また食中毒が起きて、今度は死者が出てしまった。
茶碗蒸しが原因食品と推定される食中毒が起きた模様。原因食が茶碗蒸しということで、微生物的が原因と言うことは考えにくい(微生物にしては潜伏期間も短いし)。こうなると考えられるのはキノコ中毒だろうか?それとも故意に入れられた農薬とかだろうか?
症状が、口から泡を吹いていたということで有機リン系の農薬を誤って飲んでしまったとか自殺の時の症状に似ているようだ。食品に残留する程度の農薬が健康被害(それもこんな急性の)を起こすのはまず考えられない。となると事故なら毒キノコの誤食、茶碗蒸しじゃなくて鍋ならば毒ゼリなどの植物の誤食、事件なら毒物の混入が考えやすいのだろうか?
私は化学系の食中毒はあまり得意ではないのあまり詳しいことは言えないけれど、これからの季節は微生物での食中毒は少なくなって(ウイルス性の食中毒は多いけど)、キノコでの食中毒が増えてしまう時期なのでこのような事は増えるかもしれない。
ゴボウとチョウセンアサガオ(マンダラゲ)の根、ゴマとチョウセンアサガオの種子、セリとドクゼリの誤食での中毒の他、変わった例ではシイの実とシキミの実の誤食(どうやって見間違えたのか?)なんてものもあるらしいのでキノコだけでなく野草も危険かも。