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立石 敬之

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2006/05/15
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イタリア、スペイン、イングランド。日本のサッカーファンにもお馴染みの3大リーグを持つこれらの国はサッカーそのものの質においても、マーケティングの部門においても世界をリードしている。そこには最高の選手と最高の環境そして、最高の運営組織と最高サポーターがいてと・・・これが大方の人々が描く3大リーグのイメージなのか。
それはどうであれ現実には、それらの条件が全て揃っているのは、ほんの一部のビッグクラブのみである。少なくともイタリアはそうであるといえる。
 今回は、日本とイタリアのプロクラブの環境について触れてみたい。
まず、スタジアムはイタリアも日本も各クラブの所在地の市・県の公営であることが通常であり、クラブがプライベートのスタジアムを持っていることはほとんどない。(やっとユベントスが自前のスタジアム建設に乗り出した)よってスタジアムのサービスという点においてもイングランドのプレミアリーグのそれと比べると確実に劣る感がある。
 練習場においてはどうかというと、イタリアの特に北部のチーム(トリノ・ミラノ・ヴェローナ・ウディネ等)は11月下旬から3月上旬までの間、練習場の芝生が凍りつきかなりの悪環境でのトレーニングを余儀なくされる。私自身、ここに来て始めてのころはこの条件を受け入れるのに苦労した。何故なら、日本でのコーチングは良いピッチに良いクラブハウスがあるという前提があった。例えば、ボールポゼッションのトレーニングにしてもワンタッチ・ツータッチの精度やパススピードを徹底してうるさく言ったが、ここではピッチが凍っていてボールが走りすぎるか、氷が溶けてぬかるんでいるかの何れかでなかなかクオリティーの追求をしにくい。しかしながらプレーヤーたちはそんな中でも滑りながらストップターンを繰り返しながらボールをコントロールしていく。日本の選手たちなら「これじゃ練習にならないよ」とでも言うだろう。これらの、環境に対する考え方はリーグ運営の中にも窺える。代表的な例は公式戦のボール。公式戦で使われるボールは統一されてなく、各ホームチームが用意したものを使用する。例えば、インテルはナイキで、ミランはアディダスみたいにそれぞれが各自スポンサードを受けるメーカーのものを使用する。これは世界中見渡してもあまり例がないと思う。敵地において重さも跳ね方も全く違うボールを使用する。しかも相手チームがボールは用意するためウォーミングアップ時に相手チームからボールを借りるのだが、ほとんどのチームが6,7個くらいしか貸さない。最初は思わず笑ってしまったものだ。お金のあるクラブは全チームのボールを購入し(セリエAは20チーム、セリエBは22チーム)、しっかり準備も出来るが、財政的に厳しい我がクラブはアウェーでの試合は、かなり条件的に厳しいものになる。これまた日本はというとJリーグ用とナビスコ杯用に分かれているものの全クラブ同じ条件で試合が行われる。Jリーグとナビスコ杯のボールの違いにも敏感な選手も中には多く、練習からボールを全て入れ替えて行ったものだ。
 この環境の違いに私は考えた。環境の違いは感覚の違い。勿論、ボールは統一されていたほうが良いし、グランドも常に最高の状態を維持して欲しい。しかし、もし日本人選手
がこちらでプレーすることにチャレンジするなら、この環境に対するタフさ、応用力こそ本当に必要とされるものであるように感じている。

     

    






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Last updated  2006/05/16 02:28:27 AM
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