私自身今回のスコットランド行きの中でのささやかな興味の対象としてSMOKING BAN(禁煙令)がありました。
パブやレストラン、職場など屋内の公共空間が全面禁煙になるというものでスコットランドではこの3月末に実施が始まったのです。ニュージーランドやアメリカの幾つかの州、イタリア、スウェーデンなどでも実施されてるようです。アイルランドでも既に始まっていてパブの売り上げが落ちたとの噂も前に耳にしましたが、イギリス国内では北アイルランドが来年4月、イングランドでも来年6月から実施されるようです。

私自身は去年の夏なんとか禁煙に成功(信じられない!)してタバコは現在一切吸わない身なんですが(以前は筋金入りのヘビーでした!)、喫煙者の気持ちを考えるとこりゃキツイだろうな~という思いもありみんなどうしてるんだろう?と興味があったわけです。
自分自身これまでのタバコ人生のなかで成田~ロンドンの12,3時間程の移動時間が最も長い禁煙タイムみたいなもので、ヒースロー空港に着くや否や一目散にスモーキンエリアに駆け込んでいた人間ですから(苦笑)。
最初空港に到着して家に向かうタクシーの中ではすっかりその事を忘れてたんですが途中パブの入り口の所で数人がタバコをふかしてるのが目に入り、「そうだよスモーキンバーンなんだよ!」と思い出したわけです。
でもキツイですよね、昨今の状況は喫煙者にとって・・・・。
特にイギリスはタバコ1箱が千円以上する国ですし・・・・。
もしまだ自分が以前のようにヘビースモーカーの身だったら「あぁ、もうイギリスへは行けない!」 と思っていたでしょう。
翌日早速パブへ繰り出しました。
恐る恐るですね・・・中に入ってみると・・・・ ”何かちがうぞ~雰囲気”という感じです。
パブにとってタバコはある意味では主役みたいなもんでしたからその主役が不在で、当然脇役の灰皿も一切無い訳です。妙にテーブルがスッキリしています。
こりゃテーブルの上に沢山ものが置けそうだなぁ~とボーッと考えたりしてしまいました。
そしてなにより空気が違うんですよ今までと。
日が落ちるのが遅くなった春の陽が店内に差し込んでるんですがその陽の光の様子もまた違う。
以前はタバコの煙がシルエットになったりして、それがまたひとつの味わいを作り出したりしていましたが、それが無い・・・。
春の遅い陽の光は透明な店内の空気をやさしく包んで眩いばかりに輝いていました。
その雰囲気は何かものすごく落ち着いてとても平和的な感じがしたものです。

あぁ、こんなパブの雰囲気もいいよな~とビールを飲みながら考えていました。
そして暫しまた考えました、日本にもいつかやって来るんだろうか?このスモーキンバーンが・・・・。