Gotoキャンは麻薬
長いリーガルウイークが終了して週末はゆっくりと読書とヨガのセッションに勤しんでいたstaycoolです。読書で凝り固まった心身をヨガでほぐしてきました。夜は株式のレビューと今後の戦略をと一人物思いにふけり、最後は半沢1000倍返しで休暇は終了。さて、10/1から人間扱いされていなかった都民がGotoキャンに参入安全性最優先の人達には、理解できない施策ですが、経済を回さないとねというのも厳然たる事実さすがに4,5月だけは、家でおとなしくstayhome出張へも行かずに慣れない短期トレードで一億を失ったりしてましたが、6月以降は通常通りの活動に戻りました。会議なども屋外のテラスやラウンジで行いましたので狭い居酒屋やレストランではやりませんでした。しっかりやっていればですが、少なくとも私の周りの経営者や投資家で罹患した人は皆無です。感染経路不明というのは、私からしたら失礼ながら何をやっているか分からない人達・・・ろくでもない行動をしている人達も中に含まれていますが、自分の行動の脇の甘さに、無自覚というか認識していない人達も含まれていると思っています。つまりそれなりに罹患しても仕方のない行動様式だったと内心ですが思っていますよ。Gotoは瀕死の特定業界を死なせないためにやっている産業保護政策ですが、旅行が人にとってエッセンシャルであると今回気付かされたわけで、需要喚起策はある程度必要なのでしょうが、ここまで背中を強く押す必要性は?といえばかなり微妙だと思います。それも定額クーポンではなく、割引率というアプローチ私みたいなド素人でも、高価格帯のホテル・旅館に人気が集中していくのは、予測できましたよ。出張リーマンを相手にしている安価なチェーンビジネスホテルには殆ど風は吹いていないようです。ファミリーユースでさえ、一段高いホテルを選んでいるくらいですから。当方のような普段使いの旅行者や出張者まで需要喚起策に乗っかっているわけです。そうなると、必要な人たちや強い動機付けに支えられている人達はキャンペーンがあろうがなかろうが、価格に関係なく交通機関も宿泊施設も使いますからね。税金から拠出されているとなれば、将来負担は自分に降りかかるわけですからね。何も考えずにもろ手を挙げてキャンのユーザは、国の国債発行残高のチャートにおいて、ワニが口を開けている事にも気づいていないのでしょう。更にGotoレストランやイベント必要ないと思いますよ。割引率も微妙ですし、案の定、飲食店業界からは割引率の不公平感を訴えが出ています。利用する方も利用してもらう方もすっかり給付金や補助金麻薬にどっぷり浸かっています。助けてもらうのは当たり前で、どのくらい助けになるのかその効用を最大化しようとしています。古事記の行列にしか見えませんね。事業や投資は失敗したら、素直に撤退・損切りが基本上手くいったら自分の手柄で失敗したらお上のせいにするのはお門違いだと思いますよ。※失敗したら、一時、社会保障のお世話になれば良いわけです。※失敗した事業者が再度チャレンジできるような枠組みも必要ですね経営不芳の企業や飲食店に補助金を出す必要はないと思いますよ。その社会コストは、生き残っている人達に跳ね返るわけですから。ゾンビ企業やスモールビジネスに金をばら撒く余裕はこの国にはありません。何度も言っていますが、人生には上り坂・下り坂・まさかがあります。何故か「まさか」を殆どの人が想定しない。自分の身にだけは起こらないと思っているから。悪い情報が出たら、正常性バイアスの存在を強く意識しながら真っ当で合理的な判断をしなければなりませんね。一時的な給付金やレント・雇用維持も微妙だと思っていますがGotoはどうかな?と思っていますよ。それでも実行すると言うなら、この際、同じアホなら踊らにゃ損々とばかりに・・徹底的に使い、施策に全体重を掛けて乗っかり倒しますよ。衛生面を徹底しながら、微力ながら、お金が回るように観光業界に寄与したいと思います。