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テーマ:映画館に行こう!!(373)
カテゴリ:映画レビュー(☆☆☆★★)
![]() 人気マンガ家・西原理恵子の自伝的作品を、小泉今日子×永瀬正敏の元夫婦コンビ主演で映画化。 キョンキョンは、いい脱皮のしかたをしたアイドルの典型だと思う。 10代、20代でタレント歌手業を大成したかと思えば、30を過ぎていつの間にか大作から単館系までこなす、個性派女優へのシフトに成功している。 玉石混淆の芸能界、40過ぎてなおブリブリのアイドル然としたイメージを貫く人、早々と素をさらしてしまう人、はたまた耐え切れずにドロップアウトしてしまう人等さまざまだが、彼女のように臨機応変に、且つしなやかに変化していった例も珍しい。 そこいらのタレントなら致命的になりかねない、「くわえタバコでテレビゲームを興じるプライベート写真」が出回ろうとも、名前に傷がつくどころか、「サバサバしてて、キョンキョンらしいや」の一言で片付けられてしまう辺りが、彼女の類まれなる魅力の所以だと察する。 いいかげん日本映画界は、こういう逸材こそ大事すべきだと断じたい。 ちなみに小生、子供の頃から彼女のファンで、特に「木枯らしに吹かれて」が大好きだったりする(関係ない)。 さておき。 某氏曰く「作家業とは、自分の生き恥を切り売りする商売」であるそうだが、まったくその典型のような作品。どこまでが創作かは存じ上げないが、相当に特殊な経験ではあるものの、あくまで日記の再現であるので、そこから何を汲み取るかはまさしく個々次第といった印象。 あえて個人的な見解を述べるなら、まあ、つまらなくはなかったけど、1クールドラマでやった方がよかったかなーという感じ。 それより小生が気になるのは、本作のコピーであり、西原氏のモットーとされる「泣いてるヒマがあったら、笑おう」の一文。 常に明るく前向きに、悲しんでいる余裕があったら手を動かせという、一見ポジティブな考え方のようであるが、正直、家族が亡くなった時ぐらい、思いっきり泣いてもいいのではないか? 確かに、泣いても一円にもならないのは分かりきっているし、思想は人それぞれなので、否定するつもりは毛頭ない。しかし、かと言って辛いのを堪えて無理に笑う事が正しいとは、どうしても料簡できず、せめて、その時だけは気が済むだけ泣いて、それから笑おう、というべきではないかと思ってしまう。 氏からすれば小生など、大した人生経験も積んでいない若輩者に違いないが、それでも、笑う事は人が人らしくあるための権利とするならば、泣く事怒る事もまた、同じく人としての権利ではないかと考える。それは、小生が極悪非道の妖怪だからか? 例によってまとまりのない感想になってしまったんで、ごまかしを兼ねた一口メモ。 しつこい泥汚れは、いきなり洗濯機に放り込まず、ブラシで泥を軽く落としてから(強くこすると、泥が繊維の中に入ってしまうので注意)、よく泡立てた手洗い石鹸かスクラブ入り洗顔料で揉み洗いすると落ち易くなるよ。 それから色柄物の洋服は、ネットに入れるか、洗剤と一緒に塩を適量入れると、色落ちしにくくなるよ。 Let’s Try!! そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、 ☆☆☆★★ 星3つ!! ![]() 【送料無料】毎日かあさん ![]() 【送料無料】小説毎日かあさん ![]() 【送料無料】毎日かあさん(1) ![]() Bungee Price CD20% OFF 音楽小泉今日子 コイズミキョウコ / K25 ~KOIZUMI KYOKO ALL TIME BEST~ 【CD】 ![]() 頑固な泥や埃汚れを洗い落とす特殊合成洗剤ドロ汚れ用日本製F9624鬼の洗濯(泥汚れ用) よろしければ、ポチッとお願いします。 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 4, 2011 06:44:54 PM
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