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本(シュタイナー関係)

2019年02月02日
XML

​​「気になる子」のわらべうた:山下直樹 著

ちょっと気になる子どもに寄り添う大人の方だけでなく、
全ての幼い子ども達に、
是非、是非、取り組んで欲しい遊びばかり載っています!!!



ごくごく表面的なところを見ると、
​​​

『ああ、この遊びは知ってるわ』

『これは、幼稚園でもやったことあるわ』

と、『大したことではない』と、思ってしまうかもしれません。


正に、そこにこそ、大きな大きな落とし穴があるのです。

大昔からある遊び、大昔からあるわらべうた。

おばあちゃんでも、ひいおばあちゃんでも、知っているようなこと。

だから、​​『現代では、重要ではない』​​と、思い込んでいる人が、あまりにも多いのです。


昔からある遊び、昔からある歌には、

​人類の叡智が、ぎゅーーーーーっと詰まっているのです。​


これを幼児期にしっかり、遊びとして行うことで、子どもの体と感覚が育ちます。

​こういったことを、発達障害との関連からとても丁寧に語られています。


『幼児期にどのようなエクササイズをすれば良いですか?』

と、いう御質問を良くいただくのですが、この本は、とても参考になると思います。

説明も、併せてじっくり読んでいただきたいと思います。

こちらで動画を見ることができます


「気になる子」のわらべうた

​​​
【中古】 気になる子どもとシュタイナーの治療教育 個性と発達障がいを考える 子どもたちに幸せな未来を! 小学生版シリーズ2/山下直樹【著】 【中古】afb

​​







Last updated  2019年02月02日 09時44分34秒
2018年11月28日

この本は、素晴らしい。


シュタイナー学校の教育について、詳しく知りたい方には、
まず、最初にこれを読むことをお薦めしたいです。

​​​シュタイナーは1919年にシュトゥットガルトに設立された
自由ヴォルドルフ学校の教師のために

『教育の基礎としての一般人間学』
『教育芸術-方法論と教授法』
『教育芸術-演習とカリキュラム』

の3つの講座を行いました。​​​

これは、ずーーっとシュタイナーの精神科学を学んできた人のための講座。

『神秘学概論』『神智学』などを熟読しているという前提でのお話しなので、
最初に『一般人間学』を読んでしまうと、なかなかこれは分かりにくい・・・。

私は、『シュタイナーを学ぶ会・関西』の読書会で何年も何年もかけて読みましたが、
本当に、大変でした。

皆さんの助けなしには、とても読み通せなかったでしょう。

シュタイナーは、その後も、何度か、教育講座を行っています。
私が読んだものをあげさせてもらうと

『メディテーションをもってものにする人間学』1920年
『オックスフォード教育講座』1922年
『現代の教育はどうあるべきか』1923年

などがあります。

それらの一番最後に行われた教育講座が
『人間理解からの教育』1924年8月なのです。​

シュタイナー学校の5年間の実践の中で、上手くいかなかったこともあるだろうし、
教員に助言を求められたこともあったでしょう。

きっと何度も何度も、子どもたちの教育の、より実践的なことについて、
話し合いがなされてきたことでしょう。

『人間理解からの教育』は、そんな悪戦苦闘の跡さえ浮かんでくるような、
失敗例があり、大笑いしたり、泣いてしまったりしながら、ぐいぐい読んでいきました。

どの言葉も、どの実践も素晴らしいです。

1924年1月シュタイナーは毒を盛られ、なんとか一命を取り留めるものの、
体調は悪化していきます。

9月29日は講義を中断して病床に就き、翌年の3月30日10時頃に亡くなります。


この講座は、毒を盛られた後、そして病床に伏す直前の講座なんですね。

体調も、良くなかったでしょうし、死をも予感していたかもしれない。

それでも、これほどユーモアと愛情に溢れた講座を残してくれたんですね。

​​シュタイナーが教育において、伝えたかったことは何なのか?

ぎゅーーーっと詰まった一冊だと思います。​​





【新品】【本】人間理解からの教育 ルドルフ・シュタイナー/著 西川隆範/訳​​







Last updated  2018年11月30日 10時23分35秒
2018年10月15日
​​この本は、シュタイナー学校の教師が、授業で何を教えるかとか、
どうやって教えるかとか、
そういったことは、ほとんど書いていません。

ここで書かれていることは、
教員会議での子どもの考察、
教師のメディテーション、
運動と精神活動の結びつき
など、『心構え』『考え方』に近い事柄です。

そして現代の子どもの問題、
あるいは思春期の困難な時代にどのように対応していくのか、
と、いうお話も書かれています。

タバコを吸う子、ガムを噛む子にどのような指導をするか?
これらは、1つの案として、とても参考になるでしょう。

色々書いてしまうと、ちょっと散漫な感じに思えるかも知れませんが、
この本に貫かれているテーマは、
シュタイナー教育を行う全ての人に、『必ず』必要とされている、
精神科学に対する理解についてです。


シュタイナー教育が世間に広がるに従って、
極端な誤解にもさらされるようになってきました。

「エーテル体とか、アストラル体って何よ?」
「シュタイナーって、なんだか怪しいものじゃない?」
「だって『オカルト的』とか言うじゃない?」

そんな声も聞かれるようになりました。

その誤解をなんとか払拭したいと、
私自身もシュタイナー思想が、どれほど科学的で、理に適っているか、
実践内容がどれだけ素晴らしいものか

と、いうことを強調してきた気もします。

訳者の入間カイ氏が『あとがき』にも、同じ様な思いを書かれていて、
激しく頷きたくなります。

シュタイナー教育に携わる人に一番必要とされることは、
精神科学を理解しようと日々、努める姿勢だと思います。

私にも、まだ良く分からないことばかりなのです。

でも、精神科学のイメージを心の中に強く持つかどうかで、
変わることは大きいのです。

​​
シュタイナーの『一般人間学』の最初の講義。
当時、速記されなかった言葉より​​

私たち一人ひとりの背後には、ひとりの天使が立っています。
この天使は両手を優しく私たちの頭のうえに置いています。
この天使が、あなたがたが必要とする力を与えてくれるのです。

あなたがたの頭上には、大天使たちが輪を描いて舞っています。
大天使たちは、自分がべつの大天使に与えるべきものを、
おたがいに与えては受け取っています。
これらの大天使たちが、あなたがたの魂を結びつけるのです。
それによって、あなたがたには、あなたが必要とする勇気がもたらされます。
(この勇気によって、大天使たちは器をつくりあげます。)

私たちには、気高いアルヒャイ存在たちから、叡智の光が贈られます。
アルヒャイ存在たちは、輪舞の中に完結することはなく、
根源的な始まりから現れ、根源的な彼方へと消えていきます。
このアルヒャイ存在たちは、いわば滴のような形においてのみ、
この空間のなかへ入ってくるのです。
(勇気の器のなかに、活動する時代霊のところから、時代の光の滴が落ちてきます。)

※(本書P104より『一般人間学』GA293)

​​

シュタイナー学校は教師に何を求めるか 授業形成と内面性 [ クリストフ・ヴィーヒェルト ]






Last updated  2018年10月15日 16時54分42秒
2018年09月13日

シュタイナー教育に、興味を持たれた方に、

​​『最初に何を読めば良いですか?』と、よく質問されるのですが、​​

なかなか答えが見いだせないで過ごしていました。

シュタイナーの著書は、どれも慣れないうちは、とても難しく感じると思います。

それで、とても多くの方が、『少しでもわかりやすく』と、
素晴らしい本を沢山、書いてくださっています。

​​​​​それは、本当に大変なご努力でありますし、有意義なことなので、
そういった本を是非、ご紹介したいと思って、
ここ1年ぐらい、
『分かりやすく書いた本』をかなり集中的に読ませて頂きました。

どれも、それぞれに素晴らしいところが一杯ありました。

そして、1つだけ、これは確かだと分かったことがあります。

シュタイナーの考えを
『分かりやすい書く』と、いうことは不可能である

ということです。

何故なら、シュタイナーは『言葉使い』が難しいのではなく、
その『言わんとしている内容自体』が、
『唯物論』を中心にした教育を受けてきた現代人の思考を基本にすると、
そのスタート地点からして『分かりにくい』だけでなく
『本当に理解するところまで到達するには、あまりにも時間が掛かる』
からなのです。

シュタイナーの本には、シュタイナーの言葉の力があります。

それで、『シュタイナー教育』に限定して、
取りあえず、無理無理、最初のお薦めの1冊考えてみました。

​​​​『霊学の観点からの子どもの教育』です。

普通は
​『教育の基礎としての一般人間学』​が、入門書とされていますが、
この本は、既に『神智学』『神秘学概論』を熟読している人に向かって​​​​

​話している感じがして、本当は、すごく難しいように思います。

​​『霊学の観点からの子どもの教育』​​は、最低限必要なことが、
コンパクトにまとまっています。​

だからといって、内容自体は『分かりやすく』はないかもしれない。
でも、繰り返し読んでいれば、見えてくることがあるはずです。

​​
訳者による解説もとても親切で、
レポートなどをまとめるときにも、とても役に立ちます。

シュタイナー教育を分かりやすく書いたもの、
解説されたものを読むことは、とても良いことだと思います。

でもその前に
『シュタイナーが書いた文章を読む』と、いうことは、
何よりも基本的なことだと思います。

そこには、信じられないぐらい、多くの宝物がギッチリ詰まっているからです。






【新品】【本】霊学の観点からの子どもの教育 完全版 講演+論文 ルドルフ・シュタイナー/著 松浦賢/訳​​​​​​​​







Last updated  2018年09月13日 09時36分10秒
2018年09月10日
​​才能と障がい
子どもがもたらす運命の問いかけ

/涼風書林/ミヒャエラ・グレックラー著

この本、好きです!

分かりやすくて、すぐに読めるのですが、
非常に根源的なこと、高度なこともも、沢山書いてあります。

読む度に新鮮な感じがあって、一面傍線ばかりで、
では、一体何が書いてあるのかと言われると、全部説明したくなるのですが・・・。

今日、『これ面白い!』と、思ったところ引用させてもらいます。


あるシュタイナー学校の九年生の授業の例をあげてみましょう。

先生は数学の「組み合わせ」の問題について説明し、
最後に解き方が分からなかった人は手を上げるように言います。

かなりの数の子どもたちが理解できなかったと手を上げましたので、
もう一度先生は始めから順序だてて説明します。

そして「まだ理解できなかった人」と聞くと、
最初に手を上げた子どもの数がほとんど減っていません。

先生は少し驚き、三度目の説明をしますが、
理解できなかった子どもの数は同じです。

​​先生が
「なぜだ?」
と、言うと、

子どもは

「先生は三回とも同じことしか言ってない!」
と答えます。

​​

敢えて、説明は省きますが、
「確かに!」って感じて、ちょっと笑ったら、次にやるべきことが見えてきそうですね。






【中古】才能と障がい 子どもがもたらす運命の問いかけ /涼風書林/ミヒャエラ・グレックラ- (単行本)

​​






Last updated  2019年01月17日 09時34分58秒
2018年05月23日
​​

​再び、​小貫大輔著『耳をすまして聞いてごらん』​のお話し。​

1990年発行ということで、少し情報としては古いかも知れないし、
あれから、モンチ・アズールの状況も色々と変わっているのだろうと思うのです。

そういうことを考えても、とにかくこの本は、
神髄の部分で、『これこそがシュタイナー!』って、心にも体にもずっしりくる一冊です。

ものすごく、久しぶりに読み返したのですが、
『寝なきゃ!寝なきゃ!』と、思いながら一気に読んでしまいました。

この本は、どうしても読んで欲しくて、内容はサラッと書いたのですが、
これは絶版で、ものすごく高価らしい。あまりにも残念!

だから、もう少し、詳しく書いてみたいと思います。

​​ムハマド・ユヌス氏の ​『貧困のない世界を創る』の中で、
ユヌス氏が、ただ目の前にある問題を1つ、1つ解決していったこと。
その姿勢に非常に感銘を受けたことを ​​​
​『シュタイナーを学ぶ会・関西』の読書会​お話ししたときに、
ウテ・クレーマー氏のお話が出てきたことを書かせてもらいました。

その時も、なるほど、そうだなぁ~。って思ったのですが、
読み返していると、全くそのままだと感動を新たにしました。

ドイツ人のウテ・クレーマーさんは、ブラジルのシュタイナー学校で教師をしていたのですが、
ファベーラ(貧民街)に住む子ども達が物乞いに来る。

『何かくれるものはありませんか?』

ウテさんは、食べ物や洋服を渡しているうちにいろんな子どもと知り合いになる。
そして、その子どもの一人がウテさんをファベーラの自宅に招いて、
コーヒーをご馳走してくれるんですね。

ウテさんはシュタイナー学園の生徒達にファベーラの子どもの話をし、
生徒達と、粘土をもって教えに行ったり、毛糸をもって編み物を教えに行ったり交流を始めます。

ウテさんの家に出入りする子どもの数は、どんどん増えて手狭になる。
食事の用意も十分に、追いつかない。

そして、場所が必要、食べ物が必要、お金が必要・・・。と強く求めていくんですね。
それは、容易いことじゃない。
それでも、諦めずに前へ、前へと進んでいくんですね。

エスコリーニャという芸術教科を中心に教える塾というか学童のようなものができ、
診療所、保育園、幼稚園、織物工房、パン工場、農園などが、次々にできていきます。
もちろん、全てシュタイナーの思想に基づくものです。
本当に、奇跡のようなことです。

若いエスコリーニャの教師が弱音を吐いたとき・・・実際、それはとてつもなく大変だと思うのですが・・・
ウテが、そのシュタイナー学校出身の先生にいうんですね。

​​
「弱音を吐かずにがんばりなさい」
「どんなに小さいことでも、私たちにできることが必ずあるはずです。そして、そういう小さいことに手をつけることからすべてが始まるのよ。まだその小さなことにも手をつけないうちから、将来やってくるかもしれない大きな問題に頭を悩ませてしり込みしているようでは、なんにもならないでしょ。すべてはほんの小さなことから始まるのよ」​​

犯罪者さえ助けようとする、まるで聖女のようなウテの毎日を支えるのが
シュタイナーの言葉です。

「いつか人類が充分に進化した将来には、我われは、我われのそばにいる人間が幸せでない限り、自分も幸せを感じることができなくなるだろう」

「そのとき、我われは、どんな人間の中にも、何か神聖なるものを見ることができるようになるだろう」


著者の小貫大輔氏も素晴らしいですよね。

若くして、現地語や予備知識も不十分なまま、ファベーラに飛び込み、
目の前にある「ゴミを流す川」「エイズ教育」などの問題に
1つ1つ取り組んで、成果を上げている。

そして、文章も子ども達も凄く魅力的。

そして何度も聞いて、よく知っているはずのシュタイナーの思想が、
違う色彩を帯びて、さらに輝いて見えるのです。

なんでも真似をする、保育園の子ども達のことを話す保母のエバさん。

​​「このくらいの年の子供っていうのはね、自分の周りの世界は、
 善意に満ちた『良いところだ』って信頼して生きてるんだって。
 だからなんでも人の真似をするんだって・・・。

 きっと天国ってのはよっぽどいいところだったんでしょう。
 この世の中も同じようにいいところだなんて信じて、
 羽もつけずに飛び降りてくる子供を、
 下で受け止めてあげる人がいなかったらかわいそうよねぇ。」
​​



幼い子供達に愛を注ぐことが、世界を良くする、一番の方法かも知れない。


耳をすまして聞いてごらん【中古】


この本は、アトリエに置いています。

​​






Last updated  2018年05月23日 22時11分35秒
2018年05月21日

前回
 ​『貧困のない世界を創る』ムハマド・ユヌス

と、いう本を紹介させて頂きました。

​この本には、すっかり魅了されてしまって、あっちこっちで話してしまう訳ですが、
前回の​『シュタイナーを学ぶ会・関西』の読書会​でも、ご紹介させて頂きました。​

この会は、基本『神秘学概論』をほんの少しずつ読んでいるところですが、
その前に参加者全員が、最近考えたことを話す時間があります。

話す人以外は、ただ聴くことに集中します。

この時間は、とても神聖な空気が流れて、特別なことが起こる気がします。

さて、その前回の『学ぶ会』でのことですが、
私がムハマド・ユヌス氏の本を紹介し、
『目の前に1つの問題があるから解決したい』
そういう思いで進み続けることで、結果として偉大なことが成し遂げられるのではないかな。
と、いうお話をさせてもらいました。

すると、その後、先日、来日されていたウテ・クレーマーさんに会われた、
複数の方々が、ウテさんに全く同じような印象を持ったと、お話ししてくださいました。

ウテ・クレーマーさんは、ブラジルの貧民街に、
とても大きなシュタイナーのコミュニティを作りあげました。
でも、それは、やはり『目の前の問題を解決する』という積み重ねだというのです。

私も、この講演会には是非、伺いたかったのですが、
参加できなくて凄く残念だったんですね。
でも、皆さんのお話を聞いていて、ウテさんの人柄に触れられたようで、
とても嬉しかったです。

​​もう、随分前になりますが、
小貫大輔著『耳をすまして聞いてごらん』を読んで、
初めて、ウテさんの取り組みを知り、ものすごくビックリしたんです。​​

シュタイナー教育というと、なんとなく
『お金の掛かる教育』というイメージがあったのですが、
貧しい家に育つ子どもにこそ、シュタイナー教育の芸術性が必要とされていると感じました。


ちなみに、次回の『シュタイナーを学ぶ会・関西』読書会は、
6月24日(日)午後です。
シュタイナーに興味のある方でしたら、どなたでもご参加頂けます。

連絡先

メールはこちら
アトリエ・ひまわり  長尾 まさ子


耳をすまして聞いてごらん【中古】







Last updated  2018年05月21日 20時53分49秒
2017年06月28日

『いつまでも若々しく』
『年老いない方法』
『若く見える人は・・・』

そんな言葉が、周りに溢れていませんか?

まるで『老い』ということが悪いことのように無意識の中に響き続けます。

確かに、年老いても元気で健康であること、向上心や好奇心があることは。
本当に素晴らしいこと、尊敬に値することです。

でも、今の日本でしきりにいわれている『老いない』ってそういう意味でしょうか?
どうして、
『年老いる方法』と、いう本はないのでしょう????

そんなモヤモヤを一気に解決してくれる一言に出会いました。

前回もご紹介した
『シュタイナーが協会と自由大学に託したこと』
の中『精神自由大学青年部門について』より

今日、若者たちが年取った人々から離れるのは、彼らが“年老いて”しまったからではなく、彼らが“若いまま”にとどまっているからです。彼らが、正しい仕方で”年老いる”ことを理解していないからなのです。この自己認識を、今日の年長の人々は必要としています。

ね。この本の中でのシュタイナーはなかなか辛辣ですよね。

それは『人間的な成熟』の問題、精神的な部分と関わることです。
身体的な衰えと、精神的な向上は本来ワンセットであって欲しいですね。
そんな思いで、

『シュタイナーの老年学-老いることの秘密』丹羽敏雄 著 涼風書林
を読みました。

バイオグラフィーを老年の視点から見たものですが、これもかなりストレートで厳しいものを直視させてくれます。

『身体や魂を硬化させる生命力の衰え』の中で、

身体や魂の硬化を遅らせるために、高齢になって絵を描くことは極めて有効です。絵の中でも時に水彩が有効です。

と書かれていました。
『よっしゃ!絵を描き続けよう』と、ガッツポーズ。

その一方で
『物質主義は身体の過剰な関心を引き起こすこと』
あるいは

『高齢者は持ち物や家その他、自分に属してい物にこだわるという形で、硬化が顕れることもあります。つまり硬化にともない、自分に属するものの記憶に囚われ、その影響で、自分の魂全体を凍りつかせるのです。』

など、ちょっと、思い当たることが多すぎて怖い感じもする本でした。


シュタイナーが協会と自由大学に託したこと [ ルドルフ・シュタイナー ]









Last updated  2017年06月28日 09時31分13秒
2017年06月21日

シュタイナー関係の人には、何がなんでも読んで欲しい本です!!!

『シュタイナーが協会と自由大学に託したこと』
ルドルフ・シュタイナー著、入間カイ訳


シュタイナーは、繰り返し、繰り返し、大事なことを様々な場面で語っているのですが、
やはり、協会関係者に向けて語った言葉には、他ではないような、ある意味の厳しさがあります。

『こういうやり方駄目なんだ!』
って、協会内部にある問題点を結構、ビシッと明確に指摘しています。

もちろん、では、どのように考えるべきなのか?
どのように行動すべきなのかと言うことを非常にはっきりとした言葉で述べています。

引用したいと思って、印をしたところが多すぎて書き切れないので、

1つだけ・・・・

『支部の集いの形成について』のなかで
アントロポゾフィーの精神的財産である『文献』を供に読むことの重要性を書いています。

「印刷されたものは、家でひとりで読めるから、支部の集いで読み上げてもらう必要はない」という反論は適切ではありません。

と、いうことを述べ、同時に

可能な限り多くの活動的な協会員たちが、自分の経験や知識に基づいた話を、協会の中で語るようにならなければなりません。それがなければ、協会の生命は、きわめて深刻な打撃を受けることになるでしょう。


と、
「自分に即して語る」と、いうことと「既存の文献の内容を共有する」と、いうことの調和について書いています。

私たちの活動は単一化によってではなく、多様化によって、アントロポゾフィー協会の目的に到達するでしょう。

という言葉は、アントロポゾフィーが宗教を越え、国境を越えて世界的な広がり続ける、
大きなポイントだと感じます。


シュタイナーの理想を胸に抱いて、
様々な分野で取り組んでおられる集団が日本中にも、どんどん増えてきています。

でも、実際に集団を運営するときにぶつかる問題も数多くあるのではないでしょうか?

シュタイナー自身でさえ、そういう問題には苦心していたことが伺われます。

『この集団をどのように進めていくべきなのか?』
そう思ったとき、多くの指針と勇気を与えてくれる本だと思います。


シュタイナーが協会と自由大学に託したこと [ ルドルフ・シュタイナー ]







Last updated  2017年06月21日 10時11分21秒
2017年04月14日

『シュタイナーの言葉』ルドルフ・シュタイナー 高橋巌(訳)飯塚立人(編)

自宅の火災の折りには、多くの方に本をお送り頂きありがとうございました。

この2ヶ月間、いつも手元に置き、心の支えとしながら、
ゆっくり、ゆっくり噛みしめるように読み続けてきた本
『シュタイナーの言葉』は、一生の宝物として忘れられないモノとなるでしょう。

思わず、一気に読みそうになるのを、必死で押さえ、
これは、1日一区切りずつ読んで、
頭だけでなく、心と体に染み込ませていこうと考えました。

この本は、主にシュタイナーの講演(一部雑誌の文章)の中から、
テーマに沿って、抜粋した部分を編集したものです。

大まかには
第一章  自我  
第二章  関係性  
第三章  共同体

と、いう風に、自分自身を認識することから始まって、
人との関係、
そして共同体と社会的な要素まで広がっていきます。

内容は、非常に深い神秘学の内容にもかかわらず、
抽象的なことではありません。

とても分かりやすく、それが、
『私達の日常生活と深い関わりのあるものだ』
と、実感出来ます。

山のように付箋をつけ、どの言葉もご紹介したくなってしまいますが、
あまりにも多すぎて、これは読んで頂くしかないと思いました。

でも1つだけご紹介しますね。

今、苦悩の只中にいる者はその苦悩の作り出す魂の分裂や不調和を体験しているであろう。
しかし一度苦悩を克服して、その経験を客観化することができた者は、必ず何らかの知恵をそこから得ている。だから神秘学的見地からすれば、知恵とは結晶化された苦悩なのである。魂の内なる苦悩は、それが克服されたとき、この世の知恵となって外に現れるのである。



シュタイナーの言葉 [ ルドルフ・シュタイナー ]







Last updated  2017年04月14日 08時44分52秒
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