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November 4, 2010
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インシテミル.jpg
 時給11万2千円の高額バイトを目当てに、謎の施設「暗鬼館」へと集められた男女10人は、「7日間の心理的実験」として「不穏当かつ非倫理的な事件」を解決するように支持される。しかしそれは、悪夢の7日間の始まりだった。

 
 「ライアーゲーム」「カイジ」「デスノート」に続く、心理戦ムービーの決定版!!と銘打たれた本作だが、正直「ソウ」の劣化コピーにしか見えない、ゆるゆるムービーだった。

 古典ミステリーを題材にした密室サスペンス劇、といえば聞こえはいいが、肝心の謎に新鮮味も捻りもなく、さらに「探偵ゲーム」なんて中途半端要素がより白々しさを増し、しかもそれすらまともに使いこなせていないため、序盤からかなりダラダラな展開に。

 登場人物のバランスの悪さもいただけない。男女10人というスリラーとしては多すぎ、群像劇としては少なすぎる微妙な員数に加え、普通に悪そうなヤツが普通に悪者だったり、普通に怪しいヤツが普通に裏があったりと、ミステリーにあるまじき普通のキャラ設定っぷり。
 一番いい人然としていた主人公が、実は一番の悪者だったとか、人を殺して逃走している最中だったとか、最後の最後の大どんでん返しがあってもよかったものを(もっとも、それを実行して超つまんなかった「パーフェクト・ストレンジャー」という映画がゲフンゲフン)、ついには半竹なヒューマニズムまで呈しだすので、結局この映画は、極限状態におかれた人々の狂気と群像劇がやりたかったのか、そんな中でも人間らしさを貫こうとするヒューマンドラマがやりたかったのか、それ以外の何かなのか、すっかりボヤけてしまった観がある。
 
 この手の映画には欠かせない「恐怖の対象」が、あのポンコツロボット一体というのも、これまた失笑もの。
 絶対に敵わない相手、というにはいささか説得力のかけらもなく、むしろあんなもん、手持ちの武器で一斉にボコっちまえば何とかなんじゃね?それでなくとも、上のレールを棒かなんか突っ込んで塞いじまえばそっから動けなくなんじゃね?と、誰でも思いつきそうな弱点をさらしている時点で、既に失格である。


 まったく素人考えで恐縮だが、例えば「バンテージ・ポイント」よろしく、1日ごとに視点が違うキャラクターに変わるとか、あのポンコツが数十体まとめて攻めてくるとか、相手を殺さないと(あるいは犯人にしないと)自分の身が危険にさらされる事態に陥るとか、広げようはいくらでもあったはず。
 何か一つでも「これぞ!!」というセールスポイントがあれば、もう少し何とかなったかもしれない。せっかく豪華なキャストを揃えたのに、もったいない。


 もう少し苦言を呈する。
 
 (ここからネタバレにつき、白反転) 

 北大路欣也氏演じる男が、どうやってカウンターの数字が「この施設の様子を、外から見ている人の数」と推理したのかはこの際置いといて、あれだけ膨大な数の人が視聴しているのなら、参加者の中にそれを知っている人物がいて然るべきではないのか?
 直接的でなくとも、都市伝説のような形で聞いている者がいても、なんら不思議ではないはず。
 そもそもよっぽどのバカか、よっぽどの世間知らずでもない限り、こんな怪しさ爆発、犯罪の匂いプンプンのバイトに申し込んでくるヤツがそうそういるはずもなく、百歩譲ったとしても、それで「人を殺してでも金を稼ぎたい」輩が集まるとは、到底思えない。
 それとも、それを分かった上であのメンバーが集まったとでも?1ミリのリアリティも感じられないなぁ。

 しかしなにより一番気に入らないのは、主人公がバイト代として受け取った札束の入ったかばんを、明後日の方向に投げ捨ててしまうラストカット。
 「金よりも、もっと大事なものがあるんだぜ」的な事が言いたかったのかもしれないが、それこそ半竹たる根拠。もし、自分で使うのがイヤだと言うのなら、石原さとみ演じるシングルマザーの子供のため、臓器移植手術の費用としてくれてやればいい。それでもお釣りがくるなら、他の金目当てで参加した人の家族にでも渡すのが、筋じゃないのか?
 望んだにせい望まなかったにせい、多くの犠牲を払って手にしたのならなおさら。原作ではどうなのかは存じ上げないが、このシーンを考えた人物は、ヒューマニズムと金銭の貴賎について、だいぶ大きな勘違いをしていると察する。ナンセンス。


 (ネタバレ終わり) 


 総じて。藤原竜也綾瀬はるかという実力派俳優陣を揃えながら、その真価をまったく発揮できていないばかりか、シチュエーションミステリー、スリラー、群像劇、全てにおいて中途半端な出来だった。
 和製「ソウ」みたいな感じで、シリーズ化を狙っている雰囲気アリアリだが、こんなお上品な内容で、はたして誰が次回作を観ようと思う?
 
 酷い言い方をするが、本作のシナリオを書いた人は、ミステリーをまるで分かってないと勘繰る。客が何を欲しているか、どうすれば作品を観に来てくれた人達にサティスファクションを提供できるか、もう一度よく検討していただきたい。

 
 そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★

 本作でよかったのは、EDのMay’nの歌だけ。星2つ!!



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最終更新日  November 4, 2010 09:14:12 PM
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