2013/12/22(日)23:15
再び山元町でのボランティア
1月以上書くのが遅れてしまったけれど、友人S と南相馬に行って、1週間。こんどは災害ボランティア部とともに宮城県の山元町を訪れた。
ここはこれまで何度も訪れていた土地で、作業の多くは畑の石や瓦礫の除去作業。今回もいつもの畑の作業だったが、いつもと違うのは2日目が小学生向けの実験教室をするということだった。私はそのの日が用事が入ってしまい畑の作業しかしていないのだが・・・。
午前3時新潟交通のバスに乗り込んで、国見サービスエリアで朝食、山元町へ向かう。
JR 山下駅で、ずっとこの山元町の復興のために働いている「NPO 法人未来に向かってたすけあい」のF さんと合流。今回は山下駅のすぐ近くでの作業になった。
駅舎が撤去された山下駅。JR 常磐線は路線の場所を変えるそうで、ここから少し離れたところを走ることになるらしい。
踏み切り跡からみたJR 山下駅。線路の周りを草が生い茂っている。
今回の依頼者の方は作業をした畑の隣の家の方だそうで、もう山元町での生活に戻っているそうだ。周囲にはまだ人の住んでいない住宅も多く、NPO のF さんに訊くと、避難中の家に空き巣が入ったりさまざまな問題が生じているとのこと。これは多くの被災地で同じことが起こっているようで、家に帰れたとしてもそこからがまた家の復旧という大変な事が待っているそうだ。
今回も多くの1年生が参加してくれた。4年生が多く2年3年生が少ない部だったが、しっかりと後継者が育っているようだ。朝、想定していた面積よりはるかに広い面積の作業ができたもその成果かもしれない。
作業が終わり、明日小学生向けの実験教室をひらくT 仮設住宅の会場を下見。震災から2年半が経っても、まだこの仮設住宅にはたくさんの人が生活している。