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February 2, 2010
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劇場版リリカルなのは.jpg

 これは、後に「時空管理局の『白い悪魔』『黒い死神』」と恐れられる二人の魔法少女、誕生と出逢いの秘話。

 …あれ?あながち間違ってないぞ。
 さておき。人気シリーズのファーストシーズンを、新作カットにて劇場映画化。
 当たり前といえば当たり前だが、内容的はテレビ版とほぼ同じ。さすがに全13話を約2時間に圧縮したためか、途中、端折り過ぎてるように思える部分や、説明不足に感じる部分もあった。
 また、もう一人の主人公・フェイトちゃんの視点を加える事で、ストーリーの二重構造化を試みた点は評価できるとしても、そのためかややテンポにバラつきが生じ、同時に、どちらを重心にして観ればいいのか分からなくなる場面が、特に後半、多少見受けられた。
 個人的には、第1話の「やたら気合の入った背景」と、なのはさんの着替える後ろで「アワワワワ」となっているユーノ君が省略されていたのは残念だった。なのはさんファンとしては、手放しに高評価したいところだが、こればっかりは如何ともし難い。否、ファンだからこそ、あえて厳しく評価するのも「愛」だと信じる。
 まあ、とはいえ、やはりストーリーは変わらず面白く、新たに書き起こした戦闘シーンも充分見応えアリ。テレビシリーズではあまり描かれなかった、なのはさんレイジングハートが、お互いを認め合うまでの期間等、見所も多く(フェイトちゃんの件も含めて)、総合点としては非常に高い。ファンなら、間違いなく観て損はない内容。

 しかし、本作を観て改めて思ったが、このシリーズの最大の魅力とは、いわゆる「萌えキャラ」…はもちろんだが、どんな相手でも許し、受け入れようとする点にあると小生は思う。
 「歩く大鑑巨砲主義」「小さな冥王」と揶揄される本作ながら、それが本質、または目的ではなく、あくまで(多くの場合)「相手と対等に話しをするため」の手段として使われる。
 根っからの悪人がほとんどいない、というのが要因の一つとしても(強いてあげるなら、全シリーズ中でもスカリエッティぐらいか)、相手の事情や背負っている業を慮ったうえで、そのために自分が殺されかけても、最後まで救おうと努め、手を差し伸べ続ける。そしていつしか友達、あるいは家族としてさえ受け入れてしまう。
 まるで合気道の達人・塩田剛三氏のようだが、慈愛に満ちたその様こそが、近年では異例とも言えるロングヒットを飛ばす原動力になっていると、小生は勝手に推測する。
 惜しむらくは、その思想の基礎になったと思われる、なのはさん複雑な家庭環境について、ちゃんとした説明が欲しかった。作中、それを匂わせる描写はあったものの、概要については一切触れられないまま。もともと18禁ゲームのスピンオフとしてスタートした本作だけに、あまり大っぴらにしたくないのかもしれないが、「A’S」を映画化する際には、是非その辺もきちんと描いていただきたい。

 …ところで、話しはいきなり飛ぶが、いつもながらリンディさんの若さは異常だ。とても14歳の息子がいるようには見えない。まして「ストライカーズ」では孫までいるのに、まったく容姿が変わらないのはどう考えても不自然である。
 時空航行には、ウラシマ効果も期待できるのだろうか。プレシアジュエルシードを集めるより、この辺を調べた方が手っ取り早かったんじゃないだろうかと、悪い勘繰りを入れたくなってしまう。


 まあとにかく、繰り返しになるが興味のある人なら充分に楽しめる作品。上映館は非常に少ないそうなので(だが既に、「マイマイ新子」より興行利益が上回っているとか。ナゼだっ!!)、近場で上映しているという方はお早めに。

 なお、最後に一つだけ苦言を。前にも書いたと思うが、やはりスタンプカードはいただけない。何度も映画館に足を運んでもらいたいのは分かるが、それは観客が決めることであり、作り手が強制すべき事ではない。
 常々言っているように、映画は一発勝負。内容で「もう一度来たい」と思わせなければ、他は本末転倒以外の何物でもない事を、重々理解していただきたい。


 つー事で、小生のこの映画に対する評価は…、

 ☆☆☆★★

 星3つなの!(CV:田村ゆかり)



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 余談。個人的意見としては、「A’s」以降を映画化するならば、演出には板野”サーカス”一郎さんをお願いしたい。もちろん、監督は今川泰宏さんで(笑)。
 
 そう!これこそ、全力全開で放たれる、高町なのは必殺の一撃!!
 凶星をも射貫く、無垢なる正義の光!!
 その名も!

 その名も!!
 その名も!!!
 その名も!!!!
 その名も!!!!!

 スターラァァイト・ブレイカァァァアア!!!!

(ナレーション:玄田哲章)





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最終更新日  February 3, 2010 06:38:46 PM
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