春の創作活動 最終回
いつもは本の完成を報告して終了なのですが、コミティア136当日の模様もお届けします。写真は6月6日の朝、会場のスペースに到着した時の様子。同人誌イベントとはこういった机の上で行われているのです。机の上にある黄色い紙の入った袋はこの日無料配布されていたマスクです。複数枚入っている。こんなにいただいていいの?昨夜は製本に時間がかかりその後、持ち物の準備にも手間取り疲れていたのに十分な睡眠時間を確保できませんでした。当日は天気が悪い+ものすごい湿気でよれよれになって参陣した毛利楓。そうとはいえ、しかし。会場の壁に法人のクラファン広告が何点もあって歩きながら眺めるのが楽しく、元気が出て来たのである。写真は週刊少年ジャンプ。鎌倉クラスタに話題沸騰中の若君もありますぞ。白泉社の広告です。零ちゃんじゃん。漫画のキャラクターってお話の中で呼ばれてる名前で呼んじゃうよね。「桐山君」とも呼ぶけど、川本家の皆さんみたいに「れいちゃん」とも呼んでしまう。あっ、うちの子ですか?妹に「稲毛氏」と呼ばれています。なんでだよ!?イベントはですね、いつもより静かでした。会場に音楽が流れていなかったからみたいです。耳も会話も楽だったんだけれども、やはりあれがないとコミティアの一部が足りていない気がしてしまう。サークル巡りは楽しく出来ました。換気がよく行われていたので会場内を歩いている時もスペースに座っている時も呼吸が楽でした。久しぶりのイベントは穏やかに終了しました。だが、なのですよ。終了してみて心は穏やかではいられない状況に突入していないか?と気付いたのです。婉曲的に言うと、うちの本の未来が心配になって来たのである。パンデミックの影響が前回(2020年11月)よりも非常に強く出た感じで……なんつーの?二十周年記念のこの年に何の因果でこんな目に!?と感じずにはいられない事態が発生していたようです。詳細は省きます。やさぐれた文章書いちまいそうだから。シケた面して帰途に就く毛利楓さん、この日、とある発見をしたのである。りんかい線「東京テレポート」駅のホーム、ミツウロコじゃん!?鎌倉クラスタ的ハートウォーミングな出来事に少しだけ魂が救われる。その後、「新宿で一杯ひっかけてから帰らないと憤死する」くらいに思い詰めた毛利楓さんはヤケを起こしました。カッとなって書店に寄り『図説鎌倉幕府』を購入したのである。5月下旬に発売された鎌倉クラスタ注目の書籍だよ。写真を御覧になるとお分かりいただけると思うけど、コンパクトなサイズで、厚みがしっかりある本です。重みもずっしり。ネットで新刊情報を得た時、「図説」とあったので、社会科の授業で使ってた資料集みたいな大きめな判のアレを想像してたけど、フツーに本。そして字が多い。読み応えありそう。寝る前にお布団の中で読むことにしたい。イラストもあるよ。目鼻のない丸っこいキャラクターが鎌倉時代の諸々の事件を解説。血なまぐさい行動に及んでいてちょっぴり怖い。機嫌を直した毛利楓さん、パンデミック下の同人活動については後で落ち着いて考えることにしました。さて、まとめです。爆速お引越の後、生活の変化から急激に創作のスピードが落ちてしまったのですが今回は準備を早めに開始したせいか、時間はいつも通り溶けて行ったけれどまだ作業が残っているのに体力がなくなったり、本が完成しないままイベントを迎えてしまうこともなく無事に参加することが出来ました。次回以降もこれまでのノウハウではなくもう昔とは違うことを自覚して早め早めに行動することが重要になって来るのかも知れません。などと書いてしまうとなんか切なくてしょんもりしてしまう毛利楓さんでありました。今回のシリーズは今日で完結です。ここまでお付き合いしてくださった皆さん、どうもありがとうございました。今後もヲタク活動の様子を記録して行けたらいいなと思います。ではでは、健康にはお気を付けて!またね!!