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カテゴリ:毛利楓
カットの色塗りも大詰め、 主線と塗りレイヤーをなじませる作業をしているところです。 レイヤーを結合してガウスをガンガン入れています。 こういうぼかしたレイヤーを何枚か作り、 後で結合して主線レイヤーと合成するのですよ。 抒情的な……そう、目で蝶でも追っているかのような 絵に見えますが(見えない?) 小四郎が床に落ちている(寝転がっている)だけです。 ビカビカして見えたので彩度を少し下げたりして こんな感じにしました。 小さいサムネイルで見ると 頭から血を流して倒れているみたいに見える ……と後で気が付きました。 「ぶっ倒れても本を放しませんでした」とか インテリ武者の鑑じゃねえか! ※目指してない方向 本の色を別の色にするべきでした。 写真が足りなかったので パンダちゃんが馬を担いでいる写真でも見てくれ。 「担げるんじゃね?」 と思ってやってみたら担げたので写真を撮ってみました。 これの元ネタは畠山重忠だって もうみんな知ってる鎌倉ナレッジだよね!(ね?) 馬の話のついでに言っておきますと、 馬を担ぐと言ったら畠山重忠さんですが 馬を爆速で走らせて「美濃~武蔵」間を 3日で移動するのが稲毛重成さんです。 ※もっとも頼朝さんが速い馬を提供してくれたんだけどね! ちなみに「京~鎌倉」間の所要時間は7~15日前後、 急ぎの場合で4~5日くらいらしいよ。 (ソースは以前に見た展示) さらに。 「担がれた馬は三日月ちゃん☆」という鎌倉ナレッジは 最近、ネットでもよく回覧されていると思うんだけど (参照:『源平盛衰記』) 稲毛さんが爆走させた馬は「三日黒ちゃんと名付けられた」 (参照:『吾妻鏡』) ってエピソードもエモくね? もうさ、競馬中継で黒い馬を見るたびに 三日黒ちゃんに思いを馳せちゃうよね!(ね?) 「そろそろ本気でコミティアの準備をしないと 後々つらい目に遭う!」 と予期して、準備を始めました。 紙を引っ張り出して来て、カットに使う絵など考え始めました。 「セレンディピティは日頃のらくがきから!」 って感じに描いてたら、 悲しいほど発見も幸運も手にすることは出来ませんでした。 そういう不確かなものを最初から期待してはいけない。 っていうか、らくがきでさえ思うように描けず 何かを得る以前に、ただただ失っている気がして泣く。 「ほんとにペン入れなんて出来るの?」 っていつも心配になってる。 写真は以前に描いておいたネームです。 前回の続きとはいえ、数ヶ月経つと気が変わり 演出の方針なんかは変えてしまうことが多い毛利楓さん。 構成ごと直すこともしばしばです。 でも、前に描いたこのコマをねじ込みたくて仕方ない。 配置も大幅に変更する予定だけど……ねじ込みたい。 うちの小四郎(義時)の脳内における 稲毛(小山田)殿のイメージです。 うちの漫画の治承・寿永的イメージなのか 小四郎特有のイメージなのか、そう言えば設定してなかったけど この女たらし像はどうかと思うよ! それにしてもふざけたコマだなあ……絵柄は絵巻物調です。 次回、下描き! ♪華のないおっさんキャラ描くの好き~ (お見送り芸人しんいち調で) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022/07/28 03:53:51 PM
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