こんな古本を読んでいます。
先日、鏡リュウジさんのブログを訪問したら紹介していたので探してみました。
今日届いたところで、パラパラと読んでいるのですが、12星座とその他の星座
合わせて48星座と聖書を関連させて説明しています。
「日本教会新報社」という出版社なのでたぶん、教会関連なのだと思います。
最近時々、聖書を読んでいますが結構あちこちで星座のことは出てくるんですね、
「ヨブ記」でヨブがさんざんな目に合わされていて、友人たちがやってきて
横でいろいろ言うのですけど、神様の声が聞こえてきて、延々とこの世界を作ったのは
だれか!って話す場面があるのです。そこでオリオンに鎖をつけたのはだれだ!
とか書いてあったと思うのです、他にもちょくちょく登場する星座。
そうそう、イエス・キリストが生まれた場面はとても有名だけど、3人の賢者が
やってくるんですよね。なんでか、っていうと星をみてメシアの誕生を感じたからです。
そこいら辺のことについて占星術の記事があったので、それをあっちのブログに
書いたことがあるのでよかったら読んでやって下さい。
占星術的には木星と土星が合になる時にメシアが誕生する・・・とか言われます。
話をこの本に戻しますと、つまりは48星座が聖書の内容を表しているという。
占星術では牡羊座から始まりますが、聖書的にはもちろん、マリヤ処女懐胎の
乙女座からお話がスタートします。天秤座=裁き、とか南十字星=十字架とか
牡羊座=キリストとか、蠍座=悪魔とか・・・なかなかおもしろい。
でもね、この本、終盤にかけて徹底的に占星術批判なんですよ。
悪魔の道具だとか、占星術師は火の池に投げ込まれるとか、
占星術を信じたクリスチャンはいないとか・・・ほんまにぼろくそです。
でも、先ほどの星座の説明あたりを見ると占星術の解釈とよく似てるか同じ。
ではなんでいけないんでしょう?たぶんそういう神聖なものを罪人である人間にも
適用したり、「なにかのせい」にして生きてはいけませんということなんじゃないかと。
そうすることで神様への信仰から離れるのが一番、いけないぞ!ということかも?
しかし、何号か前のAAAの雑誌にもあったけど、占星術師でかつクリスチャンは
40%くらいいるのだそうです。星の動きを悪用するのはよくないけれど、
神聖なものとして畏怖の念を抱きつつ、ある流れに身を任すあるいは乗りこなすことは
そんなに悪いものじゃないと思うのですが。
私がはじめて読んだ本格的占星術教本は「クリスチャン・アストロロジー」でした。
序文はまず、祈りから始まります。何事も正しく使うのだ!と心しながら行えば
ええんちゃうか?こんなんでいいんでしょうか?まだまだ勉強不足なワタシ。
さてさて、アマゾンの古本で購入しましたが、わが家にもどっさりある古本。
家人がネットで物々交換を見つけ、50冊の古本と缶コーラひと箱を引き換えてました。
たぶん、業者の方なんでしょうね!アマゾンだと手数料として340円かかりますが
ヤマトメール便とかを利用したら、送料は160円くらいで済む場合もあるから
結構、いい商売かもしれないな、なんてことを思いました。