屋上フットボール観戦記

2006/09/19(火)10:32

ドイツ出張記2 Autobahn

 9月5日。朝にフランクフルト空港到着後、フランス国境沿いのホンブルグという小さな街に行って夜はシュツットガルトに宿泊でした。今回の出張と2001年に旅行した時とで一番大きな違いは宿泊施設と移動手段。学生の一人旅なんて貧乏旅行ですからユースホステル+電車(学割ジャーマンレールパス使用)+バス+徒歩が基本ですが、今回はさすがにホテル宿泊。まだ学生時代のドミトリー泊の感覚が残ってるのか、まず一人で一部屋を独占できることが驚きで、何となくもったいない。当たり前だが二段ベッドじゃない、キングサイズの巨大ベッド。出張万歳。月日の流れを感じます。  移動は基本的にお迎えの車移動でした(ただし次回からは自分でレンタカー借りて移動せよとのこと)。考えてみたら前回はすべて電車での長距離移動だったから、かの有名な速度無制限高速道路「アウトバーン」を体験するのは今回が初めて。  トータル5時間の移動を体験しての感想、ぐったり。車は2Lディーゼル搭載のマツダMPV。それに男7人がフル乗車という条件で、無制限区域では170km/hを下回ることはほとんど無かったです。時差ボケなんてどこかに吹っ飛びました。ずっと車窓とスピードメーターを互い違いに見てました。運転してるイタリア人エンジニアに質問、「いつもこんなに速く走ってるの?」「何言ってるの、別に違法な運転してる訳じゃないんだから。これでも抑えてるんだから。」、、絶句。  さらに、もっと信じられないのは170km/h巡航の我々をあっという間に追い抜いてく車がたくさんいるっていう事実。それも別にスポーツカーでも何でもない、オペルの業務用ワゴンとかが一瞬のうちに通り過ぎていく。もちろん遅い車もたくさん走ってるんだけど自分たちが速いので相手のスピードが全然分からない。「200km/hを超える時は集中して運転する必要が有る」とゼスチャー付きで説明するイタリア人、いいから前向いて運転してくれ。ただし冷静に乗り心地を判断すると180km/h巡航でもそこそこ安定してるのは事実。7人乗車のフル積載が寄与しているのは間違いないが。 ・・・  写真はホンブルグからシュツットガルトに向かう車中、「前を走っているのは世界で初めてのロータリーエンジン搭載量産セダンだよ」と教えてもらって、それは珍しいとポッケからカメラを出しフロントマスクを記録しようとしたら、180km/hであっという間に追い抜いてしまってこれしか撮れなかった、という一枚。ドイツのNSUというメーカーのRo80っていう30年以上前の車です。 http://www.okujo.jp/

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