628835 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【お気に入りブログ登録】 【ログイン】

『シュタイナーの視点で発達障害を考える』アトリエ・ひまわり・長尾まさ子のブログ

PR

Freepage List

Calendar

Profile


アトリエ・ひまわり

Keyword Search

▼キーワード検索

Free Space

設定されていません。

Archives

Category

カテゴリ未分類

(14)

美術

(37)

シュタイナー

(14)

シュタイナーを学ぶ会・関西

(18)

(40)

本(シュタイナー関係)

(24)

映画

(7)

エッセー

(14)

講座

(31)

教育

(9)

お料理

(11)

オイリュトミー

(19)

バイオグラフィー

(5)

音楽

(9)

クラフト・手仕事

(5)

シュタイナー芸術展

(10)

エクストラ・レッスン

(15)

ADHD

(15)

自閉症・アスペルガー

(23)

エクストラレッスン

(14)

幼児教育

(6)

経済・社会

(5)

子育ての心配について

(23)

お家でできる療育

(34)

お買い物

(3)

知能と発達

(7)

不登校

(6)

眼球運動

(6)

障害と社会

(1)

シュタイナーの支援教育

(2)

講座案内

(10)

利き側の統一と発達障害

(7)

回転の方向

(3)

乳幼児期の運動パターン

(21)

十二感覚

(5)

足と子どもの発達

(1)

言葉とコミュニケーション

(7)

ゲームの悩み

(0)

発達

(6)

子どもの観察(チャイルド・スタディー)

(3)

支援グッズ

(1)

文字と読み書きの苦手(ディスレクシア)

(4)

神秘学概論

(2)

器用さの問題

(6)

保護者の感想

(3)

遊びとゲーム

(7)

エクササイズ

(1)

平衡感覚

(10)

聴覚と聞き取りの問題

(7)

治療教育・支援教育

(7)

発達障害と問題行動

(2)

被いの厚さ

(2)

大頭と小頭

(7)

アトリエ・ひまわりの 庭

(3)

お家でできる工夫

(4)

子どもの叱り方

(10)

頭が良すぎる子

(2)

精神界との繋がりについて

(1)

ストレッチとリフト

(6)

口の動き

(1)

『こだわり行動』と、呼ばれる物の実際

(1)

バイオダイナミック

(1)

Recent Posts

2018年09月18日
XML
​​​​子どもの『指すい』は、小学校に入っても、かなり続くことがあります。
外ではやってなくても、家の中で指すいをしていることもあるでしょう。

​​『止めさせたい!』
『なんとかしたい!』
​​

​​と、思った時に
『指すい』には一体どんな意味があるのかな?

とじっくり考えてみることは、意義のあることだと思います。​​

​​指すいは、子どもが外の世界にちょっと疲れて、
『自分だけの世界に浸りたい』
という仕草です。​​

​お母さんの胸でおっぱいを吸っていた発達段階に留まることです。​​

そう考えると、『指すいをするのは良いことだ』と、いうのもちょっと違うけれど、
『指すいは、どうやってでも止めさせるべきだ』と、
考えても上手くいかないことが分かると思うのです。

​​『今、目の前の子どもは、何らかの理由で、
 お母さんに全面的に守られていた
 赤ちゃんの頃に戻りたいと感じているんだな』
​​

と、思いながら見守っていると、見えてくることがあると思います。

一時的なものであれば、何らかの不安があるという可能性もあるでしょう。

でも、このような考え方は、親御さんを非常に苦しめる事があります。
とても責められているような気がするからです。

そうして、余計に必死で止めさせようとすると悪循環に陥ることがあります。

ある発達段階における動きを充分にやりきっていない場合、
その動きが残ることは、とてもよくあることです。

止めさせようとすればするほど、それは長引き、
やりきってしまうと消え去ります。

そのように、考えたとしても、充分にやり尽くしたとしても

なかなか、指すいが卒業できないというとき、

​​原始反射のATNR(非対称性緊張性頸反射)
が抑制されていない可能性も考えられます。​​​​

 ​ATNRの問題を改善する 4:原始反射と発達障害


生後6ヶ月前の赤ちゃんは、ATNRが残っているために、
仰向けに寝かされていると、指すいをするのは難しいです。
右を向くと、右手はピンと伸びきって、口に入れられないのです。

6ヶ月ぐらいになって、ATNRが抑制されると、
右手を見ながら右手を曲げることができるので、
赤ちゃんはいろんな物を手で口に持っていって、なめ回して確認します。

指すいもできるようになります。

ところが、ATNRがずっと残存したままであると、指すいも、なめ回しもできません。

そうすると、口の動きや感覚に刺激を与えることが難しくなります。

少し大きくなると、指すいをしようとしたときに、反射のために、一瞬上手くできないけれど、
それ以外の力で、その動きができるようになります。

​​そのような場合、
口の周りのルーティング反射、吸啜反射も
抑制されないままに残っている可能性があります。​​



『指すいは悪いこと』と考えているだけでは、上手くいかないことが多いと思います。

むしろ、赤ちゃんの時に、もっともっと、指すいをすべきであった、
もっと、あらゆるものを口に入れて確かめるべきであったときに、
何らかの事情で、できなかったとしたら、
それができるようになった後の時代に、
しっかり取り組む必要があるのかもしれません。

赤ちゃんの時に口の周りをしっかり発達させる活動が不十分であったとき、
顔や、口のエクササイズに取り組んだときに、動きの幼さが表れることがあります。

 ​変顔遊びの効用

指すいをする子どもの様子を見るとき、
その子の顔の中における口回りのバランスをよく観察することが大切です。

口や口の周りに幼さが残っている場合、
ひょっとしたら、普段から口を良く開けているということもあるかも知れません。

シュタイナーは人の体を3つの部分に分けて考えましたが、
その三分節は、顔の中にも有るのです。

顔の中の三分節の中でのありかたを観察し考えてみることは、
とても助けになるはずです。


ご質問やご相談はメールかお電話で承ります。

メールはこちら

電話は080-6113-8684です。

アトリエ・ひまわり

長尾 まさ子



小児科診察室 増補改訂版 [ ミヒャエラ・グレックラー ]

​​​​

治療教育講義 ちくま学芸文庫 / ルドルフ・シュタイナー 【文庫】






Last updated  2018年11月05日 12時30分16秒
[子育ての心配について] カテゴリの最新記事

Copyright (c) 1997-2018 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.