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カテゴリ:ちょっとまじめに
子どもたちが1学期の成績表をもらった。
上の子は中学1年生、下は小学2年生。 下の子は、◎と○と△の3段階評価。 上の子は、1から5の5段階評価。 でも、相対評価ではなく、 絶対評価とか言って、 クラスメイトとの比較ではなく、 個人のレベルで評価をするものらしい。 だから、テストの点数が悪くても、 5がつくこともあれば、 点数がトップでも5とは限らないらしい。 授業への積極性とか、やる気とかが加味されるとのこと。 保護者懇談会で、 「○○(教科名)はちょっと積極性が足りなかったので、 ○(1~5のいずれか)になりました。」と説明を受けた。 なんか分かるような気もする。 社会へ出ても、積極性とかやる気とかは、 すごく必要だし、 積極性がないと何かにつけうまくいかないし、 大体仕事をしていてもつまらない。 でも一方で、 高校受験なんかは、 結局、他人との相対評価で志望校が決まり、 受験することになる。 ましてや、就職試験などは、 どこの会社でも絶対評価で採用するはずがなく、 相対評価なんだよね。 会社としては、それが当然だし。 となると、小中学校の絶対評価って一体何なのだろう? 運動会の徒競走で、ビリになる子が可哀相だからといって、 徒競走をしないことと同じかな。 一方では、「子どもたちの多様性を認めよう」とも言っている。 多様性の定義の中には、 足が遅い子や、成績の悪い子も入ると思うんだけど。 僕が思っている絶対評価の概念が違うのかもしれませんが、 ちょっと不思議に思ったのでした。 PS 子どもの名誉のために。 絶対評価だからかどうか分かりませんが、 子どもたちの成績は、まあまあでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.11 22:51:55
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