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January 6, 2011
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 池宮彰一郎原作。年末時代劇スペシャルの定番「忠臣蔵」の後日談を、実力派・役所広司佐藤浩市主演で映画化。

 
 本作の影響で、悪役のイメージの強い吉良上野介義央だが、地元三河国(今の愛知県東部)では名君として、今なお愛されているという。
 有名な松の廊下事件も、浅野内匠頭の勘違いか逆ギレ、あるいはまったくの創作という説があり、昨今では「汚名を着せられた悲劇の領主」としての見方も強まっていると聞く。
 思えば20年ほど前、何かのバラエティ番組で某タレントが「『忠臣蔵』だってよくよく考えたら、いい大人がよってたかって一人のお爺ちゃん苛めてるだけだからね」と発言し、笑いを誘っていたが、あながち間違った見解でもないのかもしれない。


 余談は、さておき。
 吉良邸討ち入り直前、突如逐電し行方をくらませた男と、主君・大石内蔵助の命により、赤穂浪士最後の生き残りとなった男の半生を軸に、悲喜こもごもの人間模様を描く本作。
 登場人物一人一人を丁寧に掘り下げた、確かな仕事は好印象。想像していたようなサスペンス的要素や事件性は少なく、一部剣戟シーンを除けば、全体的に地味で平坦なストーリー展開ではあるものの、それだけに重厚でズシンと来る、血の通った人間ドラマを見せてくれる。
 「物語は、仕掛けよりキャラクターが命」のお手本のような作品である。お世辞にも若者向けの映画ではないが、だからこそクリエイターを目指す若人には、もっとこういう作品に触れておいていただきたい。

 役所佐藤両氏に加え、脇を固める笈田ヨシ氏、伊武雅刀氏、安田成美さん等の芝居が素晴らしいのはもちろん、特に小生が注目したいのは、ヒロイン・可音を演じた桜庭ななみ
 日本を代表する役者陣がこれだけ揃っている中、決して見劣りせずに画面上にいられるだけでも、かなりのもの。実力は当然比べるべくもないが、彼女にはエレン・ペイジにも似た、生まれ持った「神からのギフト」を感じる。
 そういえば彼女、「サマーウォーズ」「書道ガールズ」にも出演していたと、後々になって気がついた。できれば彼女には、このまま顔と名前だけで仕事をするようにはならず、段階と実績を確実に積み、10年後には上記の方々と並び評されるような女優、具体的に言うと、長澤まさみではなく、綾瀬はるかのポジションを目指してもらいたい。

 
 例によって詳しくは書けないが、あのラストをどう捉えるかで、本作の評価は大きく変わってくると小生は推測する。いくら忠義のためとはいえ、ひとつしかないテメェのタマより主君の命を尊重するのは、我々現代人には少々理解しがたい。
 嫌な言い方をすれば、大石内蔵助の親バカのために、何もそこまで…とは思うし、そこから自分自身の人生を始めればいいじゃないか、とも、正直思う。
 しかし、きっとそうじゃない。主義とか思想とかではなく、おそらく我々が理解しようにもしきれない、「核」のようなモノがあるに違いない。そしてそれは、我々が簡単に否定してはいけない、彼らの根底にあるモノに違いあるまい。
 ゆえに、これは「そういう生き方しか出来なかった男」、「それを受け入れた周囲の人々の物語」と仮定するのがもっとも適切ではないかと、小生は考える。
 あの結末に後味の悪さを感じた人も少なくないと推測するが、少し拡大解釈して「そうまでさせる大石内蔵助という人物とは?」までオトせれば、もしかしたら現代社会にも通じる何かが拾えるかもしれない。


 随分抽象的な表現に終始してしまったが、最後に苦言を少々。
 ラスト前、嫁入りの行列に次々と参列者が集まってくるシーンは、もう少しスムーズにした方がよかった気がする。十数年の苦難がようやく報われる大事な場面だけに、行く道々に現れるより、ある程度まとまって出てきた方が、観ているこちらもカタルシスを感じやすいの思うのだが。
 それから、本作の核心たる部分を、CMで堂々とネタバレしてしまうのは如何なものか。終盤まで引っ張るならともかく、観る前から逐電の理由が分かってしまうと、楽しみが半減する。映画広報関係者は、もう少しその辺のところを理解しつつ、仕事をしていただきたい。



 まあ、新年一発目から何のこっちゃ分からん文章になってしまったが(笑)、そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆☆★★

 上級者(?)向けだね、星3つ!!



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最終更新日  January 6, 2011 10:03:06 PM
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