■蓮勝寺【日蓮宗】
千種区シリーズ最後は 蓮勝寺【日蓮宗】の紹介です。この寺はなかなかの歴史があり創建は天正年間(1573~1592)の清州城下にて、寺町を形成していたようです。 その後、時代は江戸に入り名古屋城下へと俗にいう「清州越し」にて移されました。 更に時代は昭和に入り太平洋戦争の空襲に遭い現在地(千種区池上町)へと移転されたそうです。名古屋城(図説 日本の城と城下町4) [名古屋城調査研究センター]■蓮勝寺(この山門は移築される前からの残存物で貴重)■軒丸瓦(山門の瓦で欠けたりしてその古さが偲ばれる)■手水舎(山門入ると正面にあって周囲もイイ雰囲気~)■菩薩像(境内の庭の中にあり云われなど分かりません)■山号額(本堂に掲げられている山号名の書かれた額~)■本堂(昭和34年再建中に伊勢湾台風で倒壊もすぐ再建)清須会議 秀吉天下取りのスイッチはいつ入ったのか? [渡邊大門]今回の紹介した様な過去に歴史の中で移転を繰り返した歴史をもつ寺は、これまでもいくつか紹介してきましたが、それはその時代において支配者が変わり首都が移転されたり戦火による荒廃であったりと・・・■HP 蓮勝寺■山号 森住山■宗派 日蓮宗■本尊 日蓮上人奠定の大曼荼羅■住所 〒464-0029 愛知県名古屋市千種区池上町2-39