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カテゴリ:災害ボランティア
一年ぶりの除雪活動。昨シーズンは山古志での1回しか活動していなく、今シーズンは雪が少ないから活動はどうなるのかと思っていたけれど、今年も除雪ボランティアの募集が始まった。今回の活動は長岡市小国町法末(ほっせ)、1月23日(講習と実施)、1月24日(実施のみ)で、私は24日のみ参加。
長岡市のおぐにコミュニティセンター、8時30分の集合時刻に間に合わせるため、7時前に家を出て、新潟西IC-小千谷IC までの高速走行。暖冬はどこへ?と思うような雪(暴風雪)で、時々視界もなくなりそうになる。磐越道で鍛えられたつもりでいたけれど、この雪はとても怖い。小千谷がとても遠く感じられる(いや実際かなり距離だが)。ところが、小千谷IC で降りると降雪が少なく、割と穏やかになっていて、比較的楽に集合場所にたどり着いた。そこからバスに乗って、法末自然の家”やまびこ”へどうやら2日目のみ参加は私だけなようで、少し肩身が狭い・・・。やまびこで、既に班分けされていた中に入れてもらって現場へ向かう。 現地へ向かう道は、新雪の下が氷でとても滑りやすい。私は2回位足を滑らせ、1回ころんだ。そんなふうに歩いているなか、アクシデントが起こった。先頭付近をあるいていたベテランの方が足を滑らせ、腰を強く打って動けなくなった。社会福祉協議会の(?)軽トラを呼ぶも、動かせないため最終的に救急車で搬送されることになった。「なれた人ですら・・・」という言葉が思わず私の口から出た。私達の活動は社協さんや慣れたボランティアの方々がかなり安全に気を使っていて、事故防止をしてくれているけれど、必ずしも安全な活動というわけではないことを思い知らされた気分だった。 そこから全員カンジキ着装で現地に向かったが、そこでも足を滑らせることがあった。 1件目のお宅にかなり遅れてたどり着くと、事情を知った依頼者様が、「うちは大丈夫なので、次の家に行ってください」と言ってくださってので、2件目のお宅へ行く。ここでは、最初に家の裏の雪を池に落とし、その後雪の面を1階の窓のところまで下げるという作業をした。この地で何度も活動している人の話では、庭の池が見えるなんて初めてだとのことで、いかにここが雪深い地なのかがわかる。ここのお宅も昼前には作業が終了になり、昼休みのため”やまびこ”へ戻る。 小国法末の美しい白銀の世界(もっと綺麗な所はたくさんあったけれど、低温のため携帯のバッテリーが切れてしまって撮れなかった)。 ”やまびこ”に戻ると本日の作業はここで終了と聞かされる。理由は暴風雪で、この地域をでると暴風雪とのこと。来るときの暴風雪がこの地域の外では続いているのだ。少し残念だけれど、荷物をまとめ、昼食をとったらバスでコミュニティーセンターへ戻ることなった。 昼食の時にとなりに座った女性の方は、江戸川区の方とのことで、遠路はるばる新潟に来てくださったとのこと。私も都内出身なので、都内の話で幾分話しができ、私が非常勤をしていた専門学校の話なども聞くことができた。昼食後にバスに乗ってコミュニティーセンターに向かう途中、隣の男性から、この土地は春になると住民の方々が花を植えていて、綺麗な花が咲き乱れることなどいろいろな話が聞けた。名残惜しかったけど、コミュニティーセンターで「またどこかで一緒に活動しましょう!」と声をかけて、帰路に。 帰り道は暴風雪だった。危険だと思ったので高速を避けて、一般道を選んでいったが、そこも大渋滞。高速はといえば、どうやら通行止めになっていたらしく、法末の周りの穏やかな景色とは全く違う状態だった。昼休み隣だった人は、高速バスで東京に帰ると言っていたけれど、帰れたのだろうか? 視界も悪いなか、5時間以上かかって新潟市へ到着。この日は拳法の新年会だったけれど1時間半遅れで到着。そして、車で直行したため酒も飲めず。 以前、山元町にバスで復興のお手伝いに行った時にも、雪で高速が通行止めで、長い時間かけて帰ってきたこともあったけれど、もしかして私が雪男??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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