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カテゴリ:電子工作
今回は、全く天文ネタではないが、最近のVISTAのアップデートで娘のPCの動きが極めて遅くなり、使用に耐えられなくなってきたので、PCパーツのアップグレードを行った。
特にSOTEC WinBook DN3020 Core2 Duoプロセッサー T7250のT7800へのCPU交換に関する情報はネット上皆無であったので、同様の環境でのアップグレードを検討されている方への参考情報として、情報を公開しようと考えた。 SOTEC WinBook DN3020 オリジナルスペック CPU :Core2 Duoプロセッサー T7250 (2.0GHz) Memory:DDR2 500MB × 2枚(1GB) HDD :S-ATA 80GB アップグレードパーツ CPU :Core2 Duoプロセッサー T7800(2.6GHz) ヤフオク中古で8,200円 Memory:DDR2 1GB × 2枚(2GB) 上海問屋 新品で999円/枚 HDD :SSD 120GB 上海問屋 新品で12,980円 オリジナル(アップグレード前)のVistaのパフォーマンスの評価 プロセッサ:4.9 メモリ:3.9 グラッフィックス:3.2 ハードディスク:4.9 であった。 メモリ:1GBから2GBへのアップグレードの効果は以下のとおり 右の写真が上海問屋のDDR2 1GB × 2枚(999円/枚) Vistaのパフォーマンスの評価では、メモリ3.9から、4.5に向上した。 体感的には速度の向上はあまり得られなかった。 続いて、CPUをT7250 2.0GHzからT7800 2.6GHzに交換した。 クロックが3割早くなるのでかなり期待したのであるが、Vistaのパフォーマンスの評価でのプロセサの値には変化がない。T7250 2.0GHzからT7800 2.6GHzの交換はあまり有用ではないのかもしれない。 続いてHDDをSSDに交換した。 Vistaのパフォーマンスの評価では、HDD4.9から、5.9に向上した。 パフォーマンス評価では大した差はないが、今回のメモリ、CPU、HDDのアップグレードの中ではSSDへの交換が、最も体感速度の向上に繋がった。 購入当時の速さよりもWindowsの起動が早い。 今回のSOTEC DN3020のアップグレードにおいて、CPU交換での速度の向上を期待したが、体感的な速度の向上は見られなかったが、スーパーΠのベンチマーク結果では、209万ケタの計算が、1分20秒から1分8秒と15%ほどの改善がみられる。プロパティーでは2.6GHzと表示されているが、マザーボードへの操作を必要とするかもしれない。 結論としては、SOTEC DN3020 T7250の速度向上を体感的に得るには、SSDへの交換が効果的であったと言える。T7800 2.6GHzへのCPUアップグレードは思うほど速度向上に寄与しない。 Binary Star Watching お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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良い情報を有難うございました。当方NF70Xという富士通ノートを使いWindows10にして使っています。以前は様々に使っていたのですが、今は年に1回、e-taxで申告書を作って送信するための使用です。
今回このノートのCPU、T7250からT7800へ換装しようかと思い立ちました。うちのノートや知人のを何台か換装し、効果を感じていたのでこのノートもと考えたのでした。 しかし貴ブログの情報を見、今回は止めようと考えることができました。 申告書作成に使っているノートですので、安定に今のままで行こうと。 今回、貴ブログにこの情報を上げていていただき、とても助かりました。 感謝いたします。 有難うございました。 (2020.04.18 12:06:14) |