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狂人ブログ ~旅立ち~

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June 25, 2009
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トランスフォーマーリベンジ.jpg
 思い起こせば約2年前、スピルバーグ総指揮でトランスフォーマーの実写映画を撮ると聞いた時には「ああ、あの爺さんとうとうボケたか」と本気で思った。まして監督は、「パール・ハーバー」で日本人の大顰蹙を買った、あのマイケル・ベイ。こりゃ間違いなくスベるなと、若輩の小生は公開前から高をくくっていた。
 とはいえ、当時ブログを始めたばかりという事もあり、少しでもネタになればと軽く気持ちで映画館に臨んだ小生だったが、重量感溢れるロボットアクション、意外なほどしっかりと作られたストーリー、そして随所に散りばめられた原作へのリスペクト。そのどれもが、生粋のロボヲタクである小生の琴線に触れまくり、気がつけば約2時間半、同行した兄貴とともに目をキラキラ輝かせながら、夢中になって観てしまった。
 はたから見ればさぞ気持ちの悪いオッサン二人だったろうが、そのくらい前作の完成度は素晴らしかった。あまりの出来の良さに、帰宅後即レンタルビデオ屋に走り、謝罪の意味を込めて「パール・ハーバー」を改めて視聴してしまったほどである。
(やっぱり面白くなかったが 笑)

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 まあ、長い前置きはさておき。そんな事もあって、前作とはまったく逆に、公開前から非常に楽しみにしていた本作。
 はっきり言ってしまおう。
 あれだけ素晴らしかった前作の、さらに10倍は面白い!!
 登場するトランスフォーマーの数も倍なら、アクションも内容の濃さも倍。ついでにミーガン・フォックスのオッパイの揺れも倍と(笑)、まさに至れり尽くせり。
 今さらCGなんざ褒めないと誓った小生だが、本作に関しては褒めざるをえない。あのゴチャゴチャと細かいロボットのパーツを、しかも周囲の人や背景と並んでも全く違和感なく動かす技術はさすが。個人的には、白兵戦のシーンでちゃんとロボット達が格闘技の動きをしていたのが、芸が細かくてよかった。
 それにしても、まさかあんな大河原イズム溢れる作業車合体ロボを実写で観られる日が来ようとは。なるほど、こういった出会いこそロボット好き冥利に尽きるというものである。

 また、変形ロボットと同じく、キャラクター同士の漫才のようなかけ合いも本作の魅力の一つであるが、その点も合格。人間同士はもちろん、ロボットとの会話も軽快にしてコミカルで、そこいらの御寒いお笑い番組なんぞより遥かに面白い。特に、冒頭のサムバンブルビーのやりとりなどは、自身の声を持たないバンブル(彼はラジオの音声を使って会話する)がワイパーのウォッシャー液で泣き崩れる芝居をしてみせたりと、まるで駄々をこねる弟を諭す兄のようで実に微笑ましかった。作品の面白さとは、すなわちキャラクターの魅力をどこまで掘り下げられるかという事に尽きると、改めて気づかされた。
(よもやロボットに気づかされるとは予想だにしなかったが…)
 他も負けてはいない。息子との別れに取り乱しまくったり、学生から買った「葉っぱ」入りクッキーでラリったりと、サムの両親のハッスルっぷりには前作以上に爆笑必死。ケンカしても結局アツアツだったり、サムの事を一番心配していたりと、なんだかんだで結構いい人達なのも高ポイント。
 ジェットファイアの頑固爺さんっぷり、ツインズ達のドツキ漫才、アイアンハイドの毒舌もさる事ながら、やたらと酷い目に遭うサムの同級生とシモンズのドタバタコンビも忘れてはならない。ロボットばかりが取り上げられる本作だが、意外と活躍する彼等の頑張りにも注目。

 一つの作品の中に、ロボットアクション、冒険活劇、ドタバタコメディ、異星人との交流など、様々なドラマが互いを邪魔せずに同居している部分に、制作者の苦労とセンスの良さが窺える。よくよく考えると、上記したテーマは過去のスピルバーグ作品でも度々取り上げられるテーマであるので、ある意味これは、彼の集大成とも言えなくもない。
 そういった記念碑的作品に、日本発祥のオモチャが選ばれるとは、なんと光栄な事であろうか。

 ラストの若干の呆気なさや、いかにも続きありますよ~的なエンディングなど、微々たるツッコミ所もないわけではないが、それを補って余りある、完璧に限りなく近い出来。この前の「ハゲタカ」をヒューマンドラマの一つの到達点とするなら、本作はエンターテイメント作品の、現在最高到達点レベルだと小生は断じたい。
 まだまだ書きたい事、言いたい事は山ほどあるが、尺も文章力も足りないので、この辺でご勘弁を。とにかく面白さ、満足度は保証する。


 ところで、聞くところによると主演のシャイア・ラブーフミーガン・フォックスは、プライベートでもいい関係なんだそうな。なるほど、映画ではイモ兄ちゃんを演じた彼も、彼女の前ではビーストモードにトランスフォー(以下略)。
 さながら、夜のビーストウォーズ(最低)。

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 そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆☆☆★
 
 星4.999!!!



 本日の体重:75.0kg(昨日と変わらず)





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最終更新日  June 25, 2009 10:52:05 PM
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