カテゴリ:カテゴリ未分類
ABTスプリングシーズン、最終週「ロミオとジュリエット」 もうもう、本当に素晴らしい舞台でした 今日のキャストは・・・ Romeo: Angel Corella Juliet: Xiomara Reyes Mercutio: Carlos Lopez Tybalt: Gennadi Saveliev Benvolio: Sascha Radetsky Paris: Grant Delong 大人気のアンヘル・コレーラと、小柄な身体でも存在感たっぷり、素晴らしいダンスを踊る、シマオラ・レイエス主演。 ロミオの友人役には、ソリストのロペスとラデツキー。 そして敵役ティボルトには、サヴェリエフ、わ~~い!!(←すっかりファン) 映画や舞台で超有名なこの作品☆ バレエになるとどんなふうになるのか、興味津々でしたが、ドラマティックな演出、出演者の素晴らしいパフォーマンスによって、大感動の舞台でした。 いつものバレエの作品とは少し趣きも違い、お芝居の要素が強く、迫力満点の殺陣もたっぷり。 その上、ダンスシーンもすごい!! ロミオが友人二人と踊るシーンはとっても楽しかったし、有名なバルコニーのシーンパ・ド・ドゥや、寝室のパ・ド・ドゥも素晴らしい!! アンヘルが踊りだすと、空気が変わる。。。 この人のダンス、本当に華がある。観る人すべてを惹きつけてしまうような華が☆ レイエスも、ジュリエットにしか見えない。。。 この二人、本当にスゴイ!!! 息もピッタリ。 客席もみんな、そのことをよく知っていて、拍手の大きさ、「ブラボー」という掛声。。。 とにかく、大盛り上がりの舞台でした。 舞台の素晴らしさをお伝えできない自分の文才が悔しいのだけど、特に感動したのは、やっぱりラストシーン。 ジュリエットが死んでしまったと思い込んだロミオが、仮死状態のジュリエットと踊る場面。 まるで本当に死んでいるようなレイエスの身体を放り投げてキャッチ、という、超難技のリフトを繰り返すアンヘル。 小柄なレイエスは、体重を全く感じさせず、ごく自然に浮いてるようにさえ見えました。 最後、二人の死の場面は、本当に涙がポロポロと出てきました。 悲しすぎるぐらい悲しいけど、素晴らしく美しい結末でした。 幕が下りて、最初にまた幕が開いたときは、ラストシーンのまま。 そして、その次に幕が開いたときに、一緒に佇んだ二人が現れました。 「良かったね~。。。きっと天国で結ばれるんだよね。」 って本当にそんな気持ちになりました。 助演陣もソリストが4人と、かなり豪華で、それぞれ魅せてくれました。 やっぱりサヴェリエフは素敵♪かっこいい!!華があります。(苦手だったくせに) それに、ダンサーの顔と名前が一致してくると、観ていてどんどん楽しくなりますね。(これはヅカも同じ・笑) 素晴らしい舞台にふさわしく、カーテンコールでは拍手喝采。 投げられた花の数もすごかった~!! こちらのお客さんは、割とすぐに帰る人も多いのだけど、最後の最後まで拍手してきました。 なんかね、こんなこと言っていいのかどうか分かりませんが、今年のABTスプリングシリーズに通ったことによって、はじめて「NYに来て良かった!!」って思ったかもしれない、私。。。 そして、今日決めたこと☆ 本帰国しても、毎年初夏はNYへABTを観に行く!!!(なんてハマりやすい人なんだ) 一応夫にも宣言しておきました(笑) いよいよ今度の土曜日で千秋楽です。 私はマチネの方を観にいきます。 主演は勿論ホールバーグ様♪ きっと終演後は号泣だと思うわ。。。(だって・・・ロミジュリだし、ホールバーグ様だし、マイ楽だし。。。) ご一緒してくださる方々、私が泣いてても呆れないでくださいね(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|