などという単純なものではない。「言葉」の響きを大切にされるが故の拘りである。

えるふぃん 【エルフィン】 【ELFIN】 【@LFIN】
…大先生の初期を代表するメルヘンFT連作『はいどうぞ!』のヒロイン、エルフィン・マクレイル。
 一部熱狂的なファンからは「聖少女」と呼ばれていたが、支持層を鑑みるに「聖幼女」かと思われる節も。
 (※注記:人名における正しい綴りは【elfinne】)
…元・公認ファンクラブ。正式名称は「中山星香公認FC ELFIN」
 老舗サークルとして活動を続けていたが、大先生自身が公式HPを開設するにあたり、最新情報はwebで
 配信できるため「公認」の存在は不要と切り捨て。1999年11月末を以て活動を終了した。
 しかし実のところ、活動後期には会員数の低下やスタッフ不足、会誌への投稿原稿の低迷等、陰りが
 出ていた事実は否めない。
 それは時期的に『夭逝酷の騎士』連載長期化による、作品吸引力の低下とファン離れもまた、原因の一つ
 と推察される。
 但し、外すのは「公認」の冠であり、私設FCとしての存在をも否定する訳ではないとの恩赦により
 完全な組織の解体は免れた。現在も残された資産(グッズ)を販売しに、コミックマーケットへの参加を続けて
 いるという、不可思議な存在である。
 過去、会員と思われる人物による喫茶店への些細な書き込みに対し、店長様が激怒するという事件が
 勃発。以来、古くからのFC会員よりも喫茶店常連を重用する傾向に拍車がかかられた。
 <参考> 喫茶店の歩き方

えるふめいと 【エルフメイト】
…公認FC「ELFIN」会員を指す、赤面モノの呼び名。
 FCが解体し、大先生の作品が迷走を続ける現在、かつての仲間であっても現役ファンかどうかを見極める
 までは、迂闊に作品感想も語ることができない。非常にスリリングなロシアン・ルーレットのような存在。

えんでぃんぐ 【Ending】
起承転結の「結」部分を、現在進行形(ing)で描き続けること。
 英語圏において「終了」の意を指す「ending」とは、別の国の言葉である。
…「本気で-をめざしてます
 コミックス50巻を目前に控えた、時候の挨拶。
 <参考> 『妖精国の騎士』コミックス49巻(珈琲破壊)

おうけのもんしょう 【王家の紋章】 【@家の紋章】
…細川智栄子著。古代エジプトを舞台にした、大河ミステリーロマン。
 知名度、掲載年数、発行部数、売上げ、どれをとっても名実ともに誌の大看板作品。
 それゆえ、一方的な敵意(ルビ:ライバル意識)も向けられやすい。
 亡いようループさ加減においても、模倣の対象となるようである。
…「-よりも先に終わります
 完結の意思はあるかのように見せかけた、事実上の無期限連載宣言。

おおくびえ 【大首絵】
…浮世絵版画の一形式。役者・美人などの上半身、あるいはそれより上の部位を描いたもの。
 その中でも特に顔の部分を大きく構図に取り入れたものを、大顔絵と呼ぶこともある。
 なまじな画力では、描くことさえ難しい。大先生もよく取り入れられる手法である。
 <参考> 「蜘蛛之巣城」ムーアにおまかせ!『妖精国(アルフヘイム)の騎士』生真面目に論評してみる(3)
        秋田書店刊行物検索
 『はるかなる光の国へ』『はるかなる光の国へ』文庫『空の迷宮』3巻『空の迷宮』文庫1巻
 『アンリ・ランディの銀の鳥』『月魂の騎士』1巻
 『妖精国の騎士』4巻9巻10巻11巻15巻16巻29巻35巻
 『妖精国の騎士』文庫3巻5巻11巻、他

おーるしんさくよみきり 【オール新作よみきり】
…元は姫金に冠せられていたキャッチコピー。
 2004年12月発売の1月号より、大長編作『夭逝酷の騎士』の掲載が開始してもしばらく
 変わることなく使われていたが、終わる気配のない連載に痺れを切らしたか、単に失念
 されていたのか、ようやく2005年6月号より「新作よみきり満載」へと書き換えられた。
 雑誌の路線変更までさせてしまうとは、さすがの大御所であられる。

おかっぱ 【オカッパ】
花咲か王子の別称。限りなく外見的特長を言い表している。

おかやまにっき 【岡山日記】
…「呪日記」を参照。

おきさきもんだい 【お妃問題】
 編纂中

おたおめ 【おたおめ】
若者言葉の一種で、「お誕生日おめでとう」メッセージの略。
 私信厳禁なはずの注文の多い喫茶店ではあるが、店長様ご本人とスタッフ、飼い猫、特別ゲストに限っては
 解禁され、掲示板が祝賀カーニバル状態で埋め尽くされる。
 特に大先生の聖誕祭とコミックスの発売日がバッティングした年に到っては、ご祝儀がわりの購入義務までが
 ついてくる。
 但し、一介の客が自らの誕生日を公表しても、黙殺されるのが常である。
 稀に「あけおめ(※あけましておめでとう)」と間違って使用してしまう略語でもあるため、要注意。
…「-行進
 知人のポストペットユーザーが誕生日を迎える日、事前に仲間内で有志を募り、対象人物のところへペットを
 一斉訪問させること。
 システム上、一度に一匹ずつしか画面上に現れず、まるで順番待ちをしているかのような状態になるため
 「行進」と呼んでいるようである。
 また、このようなサプライズ・パーティを受けたものは、時間がかかってでも一人ひとりに宛ててペット行脚を
 行うのが、返礼の儀式となっている。

おたからぼん 【お宝本】
…次作はモネ塗り絵だとされていた中、有限会社モネ・ブックスより急浮上した、カラー本企画。
 小さめのカラー絵本風を狙った、漫画本だそうである。
 つまりは過去のカラー漫画の再編集だと推察されるが、臆面も無く「お宝」と言い切るあたりが
 さすが大先生であらせられる。

おたのしみくじ 【お楽しみクジ】
偽アンドロイドが仕掛けた、意味不明の白魔法トラップ。
 喫茶店に書き込んだ際、ある一定の条件が揃うと、4桁の数字がトップ右端辺りに出現する(らしい)。
 数字が出現する法則性についてはトップ・シークレットとされており、ブラック・ボックス的な扱いである。
 過去にはその番号によってプレゼント発表が行われたりもしたそうだが、今や完全放置状態。
 新規顧客をたびたび戸惑わせておきながらも、撤去される様子は見受けられない。

おとこへんしゅうちょう 【漢編集長】
…長年のお荷物連載であった『夭逝酷の騎士』を、他誌へ押し付けることに成功した編集長のこと。
 偉業を称えた呼び名である。
 異動により誌を去る際にも、コミックス20巻以降は販売部数が激減している現実を大先生に突きつけ
 また後任者へは54巻での絶対完結を厳命していくなど、最後まで辣腕ぶりを発揮した。

おどりこ 【踊り子】
…触れてはならない、絶対不可侵の存在。
 観客に許されるのは、ただ指をくわえて眺めることのみである。
…「-さんには手を触れないように
 社会秩序を守るための、最低限のルール。

おにんぎょうさん 【御人形さん】
…大先生お気に入りの、ソフトビニール人形2体を指す。
 「縫いクン」と同様、旅行の荷造りに欠かせないもの。

おばかなどくしゃ 【お@鹿な読者】
…大傑作『妖精国の騎士』が理解できない、一般読者たちを指す蔑称。
 (逆=一筋縄ではゆかない、こだわり読者さん)
 作者が筆力のなさを自覚した際に起こる、過度なストレスから逃れるための、安全弁的なおまじない。
 担当が簡潔なストーリィを描かせるため、大先生に理解できる言葉へ言い換える際にも活用されている。

おふかい 【オフ会】
…別名、オフライン・ミーティング。ネットワーク上で知り合った人々が、実際に集まって行なう会合のこと。
 「オンライン」に対し、現実世界を「オフライン」と称しての呼び方である。
 店長様の「青い人黒い人」発言に端を発した「メアド必須論」に対し、喧喧諤諤となった注文の多い喫茶店
 BBSで発生した問題をBBS上で解決するのは当然のことであるのだが、場を収める能力を持たない狂竜
 より、無理のある店長へのフォローと同時に、「議論はオフ会で行なうように」とのお達しが出された。
 喫茶店と無関係な場所であれば、読者同士がいくら揉めても構わないという無責任ぶりは、いっそ清々しい。
 裏を返すと、スイカのオフ会開催を示唆しているようにも読み取れるが、そこまで深く考えての発言ではなく
 その場限りの問題回避でしかないのだろう。
…「公式-
 2000年10月22日に大先生主催で行われた唯一のオフ会、正式名称「生Wingtip茶会」のこと。
 会場は信者のメッカ、Wingtip。会場の狭さもあり、希望者全員参加というわけではなかった。
 参加メンバーの名前を拝見する限り、かなり手心の加えられた選抜方法であったと思われる。
 <参考> 2000.10.22Wingtip生茶会
…「スイカ-」(略=スイカオフ)
 心の友との邂逅。
 某書店で催されていた原画展会期中、大先生が鍼治療帰りに立ち寄る予定だと公表されていた
 2004年1月17日に合わせ、記念すべき初のオフ会が開催された。
 会場は、大先生お気に入りの喫茶店「青山ティーファクトリー」。目印となる衣装コーディネートは、黒い人に因み
 ★香様を大好きだった過去の自分を悼んでの黒装束と、全国の同志が見守る中、叙情溢れる演出で
 執り行われた。
 残念ながら期待されていた大先生の登場はなく、急な企画だったために小人数ではあったが、濃厚な
 時間を過ごしたとのレポートが、手厳しい原画感想と共に提出されている。

おふせっと 【オフセット】
…印刷技法の一種。活版と比べ、細かい線まで綺麗に印刷される。(略=オフ、オフセ)
 おかげで掲載ページに割り当てられると、描き込み量やトーンワークが増えたり、作者の贔屓キャラである緑の王
 (ルビ:ルシアン・エルフェルム)の登場回数が無意味に増えたり、死ぬ予定だったキャラクターが延命措置をとられたり
 してしまう。
 信者へは事前に告知されて皆で喜びを分かち合うが、万一活版だった場合は編集部に対し、電話での
 抗議行動も辞さないほどの重要事項。
 尚、真偽は定かでないながらも、誌においては「中山オフセ」なる特注印刷の存在が囁かれている。
…「紙焼き-」(略=紙焼きオフ)
 本来フィルム製版で行われるオフセット印刷だが、〆切のデッドラインを超えると、紙焼き製版に切り替えられる。
 印刷が早くて予算が安いのが特徴だが、フィルム製版に比べると印刷の仕上がりは若干落ちる。
 漫画雑誌は片面16ページ、表裏で32ページ分を一折として印刷するため、隣り合わせた作家の仕事が遅いと
 いくら自分が早く脱稿していても、そのあおりを食らうこともある。
 本来、大先生にとっては噴飯ものの所業だが、ご自身も他作家に迷惑をかけた時だけは、「お互い様」と
 鷹揚な気持ちになれるものらしい。
 だが完成した雑誌から、素人がフィルム製版と紙焼きの違いを見極めるのは難しく、また大方の読者にとっては
 どうでもよい事項である。

おほしさま 【お★様】
…「」に同じ。ちゃねらーにおける★香様への最上位の敬称。

おやこうこう 【親孝行】
秘密日記で「修羅場」だ「ぢごく」だと愚痴りながらも、実父を自宅に招いたり、旅行に連れ出したり
 すること。


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