|
カテゴリ:カテゴリ未分類
いつもとかわらない夜・・夜の8時過ぎ・・
そして、いつもとかわらない”わがままぶり”を発揮している母親といつものようにテレビを見ながら夕食をとっていました。 うちの母親は、ちょっと体調が悪いような気がしてたので、仕事の帰りに近所の町医者に寄って、「風邪」と言われ、薬をもらってきて、夕食後に薬を飲んでいました。 そしたら、いきなりうちの母親が「胸が痛い。肩まで痛い。息をすると痛い」と言い出したので、あわてて救急病院に連れていきました。うちには母と俺しかいないので、俺が連れていかないといけません。 母の顔は青くなっていて、マジで苦しそうでした。病院に行くまでの道のり、路面の凸凹で車が揺れるのにも苦しそうでした。 病院について、待ち時間が少しあり、その待ち時間中に、熱が上がってきて急に寒気がしてきたみたいで、とてもたまんないような感じでした。喉も渇くと言ってたので、自動販売機で熱いお茶を買い、それを飲んで喉の渇きと体の寒気をしのいでました。 ただでさえ、じっとしているのが嫌いな母親・・しかも体の調子がよくない状態で、この”間”を耐えれるはずがありません・・。苦しがりながら、「痛い!・・早く助けてくれええ」と、とてもうるさい状態でした。 熱を計ると37.2度・・微熱があり、血圧はなぜか測れませんでした。そうこうしていると診察室から母の名前が呼ばれ、看護師さんが母を迎えにきて、左手の親指に血液中の酸素量を計るためのものをはさめて測定したあとに診察室に行きました。 母は寝そべると胸と肩がとても痛いらしく、診察台に横になっただけで痛がって、「痛いったい!なんでこげん痛いとや?」って、痛みを訴えてました。俺は「今はその痛みが、なんで痛いのかを調べる為やけん、我慢しんしゃい」って、母をなだめるようにしていたのですが、診察の為に横になった母を起こそうと、母の肩の後ろに手を回したら、 「痛いけん、さわるな!自分で起きる!!」と言い張られ・・苦しみながら、母は必死に起き上がっていました。 看護師さんが、寝そべったら苦しむ母を見て、車椅子に座らせた状態で採血と点滴をしましょうという事になり、車椅子にゆっくりと座った母は、採血をとることに・・ その採血のとき・・ 注射針を刺そうとしてた看護師さんに「その場所だったら嫌やけん、ここに刺してくれ!」と言い出し、看護師さんから「その場所だったら腕が曲げれなくなりますよ~」と言われ・・でも、また「その場所は嫌って言いよろうが!」と、ちょっとした問答が・・結局、看護師さんが言った場所で採血をとったのだが、その注射が痛かったのか、うちの母は「痛いったい!!」と、かなりご機嫌ななめ・・俺は、痛くて暴れるかも知れない母を押さえていました。 そして点滴に付け替えて、酸素マスクをつけて、そのままレントゲン室へ・・レントゲン室には俺が車椅子を押して連れて行ったんだけど、レントゲン室に行くまでの道のりで母は「あのクソ病院(夕方に行った町医者の事)くさ!風邪げな言いやがって、たまらんばい!」と憤慨しておりました。 「やけん、この病院でちゃんと調べて、悪いところば治さんとね」と言い聞かせ、レントゲン室に入っていきました。 レントゲンが終わってレントゲン室から出てきた母は、「喉が渇いた」と言っていたので、先ほど買っていたお茶を渡したら、「もう冷えてるからいらん!」と、それは飲まず・・そして心電図室へ入って行きました。 心電図室の中から、うちの母が「寝そべったら、胸が痛いって言いよろうがぁ!!!」って、文句を言ってるのが聞こえます・・・(ーー;) 俺が何度も「痛いのが治る為やけん、しかたなかろうが!!」と言っても、もう聞く耳もちません・・ 母は「痛いとに、なんでこげな事をせないかんとや!!(痛いのに、なぜこんな事をしなければいけなんだ!)」と言ってます・・・(ーー;) そのあとCTスキャンもしたのですが・・寝そべる事で、また文句を言っております・・・ 車椅子に座ったまま、点滴をしていたので診察室に戻り、そのまましばらく点滴だけをじっとすることに・・。 母はまた喉が渇くらしく、看護師さんに「喉が渇くから飲み物を」と言いました。看護師さんは「じゃあ、お茶もってきましょうかね」と言ったら、母は「いや、白湯がいい」と言って、看護師さんに白湯を汲んできてもらってました・・。 俺はその点滴と検査結果を待つ間、じっとする事ができない母に何か落ち着かせる物がないかと考えて、病院外のコンビニで女性週刊誌を買ってきて読ませようと買いにいってました。 女性週刊誌を買って病院の診察室に戻ってくると、診察室の中で、患者さんがひとり増えていました。 前からいた患者さんは、じっとだまって点滴を受けていました。 新しくきていた患者さんは、落ち着かないのか、甘ったれた感じで、自分の妻や看護師さんにひっきりなしになにか話しかけて、落ち着かない気持ちもわかるけど、ちょっとうざかった・・ うちの母は・・ 「この点滴、止まってないかぁ??これじゃ丸一日かかるぞ!!」と、「この病院はなんでこんなに時間がかかるとや??」、「夕方は風邪って言われたのに・・」をひっきりなしに言っておりました・・。 「まぁ、みんな落ち着かないんだろうなぁ・・」とは自分でもわかっていても・・隣の新しく入ってきた患者さんの甘ったれた感じが許せず、ついキレかかっておりました。 そして母の検査結果がでて、先生に病状を聞く事に・・ もともと慢性気管支炎を患っている母は、風邪からか、肺炎をおこしかけてるみたいで、先生から「入院してください」と言われました。 寝そべったら胸が痛いと言ってるし、母を家に連れて帰っても、明日以降に俺が仕事に行ってる間に母がまた苦しみだしたら・・と思った俺は、入院して早く治したほうが良いと思って、母に入院をすすめました・・。 が・・ 母は断固として、入院を拒否。 「家で養生する」の一点張りでした。 母の言い分は・・ 「こんな時間がかかる病院は嫌だ」 「検査ばっかりで嫌だ」 「地元の町医者(夕方に行った、さっきまで文句を行ってた町医者)が近くていい」 これでした・・。 先生と俺とで30分ほど説得したでしょうか・・ ・・というか、俺は完全にキレておりましたが・・。 もう途中から聞く耳をもたず・・無視されておりました。 先生も折れて、母は帰宅することに・・・。 町医者に対して、その先生から手紙を書いてもらい、明日の朝一番にその町医者の所に通院するようにする予定です。 大事に至らない事を祈って・・。 母のわがままで頑固なところは、今日のこの出来事だけではなく、ほぼ毎日がこんな調子なのです。自分で勝手に解釈した事は、他の人がどう助言したりしようが、聞く耳をもたず、しかも思いたったまま、他人の事を考えずに発言するので、よく俺はキレてしまいます。 でも、こうやって母の悪態ばかりを書いたりしてますが・・ やっぱり母は母・・俺の母はこの人しかいません。 だから、なんとかして体が良くなってもらわないとと心配でなりません。 今は落ち着いて眠っておりますが、また苦しむようだったら、無理やり入院させる予定です。ケンカになるかも知れないけど・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|