しま日記。

2006/08/11(金)21:22

正義とか悪なんて、所詮人間のものさしの中の事。

日々(641)

そろそろ終戦記念日、という事で戦争番組とか一杯やってますね。 私が毎年この時が来るたびに思うのは、今の若者は余りにもあの時代の事を知らすぎる事。 余りにも知らないんですよ、皆。あの時代の事を。面と向き合おうとしていないというか、過去の歴史だからどうでもいい、と思っている節が多いと思います、今の人は。 過去の事で、確かに歴史。十代、二十代から見れば遠い過去の歴史です。 だけど、本当にそれで良いのかと最近思います。過去を思い出にして、記憶にして、風化してしまって良いのか。あの時代の人間じゃないからと、済ましてしまっていいのか。 日本は今現在中国やら韓国やらから物凄い反感を買っていますよね、靖国参拝やらの問題で。まあ結局なんでこんなに反感があるかって、日本が侵略戦争したからな訳で。 その侵略戦争とかを起こしたA級戦犯を靖国神社に奉っていて、それを国の代表者が参拝しているから。まあ、私が中国人でも反感持つでしょう、確かに。 だけど中国や韓国に対して言いたいのは、「日本だけが侵略行為行った訳じゃない」という事。中国はアヘン戦争でイギリスにも、韓国は散々中国から侵略を受けている。 あの戦争を中国や韓国は「侵略戦争」だと言って、日本の行った悪い事ばかりを書く。確かに日本は悪い事ばかりしたけど、中国だって市民に化けたゲリラ戦などを行った。ゲリラ戦は当時の国際法では禁止されていた行為。兵隊は一般人と見分ける為にちゃんとした軍服を身に纏わなければならない。でも、それをしなかった。だから日本軍は、中国人を市民ごと虐殺するしかなかった。負けない為に、自分達が殺されない為に。 戦争に正義は無い。人を殺しても犯罪にならないのだから。そこに正義なんか存在しなくて、戦争を行っていた全員が同罪だと私なんかは思うんですよ。 何で日本だけこんなに悪者に言われるのか・・・・・答えは一つ、敗戦国だからです。 負けたからですよ、日本が、あの戦争に。負けたから政治要人達は人間のものさしの中の「正義の鉄槌」で処刑され、教科書には「日本は戦争犯罪を起こした」という罪悪感のみ植えつける記述をさせ、天皇は象徴たる存在になった。 日本のあの戦争は、「追い詰められた戦争」だった。世界恐慌が起きて、列強が植民地で事を凌ぐ中、日本には列強の持つ強大な領土なんて持っていなかった。 だから、侵略戦争を起こすしかなかった。自分が生きる為に、自国が生きる為に。 とまあ、時代背景を明かせば、歴史なんていくらでも見方が変わってくるものですね。 戦争未経験者の私がこんな事書くのも、ヒヨっ子だと思われるのでしょうが;; やっぱり、あの戦争に関しては主観だけではなく、客観で見る事が大切なのだと思います。主観だけで見てしまえば、感情が先走ってしまう(上の私のように;)、客観で見る時こそ、あの戦争を始めて理解出来るのかも知れません。過去は決して変えられない。だけど、未来は変える事が出来るんです。 言っておきますが、私は右翼派じゃないですよ?(苦笑) 多分日本への愛国心が強いんだと思います。 そういえば、最近の日本人は愛国心ないよなぁ。。。。。(遠い目)全く関係無いですが、今亮明日漫画描いてます(本気で関係ない)。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る