2016/06/16(木)15:31
テノーミン(アテノロール)β遮断薬 降圧薬
アストラゼネカ
組成・剤形・容量
妊婦への危険度D
授乳婦(乳児)への危険度L3
運転注意
錠:25mg、50mg
1日1回50mg 最大1日1回100mg
腎機能低下時 投与間隔延長、透析:1回25mg、週3回
特徴
作用が強く25~50mgを投与、海外の臨床試験で多用、腎排泄
適応症
本態性高血圧症(軽症~中等度)、狭心症、頻脈性不整脈(洞性頻脈、期外収縮)
禁忌
糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、高度徐脈、房室ブロック(I・II度)、洞房ブロック、洞不全症候群、心原性ショック、肺高血圧による右心不全、うっ血性心不全、低血圧症、重度の末梢循環障害(壊疽等)、未治療の褐色細胞腫
薬物動態
半減期 50mg内服11時間
使用上の注意
手術前48時間は投与しないことが望ましい。休薬時には徐々に減量(特に甲状腺中毒症患者) 心機能検査
相互作用
交感神経抑制薬、Ca拮抗薬で双方増強
クロニジン(中止後のリバウンド現象増強)
クラスI・II抗不整脈薬(過度の心機能抑制)
麻酔薬(低血圧)
ジギタリス(房室伝導時間延長)
フィンゴリモド(重度の徐脈、心ブロック)
血糖降下薬で併用薬増強
NSAIDsで減弱
交感神経刺激薬で双方減弱(血管収縮、血圧上昇)
副作用
重大
心不全、徐脈、心胸比増大、房室ブロック、洞房ブロック、失神を伴う起立性低血圧、血小板減少症、紫斑病、気管支痙攣、呼吸困難、喘鳴
その他
発疹、掻痒、低血圧、頭痛、めまい、AST・ALT上昇、倦怠・脱力感、しびれ感、浮腫・末梢浮腫、高脂血症、霧視、涙液分泌減少など
参照:今日の治療薬
【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆